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デスティニーガンダム コスト:590 耐久力:720 盾:○ 変形:× 通称 運命 名称 弾数 威力 備考 射撃 ビームライフル 5 105 弾数がかなり少な目。無駄撃ちは避けたいところ。 ((ビーム属性)) ((常時回復)) CS 長射程ビーム砲 - 175 単発赤ビーム。セカインも可能。1発でダウン確定 ((C出し105)) ((ビーム属性)) ((ダウン)) サブ射撃 バルカン砲 60 ??? 頭部から発射する ((実弾属性)) ((使い切るとリロード)) 特殊射撃 フラッシュエッジ2 2 ??? 射程が結構長く、軌道はSIに近くて硬直は長めの模様。 ((ブーメラン)) ((回収するまで再投擲不可)) 通常格闘 アロンダイト - 255 SSのN格っぽい。4段斬り。 前格闘 突進突き - 170 剣を前に構えて突撃する多段HIT攻撃。若干発生が遅いが突撃速度は速く、XHIT以上で強制ダウン。 横格闘 三連撃 - 212 3段まで入る横から切り付け→逆から払い→サマソ 特格派生有り 後格闘 斬り上げ - 190? N格の4段目と同じ。多段HIT 特殊格闘 パルマ・フィオキーナ - 220前後 突進スピードが遅いが格闘ボタン連打で多段ヒットし、最後に投げ飛ばす。見た目はシャイニングフィンガーそのもの。 【更新履歴】 07/20 3 00 本家最新の物に更新 全体的に およそ格闘主力の機体として求められる物(威力 性能 BD速度)はほぼ持っている機体。 その代償としてBRの弾数と射程が短い短所があるが、チャージ時間こそ長いものの、 弾速・威力共に高性能なCSがあるために射撃戦も一応こなせる。 汎用BRと一発ダウンのCSを装備したソードインパルスと言った位置付けであり、BRを警戒させつつ格闘の間合いに入れる。 近づきさえすればその無類の強さは同コスト帯・同じく格闘機体の∞ジャスティスにすら追従を許さない。 ただ、BR弾数の少なさと赤ロックの有効距離の短さにせいで他の590に比べて中距離以上では援護能力がほぼ皆無。 相方に負担が行かないように前線で大立ち回りしつつ、尚且つ敵カットのないタイミングで格闘がどれだけ入れられるかが勝利の鍵。 格闘特化機体とはいえ、BRを撃ちながら格闘を狙っているだけでは、適当に距離をあけられて放置されるだけである。 豊富な武装を余らせずにキチンと使い分けていかなければ高コストとしての働きはできない、玄人向け(主役機なのに…)の機体でもある。 ・・・にも関わらず初心者向け機体と紹介されているところがあるのは、基本的な武装が揃っており、動きも良く、初心者がとかく狙いがちな格闘の性能が良いからであろう。 その意味では初心者でも使いやすいが、機体の限界性能を最大まで引き出すにはかなりの修練が必要ということだ。 BDはストフリより若干速く、インジャとほぼ同等。持続時間は少し短かった。 武装解説 《メイン射撃》ビームライフル 片手持ちだが射角は広いBR。 弾が5発と少なく、無駄に撃つとすぐに無くなるので注意が必要。(5,27~5,37秒/1発くらい) 牽制はバルカンやブーメラン等で代用し、 格闘後の追い討ちも、補正がきつくあまりダメージが期待できないので撃たなくてもいい場面が多い。 節約+相手に弾切れを悟らせないを心がけよう。 弾数が少ないとは言え、相手にとっては十分に警戒対象なので、常にBRで狙っている風を装いつつ格闘の間合いに詰めよう。 《CS》長射程ビーム砲 性能の良いオルトロスといった所。性能に比するが如くチャージ時間も長い。 発生こそ早いものの、格闘のキャンセルでCSをしても近距離の場合相手の格闘が間に合ってしまう場合が多い。 中距離ならフェイントでも使えなくはないが、運命自体の格闘が程よく伸びてしまうのであくまで保険程度に。 撃った直後は空中で静止硬直するために、近距離での乱用は危険だが、一撃で175ダメ+強制ダウンを持って行く性能を使わずに腐らせるのは勿体無い。 CSに限らず、デスティニーは少ないBR弾数のおかげでBR以外の射撃武器…ブーメラン、CS、バルカンをうまく運用しないと本来の性能を発揮し得ないので隙あらば積極的に使おう。 CS使って無様に反撃くらうようならNG。 誘導性は少ないが、弾速と銃口補正は相当良いので緑ロック状態での着地取りに利用できる。 特殊格闘やN格闘は技終了時にロック固定がかかるがロック変更は効くので、見えない状態でCSCすると視界も戻り迎撃も出来る。 ただし格闘硬直終了のタイミングがシビアで、早すぎると格闘を当てた相手への追い討ちになってしまうので注意が必要。 グリーンホーミングが発見されたことにより、緑ロック時でも多少命中率を上げられるので、活用しない手はない。 だが、わざわざ距離を調節して狙いにいく程のものではないので、僚機へのカット、着地取りの時などにCSが溜まっていたら使おう。 《サブ射撃》頭部バルカン 中距離からでも当たりやすく、また威力も結構あるので事あるごとにばら撒いておくと有効。 更にアカツキ(オオワシ装備)同様、12ヒットでよろけてくれる。 バルカンを撃ってから即チャージ なんて事も出来るが、 バルカンを撃った後に射撃ボタンを押しっぱなしにしておくとバルカンを12発出し切ってしまう。 そのため、バルカンを2発撃ったら一度ボタンを離し、すぐチャージを開始するとバルカンの節約になったりする。 《特殊射撃》フラッシュエッジ2 ×2 ビームブーメランを2個同時に投げるが、SIのそれに比べ、小さく見える。 発生が非常に早く、すぐにBDすれば殆ど隙がない。 ブーメランの例に漏れず振り向き撃ち後の隙もとても少ないが、無い訳ではないので近距離で下手に投げればステップ回避&確定格闘が飛んで来るので近距離以上中距離未満での使用がオススメ。 ブメ行き帰り→BRで約110ダメほど。 BR一発で105ダメなのを鑑みれば大した威力は望めないが、BR単品では命中を望めない場合、そもそもBR弾数が少ないのでリロード時間稼ぎに射撃に織り交ぜる、対ビームバリア用、敵に背を向けて逃亡後にBRでは振り向き撃ちの所をブメで代用、 ……など様々な用途がある。特にザコCPUが大量に出て来るステージなどでBRだけではすぐに弾切れを起こしてしまう。 デスティニー使いとしては基本のBRとCSに加え、第三の射撃武器として双璧ならぬ三壁を成す武器なので、使い慣れておくと何かと役に立つ。 射程がブーメランにしては長く、よろけ時間が短いという特性があるため、 戻り当てから格闘を狙う場合、距離が開いていると回避されてしまうので注意。 弾速がとにかく早いのでBRが間に合いそうにない場面でも当たったりする事がある。 1ヒットにつき25D(補正81%)、行き戻りヒットで74D(補正43%) なお、ごく稀にその射程の長さの所為か、忘れた頃位に戻って来て、敵の格闘をカットしてくれる事も。しかし意識して狙うのは難しいので、あくまで小技程度に覚えておこう。 ■格闘 アロンダイト 《通常格闘》 4回斬り付ける。最後の1発は多段ヒット。 誘導も優秀で、ダメージも255と強力だが、攻撃時間が長いのでカットされやすい。 4段目を特格派生可能。3段目ヒット後ワンテンポおいて特格をすれば安定する。 特派生のほうがダメージは高いのでカットの危険性がなければガンガン狙っていこう。 特派生のダメージは約270。 4段目をFECで中断することもできる。 パワー覚醒時約300ダメージ、やはり補正があるようで思ったほど威力は伸びなかった。 また、相手が自分よりも低い位置にいる時に出すと、2段目から繋ぎにくい。 《前格闘》 少し溜めてから剣を構え、敵機に向き直して突進。 発生は若干遅いものの、発生してしまえば強判定、高威力を誇る優秀な格闘。全段当たれば強制ダウン。 抜刀状態では出が大分早くなるので、接近戦でも使えないことはない。 多段ヒット技で、どこからでも射撃キャンセルやCSCが可能。 相手との距離が遠いと、全段入らずに強制ダウンを奪えない。 前格闘の突進スピードはBDを凌ぐスピードなので、これを利用して一気に敵の懐に詰める事も可能(格闘なのでBD消費せず)。 それなりの距離ならライフル1発の硬直ほどあれば確定で近寄れる。 空中の敵に対してはBDを使わずに一気に寄れるので、BDゲージの差を考えると圧倒的にこちらの有利な状況で得意な接近戦に持ち込む事ができる。 読まれるとビーム等が確定になってしまうのでご利用は計画的に。 いきなり近づくため相手によっては格闘を仕掛けてくるのもいるが、近くまで寄って 気づかれた時には硬直はなくステップで避けられるので、そのまま格闘をお見舞いしよう。 覚醒がスピードの場合は溜めがほとんどなく、鬼のようなスピードで突っ込むために距離を一瞬で詰めるなんて事も可能。 振り向き撃ちには注意。 《横格闘》 デスティニーの要となる格闘。 発生、誘導、威力、攻撃時間など、全てにおいて高性能。 斬り→斬り→サマーソルト蹴り上げのコンビネーションで、蹴り上げは1発で2段ヒット。 一段目BRキャンセル で攻め継続。 二段目BRキャンセル なら吹っ飛ばし。 三段目出し切りからのBR追撃 は安定しない。 基本的に出し切りで使うのが強く、3段目後は硬直は無いに等しいのですぐに行動に移ることができる。 またダメージ補正が悪いので、追撃を入れてもダメージは低め。 三段目から特格派生が可能。特格が最後まで入った時の威力は264。 横格→横格→特格 は590の中でも狙いやすい横から繋げられる格闘のダメージとしては最高レベル。 ストフリのN全段BRCが約250ダメなのを顧みればとても強力。 横横特格の弱点は締めの特格の攻撃時間が長い事なので、乱戦時は横を出し切り、カットの心配が無い時のみ特派生しよう。 尚、スピード覚醒時に派生させるとジャンプキャンセルが暴発しやすくなっている。このときは出し切ってしまおう。 《後格闘》 N格4段目と同じモーション。単発技としては威力が非常に高く、約190程のダメージを出せるらしい。 上への誘導は中々だが、前下左右への誘導は控えめ。対空技にどうぞ。 攻撃時間も短く、若干上昇するためカットされにくいが、狙いにくい。 射撃キャンセルが利かなくなってしまったが、火力はN格と横格で十分補える。 スピード覚醒時に使うと隙が無いためかなり当てやすい、ダメージが大きいので積極的に狙っていくといいかもしれない。 またパワー時に当てると一瞬にして300近くを削り取るので、覚醒抜けしようとした時には既に手遅れな事も多い、確定場面では狙っていくと攻めの幅が広がるだろう。 また上への移動も大きいので、外すと大抵は格闘で拾いに来るが、CSCを絡めると無印デュエルASの特格シヴァのように使うこともできる。 CSのダメージが大きいのでこれも行動の選択肢に入れるといいだろう。 《特殊格闘》パルマ・フィオキーナ 単発で狙うのは難しい。格闘コンボの締めに。ただ発生自体は遅くはない。 ヒットすると止まって追撃するのでカットされやすい。 格闘ボタンを連打するとHIT数が増加しダメージが上昇する。 抜刀モーションがなく誘導もまあまあだが、突進スピードが遅い。 コンボ用と割り切ってしまって構わない。 ただ高機動を生かして一気に懐に入り放ってみると案外あたる。 特1段目直後にCSCは確定であることが判明した。 ちなみにパワー覚醒している相手とデストロイは仰け反らないためか掴んでくれない。 真後ろを向いているとUターンしながら相手の方向へ進むので、敵のBRを回避しながら掴むなんて使い方も出来る。 ただあまり伸びないので過信は禁物。 他の使い方としては誘導が結構あるのでCSを当てるための軸合わせ等に有効。 基本戦術 非覚醒コンボ・基本的にパワー時も可能 横→横→特(約260)特HIT後のボタン連打無しで194 ちなみに特の後にチャージを入れることもできる。 N→N→N→特(約270)敵が落下後に特、速いと当たらない N→N→N→N→CS(257)出し切り直前くらいにCSC。 覚醒 ☆ラッシュ 単純に弾数が少ないのを補える。 全ての覚醒に言えることだが、BRの弾補充用に50%で発動するのは、案外得策。 覚醒コンボは以前ほど重要ではない。 N→N→横→前 ☆スピード 格闘はモーションがさらに速くなる。 前格は溜めがほとんどなくなり、突進スピードはさらに速くなって頼もしい。 前格で敵を追い回すなんて事も出来る。 格闘性能の良い運命なら格闘での追い込みもいける。 横→JC→後ダメージそこそこコンボ時間短め、覚醒MAXで使用した場合うまくいけば3回叩き込める。 横→ステップ→横→ステップ→横→ステップ→横ダメージそこそこコンボ時間若干長め。左右にステップしながら当てると大変カッコイイ。 ☆パワー 全格闘のダメージが300オーバーするロマンある覚醒、CSも300近い威力になる。 向いてるかどうかはさておき、一番運命に似合う覚醒だ。 使い道としては相手の復帰際に一発ぶちかます、スーパーアーマーを利用して無理矢理ぶちかますなどがある。 しかしラッシュ・スピードと比べてチャンスが減るなどデメリットも大きく、うまくやらないと効果を発揮できない。 強制ダウン攻撃を喰らったり、逃げられる事が弱点なので、状況を良く見て使うようにしよう。 パワー中は攻めの前格、迎撃の後格と使い分けがオススメ。 二つとも直撃で300以上のダメを稼げる。 攻める場合は前格。誘導と踏み込みに優れる前格は300以上のダメージを与えられる上に全体の動作が非常に短いので、パワー同士でカチ合ってもごく一部を除き、敵が格闘を出し切る前に強制ダウンに持ち込める。 ゼロ距離で攻める場合、または敵パワー格闘に先制命中を許してしまった場合は後格を使おう。 前格に比べて誘導・踏み込みは皆無だが、前格と違って溜め動作ゼロのいきなり斬り上げ攻撃は先制命中を許しても一気に逆転状態に持ち込める。 強判定の前格だが、警戒すべき事もある。 それはパワー覚醒∞ジャスティスの前格、デスティニーの前格と同じく一回入力で強制ダウンするまで多段HITするセイバーやドムの前格である。 前者は単発で300近く持って行く為に先制命中されて対応が遅れると二発目を許しかねなく、後者も先制命中を許すと最悪こちらがダウンに持ち込まれかねない。 が、二つとも正面からかち合えばこちらも300ダメを貰ってしまうものの敵前格終了と同時にこちらの前格全段強制ダウンが同時に入ってダウンに持ち込めて覚醒時間を削れる。 この時にCS保険を掛けておくのが良い。 前格を外して攻撃を喰らっても、CSC補正が切れてから撃てば(ここでも動作の短さが役立つ)一撃強制ダウンでこちらも300近いダメージを奪える。 一落ちする前に意味がなくても50%覚醒をしたほうが良い。 100%覚醒の場合、覚醒時間が長すぎる上、機動性がすこぶる悪くなるのでリスクが相当高い。 一落ちする前にパワー覚醒し、格闘等を当ててリードを広げてから落ちるのがオススメ。 僚機考察 ダウンを取ってもらえば楽なのは言わずもがな、BRでのカットでも良いし、 運命を狙う敵の隙を僚機が、僚機を狙う敵の隙を運命が、とゴリ押し戦法でもいい。 よって重要なのは足並みを揃える事であり、どれが向いていてどれが向いていない といった事情は他の590機体に比べて少なく思える。 とにかく元気な運命をほっぽって一人で沈む事が無いような戦い方が求められる。 故に、距離を離しつつ嫌らしい距離で戦える高機動が一般的に良いとされているが、工夫次第で他の機体でもどうとでもなる。 でもまあとりあえずお奨めってどれよ?なアナタは↓を参考にすれば良い。 コスト280自軍コストを効率よく使え、様々な状況に対処できる一番相性のいいコスト帯である。 バクゥ 援護能力だけなら、280帯において右に出るものはいない。デスティニーとの相性も最高。 戦場を縦横無尽に駆け抜け、援護、カット、片追い、引き離し何でも楽にこなせる便利屋。 ミサイルポッドのほうがデスティニーの格闘を生かす場面を作りやすい。 欠点は使う人が少ないこと。見つけたら迷わず入ろう。 逆に、デスティニーを使っている人がいたら自分がバクゥで入ってあげよう。きっと喜ばれるはずだ。 ゲイツR、ジンHM2型 前者はバランス型に相当する機体だが、こちらも格闘寄りの機体。相性はあまりよくない。 後者は言わずもがなである。 だが、分散戦法を取れるのなら非常に強力なチームになるだろう。 ウィンダム(ジェットストライカー) こちらもバランス型の機体。だが性能のいいミサイルを装備している為、援護も可能。 安定した戦いを臨めるだろう。前に出るよりは、中距離を保って敵がどちらを狙えばいいのか定めさせないように。 ウィンダム(ミサイル) 自分が囮になり、核を撃ち込んでもらおう。 ネタ機体と思われがちだが、実はかなり相性のいい機体である。 安定するかどうかは腕と今後の展開次第。 コスト270実は280帯より相性のいい機体が多かったりする。コストは若干無駄になるが、組む価値はある。 アッシュ 驚異のステップでの回避性能、性能のいい援護武器が数多く揃っている。 格闘もなかなかの性能を誇り、相性は非常にいい。 同じ援護機体のバビよりも安定するだろう。 バビ 援護能力ならコスト270帯一。変形も備え、回避性能もいい。 だが格闘を持たず、耐久力も低いため臨機応変に立ち回るのは難しい。 ディン 前作からお馴染みの地味に強力な機体。 高い誘導性を誇るミサイル、迎撃にはもってこいのショットガンで、回避性能、援護能力ともになかなか。 高速だが息切れの早いデスティニーと、鈍足だが長いブーストを持つディンで高機動戦闘をかけると面白い。 長距離強行偵察型ジン スナイパーライフルの驚異的な連射性能は健在。 ダウンを奪う能力が高い為、デスティニーに最も有利な1on1の状況を簡単に展開してくれるだろう。 ただし機動性はあまり高くないので、着かず離れずの位置を保つようにすること。 ダガーL3種 Jダガーと組むくらいならJダムと組もう。 一方、Cダガー、Dダガーとの相性はとてもいい。 両機ともダウン性能のある武器を持っているので、1on2の状況を作り出してくれる。 更に、スタン性能のクナイもあるので、格闘へのお供にもなってくれる。 コスト2002落ち可能だが、デスティニーとは馬の合わない機体が多い。何せ助けることが難しい。 ガズウート コスト200帯一の援護能力で、格闘を入れる道を切り開いてくれるだろう。 耐久が低く、死に易いのはご愛嬌だが、お得意の無限浮遊で時間を稼いでもいい。 ジンオーカー 格闘向けの機体ゆえ、相性はあまりよくない。だが1on1での戦闘なら一部の280より上。 マシンガンでのけん制やワンチャンスの格闘など、オーカー側の腕を要求される組み合わせだ。 グーン 我らがアイドル、グーンたん。 コスト200帯でのバランス型に相当する。 CSやサブ射での援護、性能のいい前格や特格で攻めることもでき、相性はなかなかだ。 vs.デスティニー対策 とにかく冷静に立ち回ろう。勿論、デスティニーの間合いである近距離に入ったらダメ。 デスティニーの格闘は全体的にモーションが大きく見切りやすいため、横格以外なら比較的回避しやすい。 ただし、それを見越してCSを溜めている可能性もある。 特に前格や横格からCSCをするパターンが多いので注意。ダメージ自体はBRに毛が生えた程度。 仕様の関係上セカインをする可能性は低いので、BRには素直に横格闘などを合わせていくとよい。 常に中距離を保っていられるのが理想だ。 ゆえに、対デスティニーのお勧め機体はフォースやルージュなどのバランス機。 ブラストやルナザクは万が一懐に入られると死ねる。 腕に自信がないなら、ソードインパルスやグフを使って格闘でぶつかり合おうなんて思わないこと。 一度張り付かれると距離をとるのは容易ではないので、ダウン属性の攻撃が少ない機体は特に注意したい。 苦手機体とその対策 ブースト時間が長く射撃性能も良いストライクフリーダム+ウィンダム(ジェット)あたりは要注意。 ブースト速度ではこちらが上でも、着地取りで負ける可能性が高いためだ。 こうなると意地でも格闘を狙いたくなるが、これで外すと相手の思うツボなのでBRを中心にして応戦しよう。 また、ディスティニー自体はよくても低コストが敵機体が苦手で狙われる危険性がある。 このとき状況を読み間違えると、ディスティニー自体が放置されかねない。 特に高機動機2機に低コストが追われると、ディスティニーは対処が難しくなる。 590全てに言える事だが、自分と戦っている敵より、相方を狙う機体を最優先でカットに入ること。 外部リンク コメント
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編集の前に参戦作品ページでガイドラインを読んでから編集してください。ガイドライン違反の内容は削除対象となります。 パイロットデータ 機体データ 概要 ストーリー 登場人物シン・アスカ キラ・ヤマト アスラン・ザラ 登場機体デスティニーガンダム ストライクフリーダムガンダム インフィニットジャスティスガンダム 補足 過去参戦作品 概要 前作『機動戦士ガンダムSEED』での終盤の舞台となった戦い、第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦から2年後の世界が舞台である。 主人公を新たに軍人の少年シン・アスカとし、前作の民間人であった主人公キラ・ヤマトとは違う新たな視点の物語として開始されている。 宇宙世紀系以外の作品の続編がTVシリーズとして制作されたのは本作が初である。また、ガンダムシリーズのTVシリーズとしては最後の非ハイビジョン対応作品にあたり、最後のVHSビデオ版リリース作品でもある。 本作ではAパートのみアイキャッチがなく、番組ロゴが表示されるのみ。 本作のザフト軍のモビルスーツには、宇宙世紀シリーズで登場したジオン公国のザクやグフをオマージュしたものが登場する。 ストーリー コズミック・イラ(C.E.)71年6月15日、大西洋連邦とオーブ連合首長国によるオノゴロ島の攻防戦の中、シン・アスカはたった1発の砲弾で家族を失った。妹マユが落とした携帯電話を握り締め、シンは自らの非力さに絶望する。 その後、地球連合軍とザフト軍による大戦は、第二次ヤキン・ドゥーエ宙域戦、ユニウス条約の締結を経て、一応の停止を見た。しかし、争いの火種は消えることはなかった。 一年にも及ぶ戦争を停戦へと導いた英雄キラはその後MS(モビルスーツ)を降り、共に戦い抜いたマリューとバルトフェルド、恋人のラクスと孤児たちと共に、オーブの僻地で静かな生活を送っていた。同じく、停戦に貢献した元ザフト軍人のアスランはアレックスと名を変え、オーブ首相となったカガリのパートナーとして公私をサポートしていた。 停戦から2年後、C.E.73年10月2日。プラント最高評議会議長ギルバート・デュランダルとの非公式会談のため、新造艦ミネルバの進水式の準備が進むL4 アーモリーワンを訪れたカガリとアスラン。だがその最中、ザフト軍が開発した新型MSカオス、ガイア、アビスが何者かに強奪され、周囲は混乱に陥る。これを阻止すべく、ミネルバからも新型機インパルスが出撃。そのパイロットは、プラントに渡りザフト軍に入隊したシンであった。アスランは近くに放置されていたザクウォーリアに乗り、カガリを守ろうと3機のガンダムと戦うも、ザクが大破し、そのままミネルバに避難する。 新型機を強奪した謎の部隊を追い、カガリとアスランを伴ったままミネルバは出撃する。だがそんな中、安定軌道にあったはずのユニウスセブンが地球に落下し始めたという知らせが入る。それは、ナチュラルへの憎しみを募らせ続けるザフト脱走兵達の仕組んだものだった。しかも、この事件を利用しようと暗躍する者達も動き始め、世界は再び混乱と戦火に包まれるのだった。 登場人物 シン・アスカ キラ・ヤマト アスラン・ザラ 登場機体 デスティニーガンダム ストライクフリーダムガンダム インフィニットジャスティスガンダム 補足 過去参戦作品 スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd スーパーロボット大戦K スパロボ学園 スーパーロボット大戦L スーパーロボット大戦Z 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇 スーパーロボット大戦UX
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登録日:2012/02/14 Tue 20 44 59 更新日:2024/02/21 Wed 00 24 12NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 4コマ 4コマ漫画 As'まりあ SDキャラ SEED_DESTINY でぶきら ガンダム ガンダムSEED ガンダムエース ガンダム漫画リンク ギャグ ユルい 愛すべきバカ達 敵も味方も変な奴 月刊ニュータイプ 漫画 『機動戦士ガンダムSEED』および『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』を原作にした4コマ漫画。 内容はかなりユル~いギャグで、四季の行事やガンプラ工場見学、宝探しなどをネタにしている。 中には本編のパロディやマニアックなネタもあり、読んでいて思わずニヤリとする箇所も。 登場人物は全員2等身のSDキャラで、名前は(一部を除いて)ひらがな表記。 学園モノの要素もあり、作中に登場した戦艦を「学校」としている。 月刊ニュータイプで2004年から2007年にかけて連載され、単行本は『無印』『~ですてぃにー』『~えたーなる』の全3巻。 「ですてぃにー」から『SEED DESTINY』の面子が登場する。 後にガンダムエースに移籍して『~えーす』のタイトルでも連載された。こちらの単行本は全1巻。 漫画はデジモンのX抗体でもお馴染みのAs'まりあ。 後に『コードギアス』の4コマ『ちびギアス 4コマのるるーしゅ』シリーズを連載することになる。 【主な登場人物】 きら・やまと アークエンジェル学園→聖ミネルバ学園→私立エターナル学院所属。 実は太りやすく、時折「でぶきら」になることも(らくすの特製ドリンクで元に戻るらしい)。 当初はボケツッコミを一人でこなしていたが、『~ですてぃにー』以降は天然キャラになった。 「このォォクソ兄貴があァ!!」 あすらん・ざら きらの幼馴染。とりぃやはろを作った人。 きらやかがりに振り回され、女難に悩む日々を送っている。 ニュータイプでは付録として、あすらんの顔をテーマにした福笑いこと「あすわらい」が付いてきたことも。 「ヅラじゃないッ!地毛だーッ!」 らくす・くらいん 私立エターナル学院の院長。 きらのガールフレンドで、はろをたくさん持っている。 マイペースかつ天然で、本編よりも腹黒い。 「選ぶのはあなたですわ♡」 かがり・ゆら・あすは あすらんのガールフレンド?で、趣味は筋トレ。 味音痴でキャベツにチリソースをかける程。 あすらんが女難に遭っても特に気にしない様子。 「いーや!!断じてチリソースだ!!」 しん・あすか 聖ミネルバ学園所属。 作中一のツッコミ担当で、ことあるごとに「あんたってひとは――!」とキレる。 本編よりもシスコン度がパワーアップしている。 「主役はオレだー!」 すてら・るーしぇ 我丁留塾の生徒。 かなりの野生児で、誰これ構わず噛み付く。 どらすてら。 「ゴハン――!!」 いざーく・じゅーる 学級生徒会長。仲間想いなツンデレ。 何だかんだででぃあっかの面倒を見ている。 「必殺!!シャアアアィニングゥゥ」 でぃあっか・えるすまん いざーくの親友。 初期はみりありあと恋仲だったようだが、フラれたらしい。 「うわあぁぁんんっ、みりぃぃぃ」 みーあ・きゃんべる 「あたしはらくす・くらいんよ!」と主張しているが、偽者であることはバレバレ。 本物より胸がデカい。 「この曲はもっとアップテンポなのよ!!」 ざふと仮面 『~ですてぃにー』から登場した仮面を被った謎の人物。 一体何者なのか? 「ざふと仮面参上!!」 リョウコ 聖ミネルバ学園放送部部員。 突撃レポートとイケメンが好き。 「めげずに次いきまーす」 タカハシ リョウコの相棒。 あすらん様大好きだが、脳内で美化しまくっている。 「いゃったぁぁぁこれであすらんと私は夫婦よ!!!」 かずい・ばすかーく 自己紹介の際に遅刻しては忘れられる人。『~えたーなる』最終話ではオチを飾った。 「ま…また出演できなかった…」 ここだな!追記・修正ができるお宝があるWikiは!! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ぶっちゃけ本編の数倍おもしろ…いや何でもない -- 名無しさん (2013-10-15 18 45 58) アストレイ系列とスターゲイザーのキャラは出てたっけ? -- 名無しさん (2013-10-15 19 22 02) ↑ちょこっとだけ出ていた気がする -- 名無しさん (2013-10-15 20 15 11) 一応、この世界観の面々もMSは操縦できるんだよな。多分ロクなことに使った試しがないが。 -- 名無しさん (2014-10-27 09 46 17) 「大変だ!先月号にシンを出すのを忘れてた!」「あんたってひとは――!」ネタが笑えた -- 名無しさん (2014-10-27 19 36 38) 風花・アジャーや叢雲劾といったアストレイ無印およびセトナやジェスなどデステニーアストレイのキャラは出てなかった。 -- eba (2015-07-17 23 53 18) ↑3 遅刻 -- 名無しさん (2016-03-22 11 11 27) ↑4ミスった・・・。遅刻しそうなきらがフリーダムに乗って登校し、しんが遅刻する羽目に・・・。 -- 名無しさん (2016-03-22 11 12 35) ほぼタネキャラ劇場のコミカライズと言ってもいいような(向こうはまだ原作を尊重してたがw) -- 名無しさん (2016-11-20 21 46 04) タネキャラ劇場よりこっちが先でしょ -- 名無しさん (2019-02-03 11 50 10) SEED FREEDOMのパンフレットにも新作「帰ってきたSEED4コマふり~だむ」が掲載されている -- 名無しさん (2024-02-21 00 24 12) 名前 コメント
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ZGMF-X20A ZGMF-X42S ストライクフリーダムガンダム デスティニーガンダム [部分編集] ベストセレクション第3弾 UNIT B3C/U WT191S 6-白4 1枚制限 戦闘配備 高機動 [1]:改装[フリーダム系/デスティニー系] (>起動):「PS装甲」または「特徴:PS装甲」を持つ自軍ユニットが場に出た場合、カード2枚を引く。 (戦闘フェイズ)[1]:自軍手札2枚を選んで廃棄する。その場合、このカードと交戦中の敵軍ユニット1枚を破壊する。 フリーダム系 デスティニー系 MS PS装甲 専用「キラ・ヤマト/シン・アスカ」 白-S 宇宙 地球 [6][2][6] B3にて、旧GWの「コンビ」を彷彿とさせるコンビユニットカードの内の1枚。第1テキストは、「PS装甲」か「特徴:PS装甲」を持つ自軍ユニットが場に出た時に、カードを2枚引ける。第2テキストは、自軍手札2枚の廃棄と引換に、自身と交戦中の敵軍ユニット1枚を破壊できる。 イラスト違いの「コレクタブルレア」が存在する。通常版はKonomuSekiyama、イラスト違いはTakumikousakaである。余談だが、コレクタブルレア版のイラストは、「~SEED DESTINY」3クール目のオープニングアニメーションのラストカットを彷彿とさせる。公式サイトでのコレクタブルレア版のイラストレーターはKonomuSekiyamaとなっているが、実際のカードの方にはTakumikousakaと書かれており、公式サイトのミスである。 「PS装甲」を持つユニット一覧(11現在) エールストライクガンダム《01/SP》 ランチャーストライクガンダム《01 B1》 ソードストライクガンダム《01》 ストライクガンダム《01》 デュエルガンダム《01》 バスターガンダム《01》 デュエルガンダム(アサルトシュラウド) フリーダムガンダム《EX01/SP》 イージスガンダム《02》 ブリッツガンダム《02》 ストライクルージュ フリーダムガンダム(フルバースト) ジャスティスガンダム《EX03/B2》 カラミティガンダム フォビドゥンガンダム レイダーガンダム プロヴィデンスガンダム《EX04 b2》 フォースインパルスガンダム《05》 ソードインパルスガンダム《05》 ブラストインパルスガンダム《05》 デスティニーガンダム《05 B3》 フリーダムガンダム(ミーティア) エールストライクガンダム(ムウ機) ガイアガンダム アビスガンダム カオスガンダム ジャスティスガンダム(ミーティア) セイバーガンダム ガイアガンダム(MA形態) デスティニーインパルスガンダム ストライクフリーダムガンダム《06 B3》 デストロイガンダム ガイアガンダム(バルトフェルド機) インフィニットジャスティスガンダム《EX06 B3》 デスティニーガンダム(パルマ・フィオキーナ) フォースインパルスガンダム(ルナマリア機) ストライクルージュI.W.S.P. ストライクノワール ブルデュエル ヴェルデバスター フリーダムガンダム(ハイマットモード)《B2》 ストライクフリーダムガンダム(ミーティア) インフィニットジャスティスガンダム(ミーティア) レジェンドガンダム パーフェクトストライクガンダム ソードカラミティ インパルスガンダム《SP》 デストロイガンダム(MA形態) 「特徴:PS装甲」を持つユニット一覧(12現在) フォースインパルスガンダム《B3》 ソードインパルスガンダム《B3》 ブラストインパルスガンダム《B3》 ストライクガンダム《11》 イージスガンダム《11》 ブリッツガンダム《11》 デュエルガンダム《11》 バスターガンダム《11》 フリーダムガンダム《11》 ジャスティスガンダム《11》 ストライクガンダム&イージスガンダム フリーダムガンダム&ジャスティスガンダム フォースインパルスガンダム(エクスカリバー) デスティニーガンダム《12》 インフィニットジャスティスガンダム《12》 ストライクフリーダムガンダム《12》 ストライクフリーダムガンダム(ハイマットモード) プロヴィデンスガンダム《SP》 パーフェクトストライクガンダム フリーダムガンダム(ハイマットモード)《SP》 コンビユニットカード一覧 ユニコーンガンダム&シナンジュ ザクII改&ガンダムNT-1 アレックス ガンダム試作1号機フルバーニアン&ガンダム試作2号機サイサリス Vガンダム&コンティオ ゴッドガンダム&マスターガンダム ストライクフリーダムガンダム デスティニーガンダム ビルドストライクガンダム&ザクアメイジング
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ユニットデータ 機体名称 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 交換ポイント インパルスガンダム(MS) 41200 705 M 13740 300 28 26 27 7 B - B - C 79947 インパルスガンダム(分離) 29 9 A B - - 81921 フォースインパルスガンダム 30 8 B B C 82908 ブラストインパルスガンダム 26 7 - B 78960 ソードインパルスガンダム 27 - 79947 セイバーガンダム(MS) 46100 705 M 13860 375 26 29 29 7 B B B - C 89712 セイバーガンダム(MA) 9 A A - - ザクウォーリア 30700 600 M 12620 158 23 23 23 7 B - B - C 54441 ブレイズザクウォーリア 専用機 25 56019 ルナマリア専用ガナーザクウォーリア 27 23 57597 ライブザクウォーリア 23 54441 ザクファントム 31800 600 M 12620 173 24 23 24 7 B - B - C 57084 レイ専用ブレイズザクファントム 専用機 29 24 27 64320 イザーク専用スラッシュザクファントム 生産不可 30 25 63516 ディアッカ専用ブレイズザクファントム 24 62712 グフイグナイテッド 34200 630 M 13180 180 26 25 26 7 B B A - C 64603 イザーク専用グフイグナイテッド 生産不可 31 68798 デスティニーガンダム 83500 960 M 17260 450 31 31 31 8 B B B - D 122109 デスティニーガンダム(最大稼動) 生産不可 レジェンドガンダム 83500 960 L 17260 450 32 30 29 8 B B B - - 119483 ガズウート 14400 330 M 10150 150 19 16 16 7 B - A - C 33532.5 ゲイツR 28100 630 M 12720 158 23 23 22 7 B - B - C 53992 ジンハイマニューバ2型 21600 435 M 10200 128 21 18 22 8 A - B - C 38918 カオスガンダム(MS) 46400 660 M 13700 300 27 26 27 7 B B B - C 78800 カオスガンダム(MA) 29 8 A - 80770 アビスガンダム(MS) 43500 660 M 13700 300 26 27 26 7 B - B - C 77815 アビスガンダム(MA) 28 8 - A 79785 ガイアガンダム(MS) 43500 660 M 13700 300 28 25 28 8 B - B - C 79785 ガイアガンダム(MA) 30 9 A B 81755 バルトフェルド専用ガイアガンダム(MS) 専用機 33 26 28 7 B - 85695 バルトフェルド専用ガイアガンダム(MA) 30 8 A B 87665 ダガーL 18100 480 M 9510 135 19 18 20 6 B - B - C 34798.5 ダガーL(ドッペルホルン) 19 5 34188 ダガーL(ジェットストライカー) 22 7 A C - 36019.5 ダークダガーL 18100 480 M 9510 135 19 18 20 6 B - B - C 34798.5 ダークダガーL(ドッペルホルン) 19 5 34188 ダークダガーL(ジェットストライカー) 22 7 A C - 36019.5 ウィンダム 30800 510 M 12400 150 23 23 23 6 B - B - C 53130 ウィンダム(ジェットストライカー) 25 7 A C - 54670 ネオ専用ウィンダム 専用機 13720 28 63536 エグザス 28000 255 M 12820 165 28 21 24 9 A - - - - 58838 ザムザザー 59400 810 3L 13720 210 31 28 20 6 B B - - - 70784 ゲルズゲー 68200 810 2L 13900 210 33 28 22 8 B B B - - 75115 ゲルズゲー(イベント) 生産不可 810 3L 13900 210 33 28 22 8 B B B - - 75115 デストロイガンダム(MS) 154800 999 3L 27360 360 39 31 13 5 B - B B - 143424 デストロイガンダム(MA) 15 6 146880 デストロイガンダム(イベント・MS) 生産不可 999 3L 27360 360 33 31 13 5 B - B B - 133056 デストロイガンダム(イベント・MA) 15 6 136512 M1アストレイ(シュライク) 20100 495 M 10960 105 18 18 23 8 B B B - C 38527 ムラサメ(MS) 21900 500 M 12470 150 21 20 24 7 B B B - C 50277.5 ムラサメ(MA) 26 8 A A - - 51824.5 バルトフェルド専用ムラサメ(MS) 専用機 13150 26 24 7 B B B C 56525 バルトフェルド専用ムラサメ(MA) 26 8 A A - - 58140 アカツキ(オオワシ) 72300 660 M 14620 300 32 28 29 9 C A B - C 91759 アカツキ(シラヌイ) 27 7 A - 90728 ドムトルーパー 35700 630 M 13430 158 27 26 26 8 B - B B C 65530.5 ストライクフリーダムガンダム 84400 960 L 17340 450 30 32 32 8 B B B - D 123798 ストライクフリーダムガンダム(ミーティア) 105500 999 4L 24000 480 33 33 20 9 A - - - - 144480 インフィニットジャスティスガンダム 83500 960 L 17340 450 32 30 32 8 B B B - D 123798 インフィニットジャスティスガンダム(ミーティア) 105500 999 4L 24000 480 33 33 20 9 A - - - - 144480 メテオブレイカー 生産不可 850 3L 20000 30 0 22 10 0 A - A - - 32960 ローエングリン 生産不可 850 4L 18000 360 10 20 10 0 - - A - - 50400
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ZGMF-X56S/θ デスティニーインパルスガンダム [部分編集] エキスパンション第5弾 UNIT 05C/U WT103R 5-白3 【PS装甲】 高機動 [1]:ゲイン [0]:改装[インパルス系] (戦闘フェイズ)[1]:このカードが戦闘エリアにいる場合、自軍ジャンクヤードにある、「PS装甲」を持つユニット1枚を持ち主の本国の下に移す。その場合、自軍手札にある「特徴:インパルス系」を持つユニット1枚を選んで、このカードの部隊の任意の順番に、リロール状態で出す。 インパルス系 MS 白-S 宇宙 地球 [5][2][5] フォース、ソード、ブラストの3機の特性を融合させたシルエット「デスティニーシルエット」を装備したインパルスガンダム。 自軍ジャンクヤードにあるPS装甲持ちユニットを代償に、手札から同系機を同じ部隊に組み込む事ができる。 このカード自身が高機動を所持しているので、防御ステップの規定の効果を過ぎて相手の部隊の動向を見た後に宣言すると効率が良い。 交戦を回避しつつ部隊戦闘力の底上げを図ったり、当該機の破壊・ダメージ効果を使う為に呼び出したりと、手札こそ必要だが様々な局面に対応できる。 呼び出したユニットもPS装甲持ちである事が多い為、展開力増強として扱うのであれば供給やデスティニーガンダム等の補助が欲しい所。 同系機の中で唯一[白3]とコストが高め。効果を使う事を考慮すると、最短でプレイしたターンに呼び出したユニットの効果が宣言できなくなってしまう。 デスティニーガンダム&シン等のコストを軽減できる効果や改装を活かしたい。 「特徴:インパルス系」を持つユニット一覧(B3現在)。 フォースインパルスガンダム ソードインパルスガンダム ブラストインパルスガンダム デスティニーインパルスガンダム フォースインパルスガンダム(ルナマリア機) インパルスガンダム コアスプレンダー
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機動戦士ガンダムSEEDバクゥ(レールガン装備) バクゥ(ミサイルポッド装備) 機動戦士ガンダムSEED DESTINYデストロイガンダム ウィンダム(ジェットストライカー装備ネオ機) アガメムノン級 ザムザザー ゲルズゲー ウィンダム(核ミサイル装備) ダガーL(ドッペルホルン装備) ウィンダム(ジェットストライカー装備) ダガーL(ジェットストライカー装備) ウィンダム ダガーL ミネルバ ブレイズザクファントム(レイ機) ガナーザクウォーリア(ルナマリア機) ナスカ級 グフイグナイテッド バビ(MA) ザクウォーリア ゲイツR デスティニーガンダム フォースインパルスガンダム グフイグナイテッド(イザーク機) ブレイズザクファントム(ディアッカ機) グフイグナイテッド(ハイネ機) レジェンドガンダム 機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STAR GAZER-ナナバルク ヴェルデバスターガンダム ブルデュエルガンダム スローターダガー ケルベロスバクゥハウンド ストライクノワール 機動戦士ガンダムSEED バクゥ(レールガン装備) 機体能力値 ステータス HP 4000 EN 120 照準値 135 運動性 105 装甲値 1100 資金 1000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 - - - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸S 海C 宇- 機体サイズ M 特殊能力 - 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 2連装ビームサーベル 格闘 PC 2400 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - 2連装レールガン 射撃 3000 1~6 6 - - +0 +0 空A陸A海A宇A - 備考 バクゥ(ミサイルポッド装備) 機体能力値 ステータス HP 4000 EN 120 照準値 135 運動性 105 装甲値 1100 資金 1000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 - - - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸S 海C 宇- 機体サイズ M 特殊能力 - 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 2連装ビームサーベル 格闘 PC 2400 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - 13連装ミサイルポッド 射撃 3000 1~5 6 - - +20 +10 空A陸A海B宇A - 備考 機動戦士ガンダムSEED DESTINY デストロイガンダム 機体能力値 ステータス HP 20000(→20600→21200) EN 250(→270→290) 照準値 145(→155→165) 運動性 70(→80→90) 装甲値 1400(→1550→1700) 資金 8000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 - - - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 ○ - - - - 機体性能 移動力 4 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ L 特殊能力 陽電子リフレクター 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 シュトゥルムファウスト 射撃 P 2600(→2800→2900→3050) 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ネフェルテム 射撃 BM 2600(→2800→2900→3050) 1~6 - 50 130 +0 -10 空A陸A海-宇A - スーパースキュラ 射撃 B 3600(→3800→3900→4050) 2~7 - 30 - +10 +0 空A陸A海-宇A - アウフプラールドライツェーン 射撃 B 4000(→4200→4300→4450) 3~8 - 30 - +10 +0 空A陸A海-宇A - 備考第19-2話から機体能力、武器性能がパワーアップ 第31C-2話から機体能力、武器性能が更にパワーアップ 最終話で武器性能が更に更にパワーアップ ウィンダム(ジェットストライカー装備ネオ機) 機体能力値 ステータス HP 9800 EN 140 照準値 150 運動性 120 装甲値 1300 資金 7000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 7 移動タイプ 空陸- 地形適応 空S 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ミサイル斉射 射撃 2400 2~5 6 - - +20 +10 空A陸A海B宇A - ビームライフル 射撃 PBC 2600 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビームサーベル 格闘 PC 2800 1 - - - +30 +30 空A陸A海B宇A - 備考 アガメムノン級 機体能力値 ステータス HP 21300(→21600) EN 210(→220) 照準値 145(→150) 運動性 65(→70) 装甲値 1325(→1400) 資金 5000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 - - - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ 空-- 地形適応 空A 陸- 海- 宇S 機体サイズ 2L 特殊能力 - 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 イーゲルシュテルン 射撃 PCS 2100(→2200) 1~3 20 - - +30 -20 空A陸A海A宇A 照準値ダウンL2 大型ミサイル 射撃 2500(→2600) 2~6 10 - - +20 +10 空A陸A海B宇A - ゴットフリート 射撃 3100(→3200) 2~7 8 - - +0 +0 空A陸A海A宇A - 備考第19-2話から機体能力、武器性能がパワーアップ ザムザザー 機体能力値 ステータス HP 10300(→10600→11200) EN 250(→260→280) 照準値 145(→150→160) 運動性 95(→100→110) 装甲値 1425(→1500→1650) 資金 3500 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 - - - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 ○ - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ 空陸- 地形適応 空A 陸C 海C 宇A 機体サイズ L 特殊能力 陽電子リフレクター 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 複列位相エネルギー砲 射撃 BM 2600(→2800→2950) 1~7 - 50 130 +0 -10 空A陸A海-宇A - 単装砲 射撃 2900(→3100→3250) 2~6 8 - - +0 +0 空A陸A海A宇A - 複列位相エネルギー砲 射撃 B 3600(→3800→3950) 3~7 - 30 - +10 +0 空A陸A海-宇A - 超振動クラッシャー 格闘 P 3700(→3900→4050) 1 - 30 - +30 +30 空A陸A海B宇A - 備考初登場の第18A話の段階で機体能力のみがパワーアップした機体が出てくる。 記載の基本値は第19-1話での数値 第30C話から機体能力、武器性能が更にパワーアップ 第32-2話から武器性能のみが更に更にパワーアップ ゲルズゲー 機体能力値 ステータス HP 8600(→9200) EN 250(→270) 照準値 150(→160) 運動性 90(→100) 装甲値 1450(→1600) 資金 3000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 - ○ - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 ○ - - - - 機体性能 移動力 5 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 陽電子リフレクター 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビームライフル 射撃 PBC 2600(→2800→2950) 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビーム砲 射撃 B 3500(→3700→3850) 3~7 - 20 - +10 +0 空A陸A海-宇A - 備考第30C話から機体能力、武器性能がパワーアップ 第32-2話から武器性能が更にパワーアップ ウィンダム(核ミサイル装備) 機体能力値 ステータス HP 5500(→6100) EN 170(→190) 照準値 145(→155) 運動性 115(→125) 装甲値 1400(→1550) 資金 1300 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 5 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビームライフル 射撃 PBC 2600(→2850) 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビームサーベル 格闘 PC 2800(→3050) 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - 核ミサイル 射撃 4700(→4950) 3~7 4 - - +20 +10 空A陸A海B宇A - 備考第32-2話から機体能力、武器性能がパワーアップ ダガーL(ドッペルホルン装備) 機体能力値 ステータス HP 5100(→5700) EN 160(→180) 照準値 140(→150) 運動性 110(→120) 装甲値 1300(→1450) 資金 1200 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 5 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビームカービン 射撃 PBC 2500(→2750) 1~3 10 - - +10 +20 空A陸A海-宇A - ビームサーベル 格闘 PC 2700(→2950) 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - ドッペルホルン連装無反動砲 射撃 3400(→3650) 3~7 6 - - +0 +0 空A陸A海A宇A - 備考第32-2話から機体能力、武器性能がパワーアップ ウィンダム(ジェットストライカー装備) 機体能力値 ステータス HP 5100(→6000) EN 150(→180) 照準値 140(→155) 運動性 120(→135) 装甲値 1275(→1500) 資金 1200 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 7 移動タイプ 空陸- 地形適応 空A 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ミサイル斉射 射撃 2300(→2500) 2~5 6 - - +20 +10 空A陸A海B宇A - ビームライフル 射撃 PBC 2500(→2700) 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビームサーベル 格闘 PC 2700(→2900) 1 - - - +30 +30 空A陸A海B宇A - 備考第30C話から機体能力、武器性能がパワーアップ ダガーL(ジェットストライカー装備) 機体能力値 ステータス HP 4700 EN 140 照準値 135 運動性 115 装甲値 1175 資金 1100 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 7 移動タイプ 空陸- 地形適応 空A 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ミサイル斉射 射撃 2100 2~5 6 - - +20 +10 空A陸A海B宇A - ビームカービン 射撃 PBC 2400 1~3 10 - - +10 +20 空A陸A海-宇A - ビームサーベル 格闘 PC 2600 1 - - - +30 +30 空A陸A海B宇A - 備考 ウィンダム 機体能力値 ステータス HP 4700(→5300) EN 130(→150) 照準値 135(→145) 運動性 110(→120) 装甲値 1150(→1300) 資金 1100 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビームライフル 射撃 PBC 2400(→2500→2600) 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビームサーベル 格闘 PC 2600(→2700→2800) 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - 備考第18A話から機体能力、武器性能がパワーアップ 第19-1話から武器性能のみが更にパワーアップ ダガーL 機体能力値 ステータス HP 4300(→4900) EN 120(→140) 照準値 130(→140) 運動性 105(→115) 装甲値 1050(→1200) 資金 1000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビームカービン 射撃 PBC 2300(→2400→2500) 1~3 10 - - +10 +20 空A陸A海-宇A - ビームサーベル 格闘 PC 2500(→2600→2700) 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - 備考第18A話Aから機体能力、武器性能がパワーアップ 第19-1話から武器性能のみが更にパワーアップ ミネルバ 機体能力値 ステータス HP 24000(→24600) EN 260(→280) 照準値 145(→155) 運動性 75(→85) 装甲値 1500(→1650) 資金 10000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 - - - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ 空-- 地形適応 空A 陸- 海- 宇A 機体サイズ 2L 特殊能力 - 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 40mmCIWS 射撃 PCS 2200(→2400) 1~3 20 - - +30 -20 空A陸A海A宇A 照準値ダウンL2 大型ミサイル 射撃 2600(→2800) 2~6 10 - - +20 +10 空A陸A海B宇A - タンホイザー 射撃 BM 3000(→3200) 1~8 - 50 130 +10 -10 空A陸A海-宇A - トリスタン 射撃 B 3200(→3400) 2~7 8 - - +10 +0 空A陸A海-宇A - タンホイザー 射撃 B 4000(→4200) 3~8 - 30 110 +10 +0 空A陸A海-宇A - 備考第19-2話後編から機体能力、武器性能がパワーアップ ブレイズザクファントム(レイ機) 機体能力値 ステータス HP 8800 EN 140 照準値 140 運動性 115 装甲値 1250 資金 5500 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビーム突撃銃 射撃 PBC 2400 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビームトマホーク 格闘 PC 2600 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - ファイヤビー 射撃 3200 2~5 6 - - +20 +10 空A陸A海B宇A - 備考 ガナーザクウォーリア(ルナマリア機) 機体能力値 ステータス HP 8600 EN 140 照準値 140 運動性 110 装甲値 1250 資金 5000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 5 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビーム突撃銃 射撃 PBC 2400 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビームトマホーク 格闘 PC 2600 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - オルトロス 射撃 B 3300 3~6 - 20 - +10 +0 空A陸A海-宇A - 備考 ナスカ級 機体能力値 ステータス HP 20600 EN 220 照準値 150 運動性 75 装甲値 1350 資金 5000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 - - - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ 空-- 地形適応 空A 陸- 海- 宇S 機体サイズ 2L 特殊能力 - 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 機銃 射撃 PCS 2200 1~3 20 - - +30 -20 空A陸A海A宇A 照準値ダウンL2 主砲 射撃 B 3200 2~7 - 20 - +10 +0 空A陸A海-宇A - 備考 グフイグナイテッド 機体能力値 ステータス HP 5400 EN 180 照準値 150 運動性 130 装甲値 1450 資金 1400 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 7 移動タイプ 空陸- 地形適応 空A 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 4連装ビームガン 射撃 PBC 2600 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - テンペスト 格闘 PC 2800 1 - - - +30 +30 空A陸A海B宇A - スレイヤーウィップ 格闘 PS 3500 1~2 - 20 - +30 +0 空A陸A海B宇A 運動性ダウンL1 備考 バビ(MA) 機体能力値 ステータス HP 4400 EN 140 照準値 135 運動性 115 装甲値 1250 資金 1300 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 - - - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ 空陸- 地形適応 空S 陸C 海C 宇- 機体サイズ M 特殊能力 - 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ライフル・ランチャー連続射撃 射撃 PC 2300 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海B宇A - アルドール 射撃 B 3100 2~6 - - - +10 +0 空A陸A海-宇A - 備考 ザクウォーリア 機体能力値 ステータス HP 4900 EN 150 照準値 145 運動性 120 装甲値 1350 資金 1200 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビーム突撃銃 射撃 PBC 2500 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビームトマホーク 格闘 PC 2700 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - 備考 ゲイツR 機体能力値 ステータス HP 4800 EN 150 照準値 145 運動性 120 装甲値 1300 資金 1100 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 - 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビームライフル 射撃 PBC 2400 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - 複合兵装防盾システム 格闘 PC 2500 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - レールガン 射撃 3200 2~6 6 - - +0 +0 空A陸A海A宇A - 備考 デスティニーガンダム 機体能力値 ステータス HP 15900 EN 200 照準値 160 運動性 140 装甲値 1500 資金 14000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - ○ - ○ ○ 機体性能 移動力 8 移動タイプ 空陸- 地形適応 空A 陸B 海C 宇S 機体サイズ M 特殊能力 ビームシールド装備 分身 VPS装甲 ハイパーデュートリオン 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 高エネルギーライフル 射撃 PBC 2800 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - 高エネルギー長射程ビーム砲 射撃 B 3700 3~7 - 30 - +10 +0 空A陸A海-宇A - アロンダイト 格闘 PC 3900 1 - 50 - +30 +30 空A陸A海B宇A バリア無効化 フルウェポンコンビネーション 格闘 P 5100 1~3 - 80 130 +30 +0 空A陸A海-宇S バリア無効化 備考 フォースインパルスガンダム 機体能力値 ステータス HP 9000(→9600) EN 160(→180) 照準値 145(→155) 運動性 125(→135) 装甲値 1200(→1350) 資金 8000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - ○ - - - 機体性能 移動力 7 移動タイプ 空陸- 地形適応 空A 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 VPS装甲 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビームライフル 射撃 PBC 2500(→2700) 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビームサーベル 格闘 PC 2700(→2900) 1 - - - +30 +30 空A陸A海B宇A - ケルベロス 射撃 B 3400(→3600) 2~6 - 20 - +10 +0 空A陸A海-宇A - エクスカリバー 格闘 P 3600(→3800) 1 - 30 - +30 +30 空A陸A海B宇A バリア無効化 備考第19-2話から機体能力、武器性能がパワーアップ グフイグナイテッド(イザーク機) 機体能力値 ステータス HP 10200 EN 180 照準値 155 運動性 130 装甲値 1450 資金 6500 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 7 移動タイプ 空陸- 地形適応 空A 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 4連装ビームガン 射撃 PBC 2700 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - テンペスト 格闘 PC 2900 1 - - - +30 +30 空A陸A海B宇A - スレイヤーウィップ 格闘 PS 3600 1~2 - 20 - +30 +0 空A陸A海B宇A 運動性ダウンL1 備考 ブレイズザクファントム(ディアッカ機) 機体能力値 ステータス HP 9400 EN 160 照準値 150 運動性 125 装甲値 1400 資金 5500 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビーム突撃銃 射撃 PBC 2600 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビームトマホーク 格闘 PC 2800 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - ファイヤビー 射撃 3400 2~5 6 - - +20 +10 空A陸A海B宇A - 備考 グフイグナイテッド(ハイネ機) 機体能力値 ステータス HP 9600(→10200) EN 160(→180) 照準値 145(→155) 運動性 120(→130) 装甲値 1300(→1450) 資金 6500 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 7 移動タイプ 空陸- 地形適応 空A 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 4連装ビームガン 射撃 PBC 2500(→2700) 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - テンペスト 格闘 PC 2700(→2900) 1 - - - +30 +30 空A陸A海B宇A - スレイヤーウィップ 格闘 PS 3400(→3600) 1~2 - 20 - +30 +0 空A陸A海B宇A 運動性ダウンL1 備考第19-2話から機体能力、武器性能がパワーアップ レジェンドガンダム 機体能力値 ステータス HP 16200 EN 200 照準値 160 運動性 140 装甲値 1600 資金 15000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - ○ - - ○ 機体性能 移動力 8 移動タイプ 空陸- 地形適応 空A 陸B 海C 宇S 機体サイズ M 特殊能力 ビームシールド装備 VPS装甲 ハイパーデュートリオン 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 高エネルギービームライフル 射撃 PBC 2800 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビームジャベリン 格闘 PC 3000 1 - - - +30 +30 空A陸A海B宇A - ドラグーンシステム 射撃 M 4000 1~6 - 100 130 +0 -10 空-陸-海-宇S - 突撃ビーム機動砲 射撃 B 4700 3~7 - 50 - +10 +0 空A陸A海-宇A - ドラグーンシステム 射撃 5000 3~8 - 80 110 +30 +0 空-陸-海-宇S - 備考 機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STAR GAZER- ナナバルク 機体能力値 ステータス HP 23300 EN 260 照準値 145 運動性 75 装甲値 1525 資金 8000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 - - - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - ○ - 機体性能 移動力 6 移動タイプ 空-- 地形適応 空A 陸- 海- 宇S 機体サイズ 2L 特殊能力 ミラージュコロイド 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 イーゲルシュテルン 射撃 PCS 2300 1~3 20 - - +30 -20 空A陸A海A宇A 照準値ダウンL2 ゴットフリート 射撃 3300 2~7 8 - - +0 +0 空A陸A海A宇A - 備考 ヴェルデバスターガンダム 機体能力値 ステータス HP 10400(→10700→11000) EN 160(→170→180) 照準値 145(→150→155) 運動性 120(→125→130) 装甲値 1400(→1475→1550) 資金 7500 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 - ○ - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - ○ - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 PS装甲 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビームライフル 射撃 PBC 2500(→2600→2700) 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - 多目的ミサイル6連装ポッド 射撃 2800(→2900→3000) 2~5 6 - - +20 +10 空A陸A海B宇A - ランチャー・ビーム同時発射 射撃 3600(→3700→3800) 3~8 4 - - +10 +0 空A陸A海-宇A - 備考第19-1話から機体能力、武器性能がパワーアップ 第19-2話から機体能力、武器性能が更にパワーアップ ブルデュエルガンダム 機体能力値 ステータス HP 9900(→10200→10500) EN 150(→160→170) 照準値 145(→150→155) 運動性 125(→130→135) 装甲値 1350(→1425→1500) 資金 7000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - ○ - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 PS装甲 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 リトラクタブルビームガン 射撃 PBC 2500(→2600→2700) 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビームサーベル 格闘 PC 2700(→2800→2900) 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - スコルピオン機動レールガン 射撃 3500(→3600→3700) 2~6 6 - - +0 +0 空A陸A海A宇A - 備考第19-1話から機体能力、武器性能がパワーアップ 第19-2話から機体能力、武器性能が更にパワーアップ スローターダガー 機体能力値 ステータス HP 4600(→4900→5200→5800) EN 140(→150→160→180) 照準値 135(→140→145→155) 運動性 120(→125→130→140) 装甲値 1250(→1325→1400→1550) 資金 1400 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ ○ - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - ○ - - - 機体性能 移動力 7 移動タイプ 空陸- 地形適応 空A 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 アンチビームシールド装備 ラミネート装甲 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビームライフル 射撃 PBC 2400(→2500→2600→2700) 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - ビームサーベル 格闘 PC 2600(→2700→2800→2900) 1 - - - +30 +30 空A陸A海B宇A - 備考初登場の第13話の段階で機体能力、武器性能がパワーアップした機体が出てくる。 記載の基本値は第14B-1話での数値 第19-1話から機体能力、武器性能が更にパワーアップ 第30C話から機体能力、武器性能が更に更にパワーアップ ケルベロスバクゥハウンド 機体能力値 ステータス HP 4500 EN 140 照準値 135 運動性 115 装甲値 1200 資金 1300 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 - - - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - - - - - 機体性能 移動力 6 移動タイプ -陸- 地形適応 空- 陸S 海C 宇- 機体サイズ M 特殊能力 - 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビームファングシステム 格闘 PC 2500 1 - - - +30 +30 空-陸A海B宇A - ビーム砲 射撃 B 3100 2~6 - 20 - +10 +0 空A陸A海-宇A - 備考 ストライクノワール 機体能力値 ステータス HP 9400(→9700) EN 150(→160) 照準値 150(→155) 運動性 130(→135) 装甲値 1300(→1375) 資金 8000 機体特殊能力 剣 銃 盾 修理 補給 ○ ○ - - - バリア 特殊装甲 耐性 分身 回復 - ○ - - - 機体性能 移動力 7 移動タイプ 空陸- 地形適応 空A 陸A 海C 宇A 機体サイズ M 特殊能力 VPS装甲 武器性能 武器名称 分類 属性 攻撃力 射程 弾数 EN 気力 命中 CT 地形適応 備考 ビームライフルショーティー 射撃 PBC 2600(→2700) 1~3 10 - - +20 +20 空A陸A海-宇A - 2連装リニアガン 射撃 3300(→3400) 2~6 6 - - +0 +0 空A陸A海A宇A - フラガラッハ3 格闘 PC 3700(→3800) 1 - 30 - +30 +30 空A陸A海B宇A バリア無効化 備考第19-1話から機体能力、武器性能がパワーアップ
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登録日:2012/10/17 (水) 21 20 34 更新日:2024/06/09 Sun 20 48 00NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 Desire EXVS SEED_DESTINY THE_EDGE アスラン視点 ガンダム ガンダムエース ガンダム漫画リンク 主人公 久織ちまき 心理描写が秀逸 機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE 漫画 良作 失ったものと 守ったものと 奪ったもの その選択と結果を俺達は背負って生きていく 前を向いても…過去は消えないのだから 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY THE EDGE』とは、ガンダムエースにて連載されていた漫画作品。 作者は久織ちまき先生。 ▽目次 ■概要■ ■登場人物■ ■余談■ ■概要■ 基本的には原作アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と殆ど同じ展開だが、この作品はアスラン・ザラの視点で物語が進行していく。 そのため、アスランの心情描写がより詳しく描かれており、台詞も多い。 少し詳しく例を挙げると、最終決戦の時にシンに対して、 「お前は一体何を守っているつもりだ。お前が守っているのは国でも人でもない、従わない者を焼き払うためだけの兵器だぞ」 と批判するなど、(ある意味発言が不器用なアスランらしからぬが)発言がより具体的になっていて分かり易く、物語をすんなり呑み込み易い点も評価されている、 また、アスランだけでなく、シンの心情を表した台詞、キラのデスティニープランに対して正鵠を射た批判の台詞、 ハイネがアスランに助言するシーン等、この漫画ならではの要素もあるのがポイント。 ガンダムを始めとする機体も丁寧に描かれており、魅せ方もポイントの一つで、TV本編での描写不足の補足、各キャラクターの活躍のバランスの調整等、 高山瑞穂氏によるボンボン版と共に評価されている。 尤も、機体は細かく描かれているが、高山版のようなケレン味は少なく若干絵が硬い。 その上やたらショタショタしく描かれたシンの描写も相まって、「少女漫画版種運命」と言われることも。 本編は全部で5巻だが、シンの過去話、キラの心情を描いた話、アスラン脱走後のイザークとディアッカの話、ミーアを襲った絶望の話などを描いた『Desire』もある。 こちらは全2巻。 ■登場人物■ アスラン・ザラ 「人は過去を消す事なんて出来ない…。 過去があるから明日を願うんだ!」 この漫画の主人公。上記の通り、彼の視点で物語が進むため、彼の葛藤が詳しく描かれている。 やはり口下手なようで、シンとは衝突が絶えなかったが、2年前の自分やキラと良く似ているシンを心配していた。 また、前大戦で出会ったカガリとの関係も深く描かれている。 搭乗機体はセイバー、∞ジャスティス。 シン・アスカ 「俺だって!!守りたかったさ、俺の力で全てを!」 「だけど…俺が撃ってるのは敵じゃないって、撃つのは奪う事だって…力で解決出来る事なんて何も無いって!!アンタが俺に言い続けてきたんじゃないか!!」 ザフト軍ミネルバ隊のエースパイロット。 アスランに対して挑発的な言動なとまが目立つが、原作とは違いアスランとメイリンが乗っていたグフを撃墜した時の悲痛な表情や台詞など、彼の感情が細かく描かれている。 「Desire」では過去話の他にも、アスラン メイリン脱走後は彼が苦しみながら戦っていた事が描かれ、 「どっちも人殺しの道具なら、レクイエムはデスティニーと何が違う?」と、死んだ魚の様な目で心情を明かしている(それに対して、ヴィーノは「大違いだ!デスティニーが落ちたらシンが死ぬだろ!!」と一喝している)。 最終決戦における、アスランとの名言のぶつけ合いは、必見シーン。 搭乗機体はインパルス、デスティニー。 尚、ちまき氏はシンのファンを公言している。 キラ・ヤマト 「遺伝子によって役割が決まる世界なら、今よりもっと優秀な人間を作ろうとする人が出てくるんじゃないかな?」 前作主人公。残念ながら出番・台詞はやや少なめ。 しかし、デスティニープランに対して、最高のコーディネイターとして生まれた自分の立場からハッキリと批判している事もあり、TV版とは印象がかなり異なる。 「Desire」ではアークエンジェルを守らなければならない立場から、フリーダムを落とされた後もストライクルージュで戦おうとするが、姉のカガリに諭されている。 エンジェルダウン作戦ではシンの気迫に圧倒されつつ実力を認めており、エンジェルダウン作戦後は前大戦時の精神的に危うかった自分と境遇が似ている彼に「会ってみたい」と呟いている。 搭乗機体はフリーダム、ストライクフリーダム、ストライクルージュ(ストライクカラー)。 カガリ・ユラ・アスハ 「戦争を終わらせる事も、国を守る事も…難しいな」 オーブ連合首長国代表首長。この漫画では実質ヒロイン。 原作と同様、半ば無理矢理説得される形でユウナ・ロマ・セイランと政略結婚させられそうになったところをフリーダムに拐われ、キラ達と行動を共にすることとなる。 今作では、アスランとの関係がより深く丁寧に描写されている。 搭乗機体はストライクルージュ、アカツキ(オオワシパック装備)。 ネオ・ロアノーク 「残ったのは、この命一つだ。…さて、どう使う?」 ファントムペイン所属、不可能を可能にする男。 シンとの約束を破ってステラを戦場へ送り出したことを後悔しており、「奪うだけ奪って、守りたいものも守れず、約束も破った…」と語っている。 原作とは違い、残念ながらメサイア攻防戦では出番無し。アカツキにも乗らない。(*1) そのため、今作ではアスランがデスティニーのアロンダイトを奪ってレクイエムの砲口に突き立て、単独で破壊している。 レイ・ザ・バレル 「変化は不安を生む。故に疑問を投げ掛ける事は容易い」 ザフト軍所属のエースパイロット。 クルーゼと同じ、アル・ダ・フラガのクローン。 「Desire」では、アカデミー時代の話などで彼のシンへの友情が強調されている。 家族やステラの悪夢に魘されるシンを心から心配し、「戦争の無い世界を作り、シンの苦しみを終わらせたい」と願うシーンや、 ダイダロス基地攻略戦後に抱き合うシンとルナマリアを見て優しく微笑むシーンなど、本編では見られなかった彼の一面が見られる。 ギルバート・デュランダル 「…言っただろう? 人は痛み等直ぐ忘れる…」 プラント議長。原作より悪役っぽく見える。 キラに対して「本当は君が力になってくれれば…」と語っていたが、これに対して、キラは「僕は兵器じゃない!」と反論している。 ハイネ・ヴェステンフルス 「見てきたものが違うんだ。そう簡単にはいかないさ」 中の人が同じミゲルと同様、頼れる兄貴。 原作通り戦死してしまうが、それまでにアスランに対しての助言やアスランとシンとの関係改善のアドバイスなとま、出番が増えている。 大人の意見を言える、良き先輩。 ミーア・キャンベル 「アスランには分からない!!分からないわよ…最初から持ってるあなた達には…人から奪ってでも…しがみつきたい気持ちなんて…! そうじゃなきゃ失くなっちゃうって怯える気持ちなんて!!」 デュランダルがプロパガンダのために作り上げた、「偽物のラクス・クライン」。 ラクス達との邂逅での悲痛過ぎる叫びと、Desireにおける偽物と暴露された時とデュランダルに遠回しに「お前の役目は終わった」と言われた際の絶望の表情が、彼女の心理を物語っている。 持っていた全てを、「ラクス・クライン」を演じる事で得られた全てを本物のラクスに唐突に奪われ(※元々はそのラクスから奪った形ではあるが)茫然自失だった最中、 新たなマネージャー兼監視人であるサラに「プラントの民の心を癒していたのは貴女なのに」と囁かれ……。 …と、アスランの心理描写は勿論、シンの苦悩、キラの考えや守るという信念…。 この他にもアニメでは尺の都合などで原作では描かれなかった様々なキャラの見せ場が増えている。 心情描写は無くとも、表情からでもキャラクターの心情を読み取れる(アスラン撃墜直後のシン、「Desire」でレイが見せた儚い微笑みなど)。 原作のキャラクターや機体など、素材の良さを証明出来た作品である。 ■余談■ 久織先生は大のSEEDファンらしく、SEED放送時からイラストを描かれていたらしい。 最終巻の巻末にラフスケッチ集もあるので、興味のある方は見てみては如何だろうか? また、久織先生がSEEDの漫画を描きたいと思った切っ掛けは、例のキラVSアスラン後のカガリとアスランの名シーンを観て描きたいと思ったとのこと。 コメントでは、「担当の方々ともキャラについてしつこく熱く語り合い、それ等をEDGE版での解釈として盛り込んだ。ファンの多い作品でその様な試みは勇気のいることだった」と述べている。 本作の連載終了後、久織先生はガンダムエースにて『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア BEYOND THE TIME』を連載した。 『機動戦士ガンダム Extreme vs.』シリーズでは、シン・アスカの台詞の一部に本作から輸入された台詞が存在する。 『Gジェネレーション CROSS RAYS』でDESTINY版アスランをスカウトする為のクエストの名前が「THE EDGE」になっている。 「人は間違いを追記するなんて出来ない…。 それでもおかしいと思う箇所があるから修正するんだ!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ※本作や原作アニメに関する批判や中傷、愚痴などは止めましょう。違反した場合はIP規制などの措置が取られる場合があります。 ▷ コメント欄 [部分編集] コメントのリセットと警告を追加しました。 -- 名無しさん (2020-04-18 00 25 28) 当時のだと小説版と並んでSEEDの話への理解度が高いと思う。当時だとファンもアンチもゲームなどのメディアサイドでさえ誰がどんな人物か理解してないような状況だった覚えがあるし… -- 名無しさん (2022-08-21 08 56 03) 新装版、発売中 扉絵も追加されとる -- 名無しさん (2024-01-03 21 32 54) 名前 コメント
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ZGMF-X23S セイバーガンダム 性能 COST EXP SIZE HP EN 攻 防 機 移 宇 空 地 水上 水中 34200 625 M 14200 146 26 29 29 7 B A B - C 武装 名前 威力 EN MP 射程 属性 命中 CRI 備考 ヴァジュラ・ビームサーベル 3800 16 0 1~1 BEAM格闘 85% 5% 20mmCIWS 1500 8 0 1~2 連射 100% 25% 高エネルギービームライフル 3600 16 0 2~4 BEAM射撃 85% 5% スーパーフォルティスビーム砲 4800 24 0 3~5 貫通BEAM 75% 5% アムフォルタスプラズマ収束ビーム砲 5000 24 0 4~6 貫通BEAM 75% 5% アビリティ 名前 効果 備考 シールド防御可能 「防御」コマンド使用可能防御時、敵から受けるダメージを40%軽減 ヴァリアブル・フェイズシフト装甲 実体弾系・通常格闘・必殺技属性の攻撃を半減毎ターンEN消費 毎ターンEN5消費 デュートリオンビーム受信機 「照射」コマンドを受けられる受信する事で、ENを全回復する 支援防御可能 「支援防御」コマンド使用可能味方の攻撃を代わりに引き受けるリーダーエリア内に位置する同チームのユニットが反撃のみ、使用可能 開発元 開発元 3 ジャスティスガンダム 4 カオスガンダム 4 アビスガンダム 4 ガイアガンダム 3 デスティニーインパルス 設計元 設計元A 設計元B 設計不可 開発先 開発先A 開発先B 開発先C 開発先D 3 アビスガンダム 3 カオスガンダム 3 ガイアガンダム 4 ジャスティスガンダム 捕獲可能ステージ ステージ ブレイク詳細 B6ローエングリンを討て オーバーインパクト 備考 登場作品『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』 セカンドステージシリーズがNJC系の性能を引き継いでいることやパイロットが共通していることからジャスティスに開発できるようになっている。ゆえにA3でインパルスを捕獲してカオス・アビス・ガイアのいずれかに開発し、本機を経由してNJC系に進めば序盤から強力な機体を数多く入手できる。 SEEDとDESTINYの橋渡しができる開発ルートは意外と少ないので覚えておいて損はない。 セカンドステージシリーズの機体の中で唯一変形機構がなくなってしまったが、その代わりMS形態のままで空中適性Aとなっている。 変形はなくなってしまったものの、MA形態自体はスーパーフォルティスビーム砲の演出で登場する。 武装が20mmCIWS以外すべてBEAM系なので、ビーム・ジェネレーターシリーズでまとめて強化できる反面、対BEAM系アビリティを持つユニットに弱い。 空中適性Aなのでほとんど気にならないが水中適性Cなので注意が必要。ただ水中戦そのものが少ないのでそこまで気にしなくてもよい。 レッド系なので赤い彗星やシャアの再来などを発動できる。
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登録日:2024/02/11 Sun 00 17 00 更新日:2024/06/23 Sun 18 55 22NEW! 所要時間:約 118 分で読めます ▽タグ一覧 "X" plosion GUNDAM SEED 20年越しの答え合わせ FREEDOM GUNDAM SEED PROJECT ignited SEED_FREEDOM See-Saw お祭り映画 こいつらロマンティクスしたんだ! たまに腹筋崩壊 なぐりあい宇宙 ぴちぴちスーツ ほぼ新規画 やりたい放題 アスランが1番FREEDOM アスランの本気 アスラン・ザラ アナザーガンダム アニメ アニメ映画 ガンダム ガンダムSEED ガンダムSEEDの皮を被ったクロスアンジュ ガンダムシリーズ ガンダム版OverQuartzer ガンダム版グリッドマンユニバース キラ・ヤマト コズミック・イラ サプライズズゴック理論 サンライズ サンライズの本気 シリアスな笑い シンの本気 シン・アスカ スタッフの本気 スパロボ参戦希望 デスティニープラン ネタが多すぎてタグに困る項目 ネタバレ項目 ハレンチな格好 バンダイナムコフィルムワークス ファウンデーション王国 ファンサービスの嵐 ラクス・クライン 下野紘 両澤千晶 両澤千晶の遺産 伏線回収 佐橋俊彦 保志総一朗 傑作 劇場版 劇場版ガンダム 去り際のロマンティクス 同窓会 名作 名言・名シーンのオンパレード 夢は生まれ変わる 平井久司 後半超展開&胸熱展開 後藤リウ 必ず最後に愛は勝つ 忘れかけた夢が今動き出す 怪作にして快作 愛 愛に溢れた作品 愛に溢れた作品(物理) 愛の力 感動のラスト 我々は18年待ったのだ! 所要時間30分以上の項目 所要時間60分以上の項目 所要時間90分以上の項目 揚げ物 映画 曲者揃い 松竹 森崎ウィン 機動戦士ガンダムSEED 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM 止まった時間が動き出す 涙腺崩壊 濃すぎるキャラクター達 玉置成実 田中理恵 石田彰 神作 福田己津央 福田己津央の本気 種 種自由 笑いあり涙あり 西川貴教 西川貴教の執念 豪華声優陣 鈴村健一 集大成 颯爽たるアスラン 鬱燃展開 私の中にあなたはいます。 あなたの中に私はいますか? 機動戦士ガンダムS()FREEDOM(シードフリーダム) 『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』とは、2024年1月26日に公開された劇場アニメ作品。 制作はサンライズ、配給はバンダイナムコフィルムワークス、松竹。 【その前に、本作公開までの『SEED』シリーズをめぐる状況について】 【概要】興行収入 小説版 【テーマソング】 【あらすじ】 【登場人物】コンパス オーブ連合首長国 ファウンデーション王国 プラント 地球連合 ブルーコスモス 過去の人物 【用語】舞台関連 国家関連 組織・勢力 技術・兵器関連 その他 【登場兵器】世界平和監視機構コンパス 地球連合軍/ブルーコスモス残党 ザフト オーブ そして…… 【余談】 【その前に、本作公開までの『SEED』シリーズをめぐる状況について】 「21世紀のファーストガンダム」として製作された『機動戦士ガンダムSEED』とその続編『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に続く、 コズミック・イラ世界の本家シリーズの最新弾、『"X" plosion GUNDAM SEED』が発表されたのは、『SEED DESTINY』終了から約半年後の2006年5月の事だった。 多くの新規ファンを獲得し商業的にも大成功を収めた事で一度は終了したガンダムというブランドは未だ健在と示した『SEED』の新たな企画、 『劇場版機動戦士ガンダムSEED(仮)』の始動をガンダムエースやニュータイプ、アニメージュといったアニメ雑誌は大々的に報じ、『SEED』シリーズのファンは沸き立った。 ……しかし、『"X" plosion GUNDAM SEED』の続報は程なく途絶え、スタッフから「劇場版の製作は続いてはいる」事を示唆するような情報が断片的に漏れ出るだけの、事実上の製作休止状況となる。 番外編に当たる『ASTRAY』シリーズは未だシリーズ展開が続いているにもかかわらず『劇場版SEED』の情報は無く、そればかりかまた新たな『ガンダム』シリーズである『00』、『AGE』、『Gレコ』、『鉄血』が登場し、更にはその『00』や『Gレコ』の劇場版まで先に製作・公開され、おまけに2016年には『SEED』の脚本を執筆していた両澤千晶氏の病死が報じられる。 一部の熱心なファンや『SEED』シリーズと関わりの深い西川貴教氏らは、いつか報われると信じて待つものの、多くの視聴者はともかく演者間でさえ『劇場版SEED』の企画は凍結されたか立ち消えになったという諦観が支配的となり、 『劇場版SEED』の話をすれば、「まだそんな夢を捨てずにいたのか」「もう諦めろよ」「とっくの昔に中止になってるよ」「劇場版SEEDは死んだんだ。いくら呼んでも来る事はないんだ」と呆れられる、そんな状況となっていた。 だが、公式から『劇場版SEED』の製作進行状況の最後の発表があった2009年から10年が経過した2019年後半、『SEED』メインシリーズのノベライズを手掛けていた後藤リウ氏に福田監督から話がかかった事で、事態は秘密裏に進行していたのだった。 転機となったのは2019年9月に行われた『ガンダム』シリーズ40周年記念イベント『GUNDAM 40th FES.“LIVE-BEYOND”』である。 西川氏はこのイベントの1日目の大トリとして登場、そのトークの中で同氏は『SEED』スタッフに状況がどうなっているのかを粘り強く訊ねた末、「動いています」というコメントを引き出した事を報告。 更に、イベント終了後の西川氏のツイートを引用する形で福田監督も「その想いに応えられるように、頑張ります。」とツイートし、『劇場版SEED』への期待が俄かに再燃して行く。 とはいえ、10年間何の音沙汰も無かったとあってこの時点ではファンの間でも「西川が言うなら」と「西川が言ってるだけだし」に分かれ、「期待せずに待っていよう」というような論調も少なからず見られるなど未だ半信半疑といった調子だった。 だが、2021年5月、上海に建った実物大フリーダム像の完成記念イベントの中で、SEEDシリーズの新企画『GUNDAM SEED PROJECT ignited』が発表され、 その中で本編テレビシリーズの続編として劇場版が製作中であると正式に発表され、いよいよファンは「その時」が来た事に歓喜した。 そして時は下り2023年7月、盛況の内に完結した『水星の魔女』最終回の直後、『劇場版SEED』は『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』と名を変え、翌年1月に公開される事とPV第一弾が発表された。 翌月には登場人物の設定画が公開されると共に主要登場人物の一人であるカガリの担当声優が変更される事が報じられたことでファン間には動揺が広がるも、同年12月には予告編が公開された。 そして2024年1月26日、遂に前年7月に発表された予定通りに劇場公開された。 『"X" plosion GUNDAM SEED』の発表から数えて実に約18年後の事であった。西川氏を始めとしたSEEDのファンはデラーズ・フリートの6倍も待ったのである。「許せ!」(*1) 【概要】 『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となる劇場作品。2024年1月26日に公開された。 監督は引き続き福田己津央が担当、脚本は故・両澤千晶と、その遺稿に手を加える形でSEEDシリーズの小説版を執筆していた後藤リウが担当する。 福田監督が得意とする敢えて具体的には語らず見せない描き方やダイナミックな画、両澤氏の容赦なく人の心を抉るドロドロの人物模様描写、各キャラの心情の補完に定評のあった後藤氏の作風、 そして前2作を通して描かれている「良かれ悪しかれ、言わなければ伝わらないし、言ったら伝わる」という普遍的テーマは20年近い時を経てなお健在しそれらが上手いこと組み合わさっている(*2)。 『機甲戦記ドラグナー』などの過去作へのオマージュも張り巡らされつつも、後半の圧倒的なパワーでぶん殴って来るかのような、 そして真面目にやっているのか笑わせに来ているのか、真面目である事自体が変な笑いを生んでいるのかという作風は最近の福田作品である『クロスアンジュ』の影響も強く窺わせる。 また過去に福田監督は「主役はキラとラクス」「テーマは『愛』」とする予定だったが一旦それを白紙にしたとも語っている。 しかし、本作は実際には当初の予定通りの作品となっており、デスティニープランを否定した後の時代の二人や、戦うキラとラクスを支え、対するファウンデーションに無いものとして「愛」は本作の重要なキーワードとなっている。 前作から20年近い時間が経って公開された本作だが、正式に映画の製作が再始動したことが報じられてもなお、 長い時間の中で再評価や再考察が進んで行ったとはいえ賛否の分かれがちな『SEED DESTINY』の続編である事や、カガリ役の進藤尚美氏の降板(*3)、テレビシリーズから変化した映像の質感及び画風や、またアスランが裏切ったりしないか、またニコルや桑島ボイスキャラが死ぬのかなど、期待と同時に不安の声も上がっていたが、 いざ公開されてみればSEEDシリーズらしさが本作でも健在であったり、懐かしい名前や物やSE、見覚えのあるカットシーン、意外な機体の再登場及び活躍などといった20年来の視聴者へのファンサービスに溢れ、各キャラクターやコズミック・イラ世界の更なる深掘り、後半から終盤にかけての非常に熱い怒涛の展開(と、映画館でなければ噴き出してしまいそうなワンシーン)は非常に好評を博しており、一種のお祭り作品として大きな話題になった。 特にリアルタイム世代の視聴者からは、「SEEDシリーズの作品がネットで話題になっているのに叩きコメントで荒れている様子が無い」「何の気兼ねもせず『SEED』に肯定的なコメントができる」事を感慨深く見る声も多い。 そして本作、世界観としては間違いなくドロドロなことに定評のあるC.E.ワールドなのだが、根底のテーマが普遍的なものである事を濁したりはぐらかしたりすることなく真正面から描ききっており、ストーリーの焦点もかなり絞られているためシリーズを深く履修していなくても楽しめるという意見も多くみられる。 結果的に、大衆向けでありつつも20年待っていたファンを唸らせる作品に仕上がっていると言える。 また、ガンダム作品らしく物販には通常のアクスタなどのキャラクターグッズの他にも本編にも登場する最新作や限定クリアカラーバージョンのガンプラも発売。 更に入場者特典として、第一週は脚本の後藤リウ書き下ろしの短編二種『月光のワルキューレ』or『二人の逃避行』とアーケードゲーム『アーセナルベース』用のカードが配布。(僅か1日で品切れになった) + 以降週が下るごとに以下の特典が配布された。 第二週:キャラ&メカデザインの小冊子 第三週:コマフィルム 第四週:キャラ&メカスタンド、 第五週:原画イラストカード 第六週:たねきゃらステッカー 第七週:特製ボールペン 第八週:原画缶バッジ 第九週:キャラクターIDカード 第十週:描き下ろしスペシャルイラストカード/「二人の逃避行」(再配布) 第十一週:原画イラストカード/「月光のワルキューレ」(再配布) 第十二週:コマフィルム 第十三週:コマフィルム(復刻ver) 第十四週:セカンドキービジュアルイラストカード 第十五週:47都道府県ご当地ビジュアルポストカード 第十六週:特製フォトカードセット(キラのデスクに飾られた写真) 第十七週:本作の後日談を描いたポストカード 興行収入 上映館数はシリーズでは異例の全国約350館規模となり、公開日0時からの最速上映や朝上映などに観客が殺到。 公開日から最初の3日間で動員人数63万人、興行収入10.6億円を記録、更に10日後には2024年最速で100万人を突破し動員人数121万人・収入19億円、2週間後には動員人数130万人と収入20億円を突破という大記録を打ち立てた。 そしてそれを記念してCGチームが途轍もなくカオスなお祝いミニムービーを制作した。 そして公開から18日後には動員人数163万人と収入26.8億円を突破し、特に興行収入は「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」(1982年公開)の約23億円を約42年ぶりに更新して、歴代劇場版ガンダムシリーズの過去最高額を記録した。 公開3週目明けとなる2月19日には興行収入が31億を突破。奇しくもこの日は両澤氏の命日であった。 さらに公開から丁度1ヵ月後の2月26日、興行収入が34.8億を突破。ちなみにこの記録により『ラブライブ!The School Idol Movie』の28.6億円を抜いて本作が松竹アニメ映画の興行収入第1位に輝く結果となった。 3月3日には応援上映が実施され、翌日には興行収入が37億円、観客動員が220万人を突破したことが発表された。更に3月1日~3月3日の週末興行収入ランキングで第3位に再浮上。 3月11日には興行収入が38.8億円、観客動員が230万人を突破。週末興行収入ランキングも引き続き3位を維持した。 公開から2か月目には観客動員が243万人、興行収入が41億円を突破した。それを記念してCGチームがまたもやアスランをオモチャにした。 全国公開が終了間近になった5月22日の時点で観客動員が288万人、興行収入が48.2億円を突破。松竹映画全体でもおくりびとに次ぐ歴代2位の記録となり、ガンダムシリーズとしても歴代最高額を記録したまま、有終の美を飾った。 それから約2週間後の6月8日にはNetflixとAmazonプライムビデオで配信が開始された。 小説版 同名のノベライズ版も発売されており、著者は本作の脚本担当であり、かつて『SEED』『SEED DESTINY』のノベライズ版も担当した後藤リウ、表紙や挿絵は『SEED』などのノベライズで挿絵を担当し後に『敗栄』などのガンダム漫画も手掛けた小笠原智史。 上下巻構成になっており、劇場公開から間もない1月30日に上巻が、下巻は同年3月26日に発売された。 基本的に映画に準拠している(*4)が、『SEED』『SEED DESTINY』のノベライズ版でも定評のあったキャラクターの内面や設定に関する補足も多く、作中の状況を理解しやすい内容になっている。 上巻では映画では描かれていないアグネスとシュラのダンスシーンがあったり、下巻では映画ではモブとしての出番しかないカズイ・バスカークのモノローグがあったりと小説版独自の要素もある。 【テーマソング】 オープニングテーマ 「FREEDOM」西川貴教 with t.komuro(小室哲哉) SEEDシリーズのOPや挿入歌を多く担当し、劇場版SEEDを熱望していた西川兄貴が本作のOPを担当する極めて自然な流れ。 ……だが、今回はT.M.Revolutionではなく、初となる小室哲哉氏とのタッグが組まれた。 小室哲哉氏と言えばSEED放送期である90年末~2000年代前半に爆発的なヒットを連発した作曲家&音楽プロデューサーであると同時に、あのBEYOND THE TIMEを提供したという点では劇場版ガンダムシリーズとの関わりがある。 目標を見失い迷走しながらも希望を探すキラの心情をなぞるようなバラード調の楽曲になっており、これまでのSEEDシリーズの楽曲と大きく雰囲気が異なるため、公開当初は戸惑う声もあったが、劇中での使われ方は非常にスタイリッシュなものであったため現在では評価が高い。 後に本編の映像を使ったスペシャルMVも公開された。あの感動をもう一度観たい人に。ただし終盤のシーンも使われており、実質的には4分前後のスペシャルダイジェストと化しているのでできれば鑑賞後に見ることをお勧めする。 曲は聞いてみたいがネタバレはちょっと…という人はTHE FIRST TAKE版も公開されているのでそちらをどうぞ。 エンディングテーマ 「去り際のロマンティクス」See-Saw こちらも「あんなに一緒だったのに」などSEEDシリーズのEDを多く手掛けたSee-Sawが担当。 実はユニットとしてのSee-Sawは2006年から活動休止(メンバーはそれぞれソロで活躍している)しており、本作はSee-Saw名義としては実に19年振りの新曲となる。 2019年、つまり劇場版SEEDのプロジェクトが極秘裏に再起動していたタイミングでライブ限定でSee-Sawが復活しており、もしかしたら伏線だったのかもしれない。 キラとアスランにフォーカスした「あんなに一緒だったのに」や、様々な組み合わせが想起される「君は僕に似ている」と比べ今回はラクスの心情に沿ったキラへのラブソングとなっているが、 本編終盤の展開の結果一部で「ロマンティクス」がそういう隠語扱いされていたり……こいつらロマンティクスしたんだ! 挿入歌 「望郷」中島美嘉 ネタバレ注意 「Meteor-ミーティア-」T.M.Revolution シリーズファンならお馴染みの名曲。 本作ではかつての名BGMがアレンジして怒涛の如く流れる局面があるのだが、その〆として出てくるのがこれ。 なんと原曲そのままで流れるため、名義も「T.M.Revolution」となっている。 オフィシャルサポーターソング(劇中未使用) 「Reborn」玉置成実 劇場版のプロモーションとして公開された新曲。ガンダム的には『F91』における「君を見つめて」的なポジションと考えればだいたいあってる。 これまで玉置氏がSEEDシリーズで手掛けてきた楽曲へのオマージュが散りばめられており、TVシリーズ本放送時からの「Believe」「Reason」「Realize」は勿論、スペシャルエディション初出の「Result」までも抑えた歌詞はファン必聴である。 【あらすじ】 二度目の大戦が終結し、当時のプラント議長ギルバート・デュランダルが提示した「デスティニープラン」が中止されてから1年が経ったC.E.75年。 大西洋連邦、プラント、オーブは共同で世界平和監視機構コンパスを設立、その初代総裁となったラクス・クラインの下、コンパスの一員となったキラやアークエンジェル、シンや元ミネルバクルー達は、未だブルーコスモスなどのテロが続く世界の治安維持に努めていた。 しかし、戦えど戦えど世界からは火種も憎しみの連鎖も絶えない事にキラはやりきれなさを覚え、その部下となったシンもキラは自分を信頼していないのではないかと思い悩む。 そんな中、ユーラシア連邦から独立した新興国家ファウンデーション王国が、ブルーコスモス系テロ組織のリーダー、ミケール大佐の逮捕に協力を申し出る。 ユーラシア連邦はコンパスに批准していないためその領内での活動はできないが、ファウンデーション首脳を交えた交渉の末にユーラシア連邦領内に決して進入しないという取り決めの上、 ユーラシア、ファウンデーション、コンパスの三者共同によるユーラシアとの国境間際の地域にてミケール逮捕作戦が開始される。 だが、全てはファウンデーションの罠だった……。 ファウンデーションの近衛部隊ブラックナイツによる精神干渉で心を乱されたキラは事前の協定を破ってユーラシア領内に進入してしまい、 「ユーラシアへの侵攻ではなくキラの独断行動である」という証明に向かうファウンデーション軍と防衛行動を取ったユーラシア軍の両方から集中攻撃を受けてしまう。 遂にはブラックナイツの別動隊がユーラシアの基地から戦術核ミサイルをファウンデーション首都に向けて発射させ、それを見たコンパスの仲間たちも口封じのために襲撃を受ける。 首都に残っていたルナマリアの懸命の迎撃も間に合わず、ファウンデーションは壊滅、キラ達も行方不明となった事で、 「キラ・ヤマトの突然の暴走が核の発射とファウンデーション壊滅を招いた」として大西洋連邦はコンパスを見限り離脱、ザフトもそれを匂わせる発言をして会談は打ち切られたことでそれに伴いコンパスの信用は失墜・活動も凍結してしまう。 ファウンデーションの真の目的……それは世界にデスティニープランを再施行させ、自分達がその世界を支配すること。 ラクスと共に宇宙に脱出したファウンデーション幹部達はユーラシア連邦に「核攻撃」の報復として甚大な被害を負わせると共に、5日以内の全世界でのデスティニープランの実行要求と、 それが受け入れられない場合の無差別攻撃、そしてラクスもまた自分達に賛同する同胞であると宣言する。 加えて、陰でプラントの過激派を煽ってクーデターを起こさせ、ファウンデーションの味方に付けていた。 命からがらオーブまで無事に逃げ延びたキラ達コンパスメンバーは、そこでようやくファウンデーションの正体とその陰謀を知る。 彼らの暴挙を止めるため、そしてラクスを取り戻すため、キラとコンパスは再び宇宙に上がる――。 【登場人物】 コンパス キラ・ヤマト CV 保志総一朗 無印からお馴染みの本作の主人公。階級はオーブ軍時代から引き続き准将。母艦はアークエンジェル……ではなく今回はミレニアム。 以前までは一パイロットとしてひたすら戦っていただけだが、本作では(良くも悪くも)自分の隊を指揮する軍人らしい様になっており、部下を率いて指示を出す場面や軍帽を着用する様子も。 小説版によれば、コンパスの総指揮官も務めているという。 その一方でテロを潰しても潰しても一向に終わりの見えない戦いや、復讐の連鎖を断ち切れない現実を前に精神が疲弊しつつあり、 「自分は何も守れてなどいないのではないか」「これではデュランダルの言った通りではないか、デスティニープランを受け入れた方がマシだったのではないか」と思い悩んでいる。 前作終盤の「覚悟はある……僕は戦う!」というデュランダルへの啖呵と決意は今や呪いと化して自分自身を蝕みつつあるのは想像に難くなく、 久々にラクスが待つ自宅に帰ってゆっくりできるという状況でも新兵器開発に勤しみ、仕事人間の一種の極致であるハインラインやコノエにも私生活を心配されるほど。 そうまでして戦っても変わらない現実と、急速にラクスに近付いて行くオルフェ、彼からの「キラではラクスに平和を与える事はできない」「その『血塗られた手』でラクスを抱けるのか」との言葉を前に、またしてもキラの精神は不安定になってゆく……。 前作ではそのあまりに泰然とし過ぎた様が「悟ったようになってしまった」と言われたキラだが、本作の描写と福田監督のコメントからあれは当時は精神的に壊れていたからだった事が判明(*5)、 あの当時の姿は枯れたのでも悟ったのでもなくそうせざるを得なかったからそう見えるように振舞っていただけだったのである。 なまじそこから回復してしまった事で、本作のキラは『SEED』の頃の様に悩んだり落ち込んだり感情を思い切り吐き出したりといった非常に人間的な様子となっている。 ネタバレ注意 ブラックナイツから受けた精神汚染によって周りが見えなくなってしまったキラは、遥か遠方の進入してはならないユーラシア連邦内にミケール大佐の存在を感知、 協定違反にも気付かずユーラシア連邦領内に進入してしまい、汚染が解けた後は自分が破壊したユーラシア連邦軍の兵器の残骸と多数の敵に取り囲まれている状況だった。 オルフェに掛けられた言葉や、気付かぬ内に協定を破ってしまった事とそんな自分を止める為に「ラクスが攻撃命令を出した」事実に激しく動揺する中では、ブラックナイツの連携を前にさしものキラも苦戦を強いられ負傷、 更にはアグネスの裏切りも重なり窮地に追い込まれるも、駆け付けたアスランによって救出され、一帯を吹き飛ばした核攻撃からも辛くも逃げおおせる。 オーブの秘密ドックに戻ったキラだったが、これまでの戦いやオルフェの揺さぶりで蓄積されたいつまで経ってもラクスに平和な世界を与えられない現実への不安、それ故にラクスが自分を捨てて裏切りオルフェを選んだ(ように見えた)ショックが重なり、 ラクスを救出しようと提案するアスランに対して精神的に疲弊を極めていたキラは完全に自棄を起こしてしまい、「自分達が行っても無駄」「自分ではラクスを幸せにできない」とまで言い出す。 しかしアスランからの拳を交えた一喝により、「全てを自分が背負い、ラクスに平和な世界を与えなければならない」という強迫観念と「(仲間に頼らないのは)仕方ないだろ! 君らが弱いから!!」という弱音をぶちまける。 遂に「ラクスに……会いたい……」、「しかしラクスの望みを叶える為にどうすれば良いのかもう分からなくなってしまった」という本音を涙を溢れさせながら明かすが、 仲間たちの激励によりようやく奮起、「ラクスが求めているのは平和をくれる人ではなく一緒に平和を実現しようとしてくれる人」である事、仲間を頼って良い事、不安ならラクスと会って話せば良い事を思い出し立ち直る。 ミレニアムで出発後はファウンデーションとの決戦に向けて多分に挑発を込めてアウラに宣戦布告、 シンに対しても信頼を言葉で伝え、デスティニーとの再会によりやる気に満ち溢れていた彼の士気に拍車をかけた。おそらくこれが後のシンの大爆発の最大のトリガーである。 アルテミス到着後はストライクフリーダム弐式でシュラと対峙……したと見せかけてアルテミスに突入、イングリットの脅迫にも負けず「自分が愛しているのはラクスの価値ではなくラクスそのもの」と堂々と宣言、彼女を救出した。 その後はストライクフリーダムに乗り移り、月面での戦いにてオルフェ&シュラを前にまたも圧倒されるも、「自身の最大の武器はラクスの愛」と真に自覚したキラも負けじと反撃、 一時は追い詰められかけるがアスランの増援によって虎口を脱し、更にラクスと合流しマイティストライクフリーダムとなった後はカルラを撃破、見事勝利を収めた。 決着後は地球に降り、ラクスと口づけを交わすのだった。 なお、精神汚染を喰らったとはいえやらかしてしまった責任はどうするのかはきっとファウンデーションに(実際間違ってはいないので)全部押し付けるんだろう視聴者の間でも議論になっている。 本作に至るまでの18年の中でキラの内面についての再考察が広まっていたお陰か、オーブの秘密基地で弱気になっていた時の「君らが弱いから!」という発言は、テレビ版放送当時のやめてよねなどとは異なり非常に好意的に受け止められている。 文面だけなら一歩間違えれば「傲慢に振舞っている」「増長している」とかつてのように叩かれかねない発言だが、これは周囲を見下してではなく「皆を守る為に自分『が』戦わねばならない=他人を頼ることは許されない」というプレッシャーと思い込みからの発言である。 この時点のキラの心が折れかけている様子と、一度は決めた戦う覚悟が重石となり何もかもを一人で抱え込もうとしている事や、それがためにいつかと違って今なら頼れる仲間がいる、今はもう、自分『達が』戦えるのを忘れかけている事がここまでで丁寧に描かれていた事もあり、 久し振りに感情をストレートに表しているキラの姿には多くの視聴者がようやく本音を吐き出せた様にむしろ感慨深さを覚える程だった。 あとこの台詞はアスランに完膚なきまでに一方的にボコられ続けている中で吐き出した言葉なので「弱い」アスランにすら全く歯が立たない状況も相まって、全部1人で背負おうとしていたキラのやるせなさを表現する名場面と言えるだろう。 またこの地下秘密ドックでキラがぶちまけた弱音と最終決戦でオルフェが語った不満は、どちらも「自分がやるしかない事だからやらない訳には行かないので仕方なくやる」というものである。 「自分が戦わねば仲間や友人が死ぬ、自分が戦って平和にしなければラクスが悲しむ」と思い詰めながら突出して戦っていたキラと「その為に生み出された自分こそが争ってばかりの人々を導かなければならない」と思い詰めながらアウラの理想実現に邁進していたオルフェ、 生まれに加えてその行動についてもこの両者はある意味非常に似た者同士だったのだろう。 ただ「愛」に対する考え方と自分の本音を誰かに吐き出せるかどうか、吐き出せる(吐き出させてくれる)相手が居たかが決定的に違っており、それがこの両者の明暗を分けた一因にもなっている。 ちなみに本作を含めてキラが乗機を乗り換えるきっかけが「近接戦闘で撃破されている事」ばかりである。(ストライク→イージスの自爆特攻、フリーダム→インパルスのエクスカリバー突撃、ストフリ→ブラックナイトのビームサーベルで一閃(*6)、ライフリ→アグネスの裏切り) それを踏まえると最後の機体の追加武装も弱点をカバーする意味合いもあったのかもしれない。 ラクス・クライン CV 田中理恵 本作のヒロインにしてもう一人の主人公。コンパスの総裁を務める。よく見るとリボンの色が『SEED DESTINY』の頃は赤色だったのが本作では青色。キラ(フリーダム)の色に合わせたのだろうか。 その絶大なカリスマ性は本作でも健在であり、裏方として、組織の代表として、平和の為に奔走する。 しかし互いに多忙の身故にキラとはすれ違い始めている事や、立場上キラを戦わせなければならない事に心を痛めている。 そんな状況でのアグネスからの(中傷同然の)非難やオルフェの猛烈なアプローチ攻撃とそれを悪く思えない事、そしてある理由でラクス自身が非情な決断をせざるを得なくなってしまった事に深く動揺するが……。 他方、私生活では料理が好き過ぎて滅茶苦茶な量を作りがち、自らバイクを飛ばすアウトドア派、キラとの交際はヤマト夫妻公認である可能性といった新たな側面が判明(*7)、 今までは超然とした、ちょっと腹黒い怖い女、カルト宗教の長の様に見られがちだったラクスが、実際には『SEED』序盤がそうであり、そして『SEED DESTINY』でミーアがそうであって欲しいと願ったように、 やはり「行動力があり過ぎる面もある以外は天然気味な普通の乙女」なのだろう。 また上記の通りキラが優し過ぎるが故に抱え込みがちな事を気遣う、キラの為に何ができるのか悩むなど、今までは少なかった心理面の描写も補強されている。 本作では早くに離別した事が示唆されるだけで存在自体語られる機会が皆無だったラクスの母親があのヒビキ博士に伍するマッドサイエンティストである可能性が浮上、 彼女もまたキラ並みに出生に深い闇を抱えた存在だった事が判明するなど、そういった意味でも相当な災難に遭っている。とんだ似た者&お似合いカップルである。 ネタバレ注意 実はブラックナイツらと同様、デスティニープラン施行後の世界を統べるために造られた特殊なコーディネイター「アコード」だった。 オルフェと接触する度に発生していた不可思議な現象や、オルフェに無意識に惹かれていたのも、同じアコード同士、オルフェと共に世界を支配するよう予め計画に組み込まれていたためだった模様。 キラが精神汚染を受けて暴走し協定違反を犯してしまい重大な国際問題となりかけてしまった際は、コンパス総裁という立場上やむを得ずキラを止めるよう命じるが、 ファウンデーションが仕掛けた電波干渉と迫り来る核ミサイルを前に、キラやコンパスに事態を何も説明できないままアウラやオルフェらと共に脱出を余儀なくされてしまう。 陰謀を発動させた事で彼らの元を離れる事もできずアルテミスに軟禁されてしまったラクスは、それでも自分を早く帰すように迫るも、 (仕方なかったとはいえ)キラを自分の意思で攻撃させた事、その結果キラが消息不明となった事、そして自身の正体と「オルフェと共にあるべき」という運命を知った事で激しく動揺するが、 それでも当人の意思ではなく生まれる前に勝手に決められた運命に依存し、それに唯々諾々と従うアコード達を否定する。 彼女が放った「必要だから愛するのではありません! 愛しているから必要なのです!」は、デスティニープランへの改めての否定と自らの信念、ひいては本作のテーマそのものを端的に表した名言である(*8)。 その後もアルテミスの一室に囚われ、キラ達が生き延びてこちらに向かって来る事に動揺したオルフェが「キラは死んだ」と吹き込み伴侶になれと改めて迫るも生存を信じるラクスは頑なに拒否、 焦りからオルフェはラクスを押し倒し身体だけでも手に入れようとするも「それでも心までは奪えない」と毅然と対応し、オルフェを退散させた(*9)。 キラ達によって救出された後はミレニアムに移り、そこで改めてファウンデーションの陰謀を白日の下に晒した後、「今回だけ」と無理を言ってプラウドディフェンダーでキラの元に出撃した。 プラウドディフェンダーが張った結界でキラの窮地を救いコクピットの彼の元に合流すると、この度初めてSEED能力を実戦で使用(*10)、放電攻撃やディスラプターの照準を補佐し勝利に貢献した。 全てが終わった後は、キラと共に地球に降りたラクスの独白あるいは語り掛けで物語は幕を閉じる。 また、ラストにはラクスの指輪が宇宙空間を漂う場面がある。 明言された事は無いがラクスの母の形見ないし昔贈られたものである事が示唆されているあの指輪を捨てたのだとしたら、自らの決められた運命と、それを強いた母への決別を示すものでもあるのだろう。 余談だが、前作までは非常に煽情的な際どい衣装を着ていたミーアと比較して体型について何かとネタにされていたラクスだが、 本作ではプラウドディフェンダーを届ける為にピッチピチの専用スーツを着用しており、 その凝った装飾もさることながら、スーツによって強調されたミーアに決して負けていない豊満なボディがファン界隈に周知される事となった(*11)。 その様相は完全にミーアの色々強調されたボディに鼻の下を伸ばしていたヨウランそのものである。 そしてDESTINY時の体重変化(*12)とミーアをラクスに化けさせるために自前の声を除く全身整形を施したデュランダルが胸だけ自前のまま残したのが「遺伝子的にはミーアクラス行くと考えて弄らなかっただけなのでは」と上記体型についてネタにしていたファン達からさらにネタにされた。 ラクスの正体を踏まえると、幼い頃に彼女が母から聞いたという「世界はあなたのもので、そしてまたあなたは世界のもの。生れ出て、この世界にあるからには」という言葉も違った響きになる。 ラクス自身はこの言葉を、かつてメンデルで自身の出生の秘密を知り「生まれるべきではなかったのではないか」と悩むキラに対して「どんな形であれ誰もが世界の一部。キラという「世界の一部」に会えて、自分という「世界の一部」が幸せになったのだから、キラは生まれて良かったに決まっている」という意味で引用しているが、 元々は幼い子供に世界観を説く観念的な話ではなくいずれ世界と人類を支配することになる者に対する言葉通りの意味だったのでは?と考えられる。 そんなわけで、指輪共々キラへの祈りだったはずのものがラクスへの呪いへと転化した事に視聴者は慄くしかなかった。「イイハナシダッタノニナー」をここまで体現した展開もそうはない。 ただ、重要度は上がったもののラクスの母については本作では名前すら語られることは無く、アウラやオルフェの語った内容がどこまで本当だったのか、 晩年にナチュラル回帰論を唱えたりアスランとの婚約を取り決めた(=アコード構想を知らなかったか否定した)シーゲルとの関係性、何より彼女自身の思想など語られなかった点が多く、言葉の解釈もあくまで予想に留まる。 それはそれとして指輪については視聴者からも「あんな呪いのアイテムはさっさと捨てて正解」とする意見が多い。 福田監督は終劇後は生死不明ということにして、キラ共々再び隠棲する可能性を示唆している。まあ劇中であんだけヤバイ素性を天下万民に晒されてしまっては、表舞台に居続けるのは無理というものだろう。 そもそもラクス・クラインという存在が「世界を導く役割を持つもの」として作られたことを本人も知ってしまったので、今後表舞台で役割の為に生きる人生を送っていくとも考えにくい。 一方で、「キラとラクスは隠遁する」というのはキラとラクスがミレニアムに合流せずいきなり地球に行ってしまった事を冗談めかして答えたものなので二人の今後の示唆としては根拠が弱いとも言える。 …と思われたがノベライズ版ではキラと共に消息を絶つ結末になっているため、あながち冗談とも言えなかったりもする。 ただし福田監督は「落ち着いたら歌の仕事をするかも」と後にコメントしているため、現状このまま完全に隠居するということにはならない模様。 なお、今回のアコード関係の設定により、ラクスは第一世代相当のコーディネイターである事が判明したため、キラとの間に子供を作る事ができるとの事。 スーパーコーディネイターとアコードの子供とか大変な事にしかならなさそうな出自である。 トリィ ブルー どちらも鳥型のペットロボ。 トリィはアスランが作ったものだが、ブルーはキラの作で、本編以前にラクスに贈られたものである。 かつてプラントのクライン家の邸宅に青い鳥が遊びに来ていたのに着想を得たのか、ブルーはトリィの色違いであり、名前通りの青色。 トリィが「トリィ」と鳴くのと同様にブルーも「ブルー」と鳴く。 ネタバレ注意 実はトリィとブルーは互いに量子通信ネットワークで繋がっており、お互いの位置を感知できる機能がある。 ラクスがファウンデーションに攫われアルテミスに軟禁された際も、ブルーがラクスの髪の中に隠れていた事でキラはラクスの居場所を知ることができ、救出に貢献するのだった。 ハロ CV 三石琴乃 お馴染みガンダムシリーズの顔にして本作ではラクスのお友達。 本作でも相変わらず作中のキャラの気持ちの代弁や皮肉るようなセリフを発しながらやかましく飛び回っている。同じくアスラン作にしてキラのお友達であるトリィと戯れる場面も。 キラとラクスの邸宅には色違いが多数並んでいる他、一番のお気に入りのピンクちゃんはやはりあちこちに連れ歩かれており、ファウンデーション行きのミレニアム艦内にまで持ち込まれていた。 キラの為に細切りの海苔でラインを表現したハロ型おにぎりを作るなど、今でも変わらず気に入っている様子。 劇場作品向けの音響のパワーアップの影響か、それとも流石に時間が経ってガタが来始めたのか、今回はモーター音や駆動音がガシャガシャうるさくなった印象を受ける。 因みに、ガンダム作品に於けるサンライズの上映前サウンドロゴは「転がって行き、飛び跳ねたアムロのハロがSUNRiSEの『i』の点になる」というものだが、 本作やその前に制作されたスペシャルエディションでは、SEEDに合わせてこのハロがピンクハロになっているという小ネタが仕込まれている。 ネタバレ注意 ラクス救出作戦の折にはハロが大量に投入され、アルテミス内の通風口内を「アカンデー!」などとやかましくしながら飛び回った末にダクト内で催眠ガスを大量に噴出、 敵兵士やアウラ含む指令室要員のほとんどを眠らせキラ達のラクス救出の障害の多くを無力化する大活躍を果たしている。 逆に言うと、ラクスを救出する必要があったからこの程度で済ませてもらえたが、そうでなければ毒ガス撒いてアウラ達を抹殺する事も出来たという事でもある……。 このハロ達の中にはミーアが持っていた赤ハロ(ちゃんと英語で喋っている)や、ヒゲを描かれた濃紺色のハロ(ネイビーちゃん)も含まれている。 なおネイビーちゃんの声は子安武人(*13)。しかもガスを噴射しながら「ゼッコーチョー!!」などと叫んでいた。 シン・アスカ CV 鈴村健一 前作『DESTINY』の主人公。キラ直属の部下の一人。階級は大尉。 前作の戦いでの敗北とキラとの和解を経た事で、オーブへの憎しみが解消され、前作終盤の様に不安定な精神状態の中で怒りと義務感で無理矢理闘志を奮い立たせる必要もなくなったためか、本作では憑き物が落ちたように快活で明るい性格になっている。 というか、それはそれはもうあまりに明る過ぎて視聴者から若干退行しかけてないかと心配されかけるほど。 一方でキラへのリスペクトかなるべく急所を外す戦いを心がけていたり市民をシールドで守りながら戦っていたり、飛来するミサイルをビームライフル3連射で立て続けに撃墜したりと、そのエースパイロット振りは健在どころか磨きがかかっている。 精神的にも成長した事で、ブルーコスモスの無法振りや自殺同然のテロ行為をいつまでも続ける姿勢に苛立ちつつも、以前の剥き身のナイフのような過剰な攻撃性や不遜な態度も改まった事で幾分丸くなっている。 とはいえ、キラを面と向かって馬鹿にされた時は思い切り不機嫌になる、終盤の戦闘中は荒武者そのものと、そのキレ芸は健在。 以前から語られていた通り今ではキラをよく慕っているが、キラは頑なに自分一人で最前線に立ち続ける事と、 アグネスから自分がかつて「フリーダムキラー」の異名で呼ばれていた事を知った事で、「キラから信頼されていないのではないか、そればかりか敬遠されているのではないか」と悩み始めている。 そんな訳で、「普段は天真爛漫、慕う者にはよく懐くが、敵には激しく噛み付く」という姿は多くの視聴者からわんこに例えられる事になる。 コンパスメンバーの中では一際明るい性格からコメディリリーフの役回りを与えられた感があり、 一人だけアウラ女王に礼をするタイミングが遅れる ファウンデーション王宮で開かれたパーティーで、他の面々が不穏な空気にピリピリする中一人だけ皿に山盛りにした料理を食いまくっている豪華な食事に舌鼓を打っているように思われがちだが、昼間にシュラとの模擬戦で圧倒され不遜な態度を取られてからずっと苛立っているので、おそらくヤケ食いである ルナマリアとアグネスが女の戦いを繰り広げてバチバチしている事にも全く気付かずケーキを両手に持って「何の話?」と無邪気に割り込んでしまう ルナマリアに手を出そうとしてうまくいかずギクシャクした結果(*14)、夜中にミレニアムの甲板で一人で体育座りして落ち込む(一方ルナマリアは部屋で軽く拗ねている) 2年振り2度目のラッキースケベ キラとアスランの喧嘩を止めようとしたらタイミングが悪く両者から吹っ飛ばされる ルナマリアに対して場違いな時に場違いな悪いジョークを仕掛けた結果危うく殺されかける ……と、全体的にギスギスした感の強い前半の貴重な清涼剤となっている。 特に体育座りの件は、「シンから手を出した」部分が描かれていなかったとはいえ、「ルナマリアからの「お誘い」に盛大な鈍感ムーブをやらかした」という感想が出回って溢れるくらいには、視聴者からもそういう認識をされている。 これだけ見ると、まるで主人公の座を追われた挙句に三枚目にまで落とされたかのような印象を受けるかもしれないが、 終盤では勇気凛凛・元気溌剌・意気揚々なシンが最高の愛機に乗ったらどれだけ恐ろしいかをこれでもかと見せ付け、 シン(とその愛機)についての従来の考察を非常に良い意味で大幅に改める必要が出る程の途轍もない、主役格の面目躍如という大活躍を果たしている。 ネタバレ注意 かつての愛機との再会を果たした際には本当に心の底から嬉しそうにしており、横にいたアスランも悪そういい笑顔で見つめていた。 相手もこれまでのようにどちらにも一応の言い分があったりシン本人との因縁がある彼からすれば「戦いにくい」連中ではなく、外道・オブ・外道のファウンデーション軍であるためこれまでと違い何のしがらみも無く存分に戦えるまさに気炎万丈の状態。 そしてキラとアスラン達によるラクス救出の囮兼、敵旗艦への単独突撃を試みるミレニアムの護衛という超重要任務をキラ本人から任されたことで、彼から全面の信頼を得ていると確信し完全にリミッターブッチ切りの状態となり、 改修されたとはいえ今となっては旧型のデスティニー(*15)で、インパルス・ゲルググに乗り換えたルナマリア・ヒルダを率いてファウンデーション軍の艦隊を次々と撃沈する。 一度は敗北したオルフェ・イングリットとシュラを除くブラックナイツ4機+アグネスのギャンと対峙するも、 「この間はジャスティスだったから負けたんだ!!」と、以前とは違い「自分の為の愛機」の力を限りなく引き出す事で格上複数を相手に圧倒し、隙を見てエネルギーが低下したインパルスにデュートリオンビームで充電するなど大立ち回りを見せる。 SEEDを発動させ考えるのを止めたシンにはブラックナイツの読心は通じず、今度は精神汚染で暴走させようとするも途轍もなく深いシンの心の闇を迂闊に覗いてしまった事で恐るべき怪物の姿に変貌し襲い掛かって来るステラのイメージを見てしまい逆に戦慄させられてしまう。 読心も暴走も通じず、遂には半ば破れかぶれで得意の分身アタックを仕掛けるも、C.E.世界に於ける分身攻撃の第一人者であるシンはそれを寝ボケた分身と一蹴、 「分身は!! こうやるんだあぁぁぁあ!!!」 という咆哮と共に雲霞の如く無数に分身させたデスティニーを叩き付け、あまりの異常事態にブラックナイツと視聴者が混乱した隙にデスティニーの多彩かつ強力な武装群を巧みに使い分け次々に粉砕、 終わってみればブラックナイツ4機を相手に終始無双し、内3機を単独で、ほぼ無傷で撃墜するという大戦果を挙げる。 その後はムウから受け取った新装備『ゼウスシルエット』でレクイエムを破壊、今度こそ自らの手で生まれ故郷であるオーブを守り切り、事態解決に大きく貢献した。 キラやラクス、アスランと違い物語を直接動かすキャラクターとしては描かれていないが、全体的に殺伐としがちな物語(特に前半)の清涼剤として、そして終盤の大立ち回りからその評価は爆増。 20年来のシンやデスティニーガンダムのファンはまさに必見という内容に仕上がっている。 因みに、福田監督の蔵出し情報によるとステラが闇に吞み返すシーンは後藤リウ氏の発案で、構図はドズルから鬼のようなオーラが立ち上るシーンのオマージュとの事。 ルナマリア・ホーク CV 坂本真綾 キラ直属の部下の一人。階級は中尉。カタパルトで射出される直前にヘルメットのバイザーを下す癖は本作でも相変わらず。 前作ではシンとの関係は、「深く傷ついた者同士の傷の舐め合い」に近い不健全気味なものだったが、本作ではお互いに本当に惹かれ合っての恋人同士となっている。 ドラマCDによると前作の戦いの後シンは方々でのろけまくっているとの事である。 一方で、シンが相変わらず子供っぽい所にやきもきさせられる事も(と言ってもシンはまだ17歳、高校2~3年生相当なので、プラントでは成人年齢とはいえ老成しろという方が無理筋なのだが)。 ネタバレ注意 ミケール大佐逮捕作戦ではファウンデーション首都に停泊するミレニアムで待機していたが、核ミサイル接近を受けて狙撃用装備を受け取り迎撃の為に出撃。 なんと核ミサイルの1本目を狙撃によって撃墜に成功する。しかし、遅れて到達し軌道を変更した2発目の迎撃は間に合わず、やむなく海中に退避し難を逃れた。 「ルナマリアは射撃がヘタ」というネタは有名だが、超高速で飛来する核ミサイルの内一本は確実に撃ち落としており、汚名返上を果たしたといっていいだろう。 また、2本目も1本目を囮にするように軌道変更したのと時間的な問題でハインラインが「迎撃はもう無理だから構わず逃げろ」と言ったのを無理に迎撃にかかり安定性の低い空中で咄嗟に射撃した末に外した格好なので、ルナマリアの株を下げるものではない。 というか核ミサイルをMSの射撃で落とすのはガンダムシリーズでは凄腕の証である。 その後はミレニアムで連絡のつかないシンの遺品整理をしていたものの、ハイジャック犯に扮したシンの戯れに気付かず締め上げてしまい、 正体が分かった後は泣いて再会を喜びながら心配させた不満を全力のハグとビンタ9発でぶつけるのだった。 宇宙での決戦に向けてオーブに秘匿されていたインパルスに乗り換え、まずはブラストシルエットで雑魚の群れを掃除すると、続けてソード、フォースと換装して行き、最後はアグネスと対決する。 アグネスの言うような妥協でも自己欺瞞でもないシンへの確固たる愛の力でアグネスを打ち破ると、憧れのディアッカからミーティアを受け取りシンと共にレクイエムを破壊、コンパスを勝利に導いた。 「歩のない将棋は負け将棋」と言われるが、ファウンデーション軍の「歩」を蹴散らしてミレニアムの「玉」への道を切り拓いたルナ(とヒルダ)の功績は大きく、最終決戦の裏エースとも呼べる大活躍だった。 だからどうしたという話だが、作戦中にファウンデーションに寝返ったアグネスを除くとコンパスメンバーの中で唯一ブラックナイツと交戦していない。 前半の逮捕作戦では後方で待機、後半の決戦ではシンが単騎でブラックナイツ4人を相手取ったためアグネスを引き受け……と、一度もブラックナイツと戦闘する機会が無かった。 その後、嘗てアスランがジャスティスで月面に居たシンとルナマリアに手を差し伸べたように、今度はルナマリア自身が月面で一人うずくまっていたアグネスにインパルスで迎えに行き、その手を差し伸べた。 奇しくもその姿は、かつて月面でうずくまっていた自分とシンにジャスティスで手を差し伸べに来てくれたアスランにそっくりであった。 『月光のワルキューレ』や監督の蔵出し情報、及び『DESTINY』前半の描写からすると、彼女もかつてはアグネスのように「より高スペックな男」を求めていた節が見受けられる。 だからこそ何の打算もなく接してくる「ばかなガキ」であるシンに惹かれたのだろうか。 アグネス・ギーベンラート CV 桑島法子 本作の新規キャラ。 キラ直属の部下の一人。階級は中尉。 ザフト時代は「月光のワルキューレ」の異名を持つエースで、アカデミー時代は同期のシンより成績が良かった。 一言で言えばおそらくは狙ったキャスティングであろう同じ声のフレイと、前作までのシンの悪い所を凝縮・複合させたような人柄。優れた容姿と腕前を誇るが、人格に難があるといわざるを得ない。 上を見ての通りSEEDシリーズでは常連の桑島法子氏担当のキャラである。 詳しくは項目を参照。 ヒルダ・ハーケン CV 根谷美智子 マーズ・シメオン CV 諏訪部順一 ヘルベルト・フォン・ラインハルト CV 楠大典 元SEED版黒い三連星達。本作でもヒルダ率いる「ハーケン隊」として行動している。階級はヒルダは少佐、2人は大尉。 主要キャラとの関わりがほとんど無かった前作とは異なり、本作ではマーズとヘルベルトはシンに怪談を話してからかう、 ヒルダはルナマリアにセクハラを働く(ヒルダはレズである)、ピンチのシンを助け出すなどシン達とよく絡んでいた。 三人はシンの事は「坊主」と呼ぶが、シンはそれを特に気にする様子はない。 ネタバレ注意 ミケール大佐逮捕作戦ではマーズ・ヘルベルトはアークエンジェルと共に行動、アークエンジェルの護衛に付いていた。 しかし核発射の様子を目撃していたアークエンジェルを口封じに来たブラックナイツの能力の前には敵わず敗北、戦死した。 ヒルダはジャスティスを撃墜され脱出したシンを救出、そのまま一緒に脱出しオーブまで逃げ延びた。この際、シンがパイロットスーツ越しとはいえ思いっ切り胸の上に手を置いていた事に眉を顰めている。ただ状況が状況だったため見逃した模様。 最終決戦ではルナマリアのゲルググを引き継ぎ、しばらくはミレニアムの直掩を務めた後にシンの分身攻撃を前に恐慌状態に陥っていたリデラードを撃墜、長らく連れ添った部下二人の雪辱を果たした。 厳密には直接的にマーズ、ヘルベルトを撃墜したのはリデラードではなくリュー、ダニエルの二人であるが、見方を変えれば敢えてリデラードを堕とす事で自分と同じ立場に追いやったとも言える。 本作のヒルダはキラとアスランの乱闘に介入しようとするシンを諫めようとするなど、面倒見の良い姉御肌的な側面が強調されており、本作で大きく株を上げたキャラの一人と言える。 アレクセイ・コノエ CV 大塚芳忠 本作の新規キャラ。 ミレニアム艦長。階級は大佐。志願してコンパスに参加した。時々間違われるがココノエ艦長ではない 芳忠ボイスが実に良く似合う温和な人物で、部下達からも信頼が篤い。以前は教師だったらしい。 疲弊気味ながら根を詰めすぎるキラを気遣う場面もあるなど、自身も部下をよく気にかける高潔な軍人である。 現プラント最高評議会議長であるラメントとは友人で、コンパスに参加したのは彼からの頼みによるところも大きい。 先の大戦では目立った戦果こそ挙げられてはいないものの、その的確な判断から自身の艦を損ねた事は一度も無く、コノエ艦長に付いて行けば生き残れると部下から信頼されていたとのこと。 冒頭の作戦行動時にも、敵方の戦力は中隊規模という報告に対し「現場からの報告なので多く見積るに越したことはない」と即断しており、そのリスクヘッジ能力を窺がわせている。 よく似た事を言われているアイツや声が似てるフルメタのほうのゲイツのようなイカレ野郎では断じてない。 ネタバレ注意 ミケール大佐逮捕作戦では後方で待機するが、突然のジャミングという異常事態を前に悪い予感を感じ取ったのか、通信障害以外まだ何も起きていない内からルナマリアに狙撃用装備を持たせて待機させるという先見の明を発揮している。判断が早い 結果としてそれは核ミサイル接近という形で的中し、2本の内1本の撃墜に成功させている。 アークエンジェルが核に巻き込まれ消滅した際も、「そう簡単に死ぬかな? あの連中が」と、マリューらが生存していた場合に備えて次なる準備を整えていた。 マリューが実際に戻って来た際は「今のコンパスは海賊のようなもの。海賊の戦いはマリューの方が慣れている」として艦長の椅子を譲り、そのマリューから任命される形で副長に代わった。そしてアーサーは副長を降ろされた。 アーサー・トライン CV 高橋広樹 ミレニアム副長。 かつてミネルバ副長を務めていた頃から引き続き黒服。階級は少佐。 相変わらず無駄にリアクションが大きかったり、つまらないダジャレで滑ったり、あまり大きい声で言うべきでない事を口走って自分で慌てたりと、不動の三枚目ポジション。 彼の代名詞である「えぇーっ!?」は今回も健在。というか顔が映る場面での第一声がそれだった。 コメディリリーフ的な役回りが目立つ残念な人。公式紹介文でも「いささか頼りない」とまで書かれてしまうほど。 しかしながら、当時最新鋭艦だったミネルバの副長を経て、その後継艦でやはり最新鋭艦となるミレニアムの副長に任命されており、信頼されている事は間違いない。 かつて敵対した間柄であっても私情を持ち込まず、分け隔てなく接するあたりムードメーカーの人柄とも言えるし、そうした緩衝材としての役割も期待されていたかもしれない。 実力で見ても、前作でも計器類のモニタリングや兵装の取り扱いなどで失策を働くことはなく、艦長のタリア不在時に何度かその職務を代行した際も的確に指示を出している。 本作でも緊急時にあって艦やクルーを守る為の指示は冷静かつ的確に行っており、やたらとリアクションが大きい点を除けば軍人・指揮官としては十分に有能と言える。 外伝であるドラマCDでは亡きタリア・グラディスの遺児である危うくグレかけていたウィリアム・グラディスの後見人となっているが、映画では特にその事には触れられていない。 ネタバレ注意 旧アークエンジェルクルーたちとの合流およびマリューの艦長就任、そしてコノエの副長任命に伴い、玉突き事故か流れ作業のごとく降格人事でなし崩し的に副長を解任されてしまった。 その後はいちブリッジクルー兼リアクション要員として戦闘に参加。 コノエに向けて「艦長」と呼び掛けてしまう、どいつもこいつも覚悟ガンギマリなコンパスメンバー達の中で一人だけビビり気味など、コメディリリーフ的な場面も変わらず見られ、最後まで良き清涼剤であった。 ただしビビり気味とはいえそれで周囲に醜態を晒すような真似はしておらず、彼もまた自分にできる事で世界の為に戦っていたのである。 アビー・ウィンザー CV 戸松遥 ミレニアムオペレーター。 前大戦の際、ミネルバから脱走したメイリンに代わってオペレーターを務めていた人物。 前作『DESTINY』ではヒルダと兼役で根谷氏が演じていたのだが、本作ではCVが変更されて独立した形になった。 語尾に「です」が付いてメカニックもできるどこぞの私設武装組織の戦況オペレーターではない。 アルバート・ハインライン CV 福山潤 本作の新規キャラ。 ミレニアムクルーにしてコンパスの技術総責任者。階級は技術大尉。スカウターのようなモノクル型デバイスを常に着用している。 口調こそ丁寧なものの常に異常に早口で、しかもその早口で部下の無能振りを延々ブツブツ愚痴っていたり、「NJダズラー」なる研究中な筈のジャミング技術を敵が使って来た事態を前に納得の行かなさをこれまたブツブツ呟いたりする。 いかにもな「偏屈な技術者」だが、その卓越した技術力は「極めて優秀な技術者」との説明文に違わない。 「ハインライン」という名前で察せられるかもしれないが(*16)、実はフリーダム・ジャスティスの開発者の一人で、 自身の能力への自負故かプライドが高く、ラクスとコノエとキラを例外として、本心では他に誰も尊敬していないという人格に些か問題ありな人物だが、優秀過ぎて文句も言えないという扱いだったという。 しかし優秀である事は間違いなく、途轍もない新兵器をいくつも用意したりキラ達の行動を先読みしていたり敵の超兵器の弱点を正確に見抜いたりと大活躍している。 また説明から冷淡な性格なのかと思いきや、ルナマリアへの適切な指示(*17)などから分かる通り他人の命を軽んじているわけでもない。 そのあまりの頼り甲斐と馴染み振りから、 フリーダムを強奪したキラを怒るどころか、常人には扱えないマルチロックオンシステムを完璧に使いこなすキラに絶対嬉々として使用感を聞き取ったはず お互い久しく見なかった自分に付いて来れる相棒の登場を前に早速意気投合したに違いない アークエンジェル時代からキラを支えて来た仲間だった 中の人繋がりでスザクとカレンが最初から仲間のルルーシュ(*18) etc……と色々ネタにされており、早くも視聴者から人気を博していると共にスパロボでのルルーシュとの絡みが期待されている。 というか、登場して日が浅い上に劇中でほぼ名前を呼ばれないせいか本名が広まっておらず、上映開始からしばらくはSNSの感想等でももっぱら「ルルーシュ」呼びされていた。そして完全に愛称として定着してしまっている。 実際、同じサンライズかつ時期の近いロボアニメという事で、ルルーシュが友情出演したかのようだという声もあり、彼の登場は概ね好評である。 ちなみに声を担当した福山氏は外伝である『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』のソル・リューネ・ランジュ、『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 ΔASTRAY』のアグニス・ブラーエの声をそれぞれ担当しており、本作でSEED本編シリーズへの登板となった。 ハインラインおよびコノエの声については、福田監督曰く「新キャラの説明に割く尺がないので、声だけで能力に説得力を持たせられる起用をした」とのこと。 つまり上記の視聴者からのリアクションは監督の想定通りということである。 ネタバレ注意 ミケール大佐逮捕作戦の途中の謎のジャミングに続いて核の発射という相次ぐ異常事態を前に、ファウンデーションの正体を知る前から全ては彼らの陰謀である事をほぼ見抜いており、 オーブで停泊中にハイジャック犯を装ってミレニアムに乗り込んで来たキラ達にも「僕の計算より2分遅かったですね」などと言い放った。 宇宙に上がりファウンデーション艦隊の正面に出た際は「大丈夫です! 我に新兵器あり!」と、自信満々に新作、おそらくはアークエンジェルなどが装備していた融除剤ジェルの発展型であろう「耐熱耐衝撃結晶装甲」を披露、 12連陽電子砲とかいう頭のおかしい兵器+艦砲射撃の直撃を防ぎ切り、あまつさえ防ぎ切れるか心配するコノエに「当然です!」と断言した(そして本当に無傷で耐え切った)。 戦闘開始後もミレニアムが放出したガンバレルの操作を担う、自らがプラウドディフェンダーをキラに届けると言い出したラクスを止めるどころか「(プラウドディフェンダー自体は)100%の性能で稼働できる」と付け加えた上でそれでもドッキングには手動操作が必要であるも「こちらで完璧に誘導しますのでご安心を」と言い切り、実際にパイロットとしては素人であるラクスの操縦でストライクフリーダムとの合体を成功させるなど、後方要員でありながら八面六臂の大活躍を残した。 マリュー・ラミアス CV 三石琴乃 アークエンジェル艦長。階級は大佐。白服。 元々は技術者だったはず(*19)が今やすっかり艦長職が板に付いており、今回技術者としての活躍はない。 キラの理解者の一人でもあり、アークエンジェルとは別チームとなった今なお彼を支えている。 ネタバレ注意 ミケール大佐逮捕作戦では前線で指揮を執るも、その最中にブラックナイツが工作を働いていた様子を目撃したのと謎のジャミングから、全ては罠だった事を一早く悟る勘の良さを見せる。 しかしあと一歩遅く、口封じとしてブラックナイツの襲撃を受ける。 アークエンジェルの全兵装を展開して迎撃に努めようとするも瞬く間にほぼ全ての武装を破壊されてしまい、それでも殺到するミサイルをフレアと回避運動で凌ぐなど機転を利かせるが遂にはエンジンを完全に損傷し艦を捨てる事を決意、他のクルー達を先に逃がし自身は最後まで艦橋に残る。 ブラックナイツが目前まで迫った所で自らも緊急脱出、艦橋を破壊される直前になんとか脱出するも負傷し動けなくなっていた所をムウに救助され共に脱出、長らく世話になったアークエンジェルの最期を見届けた。 (このシーンはあの「舞い降りる剣」のオマージュと言えるが、今回は誰も助けに来れず「舞い降りない剣」などと呼ばれている) オーブの秘密基地に避難後、弱気になってしまったキラをアスランと共に励まし、メンバーのやる気は整ったとはいえまだ「足」が無いという状況になるも、 ハイジャック犯に扮してミレニアムを乗っ取る(様に装い、秘密裏に合流し出港する)事を提案。 合流に成功すると共にその手に出ると予想し既に準備を整えていたコノエに勧められ、 三隻同盟や『SEED DESTINY』序盤の頃のような「どこの所属でもない、海賊同然の艦」に相応しい戦い方を知る者として再び艦長となる。 そして「コノエ大佐には副長をお願いします」のマリューの一言でアーサー・トラインは副長を降ろされた。ひどい。 宇宙に上がった後は見事その期待に応え、「戦術バジルール」や耐熱耐衝撃結晶装甲とアンチビーム爆雷に任せた突撃、ドリフト航行で敵の攻撃を迎撃しつつ反撃といった、 これまでの戦いで蓄積された技術をフル活用した喧嘩殺法めいた戦術の数々でファウンデーション艦隊を次々に打ち破り、最後はグルヴェイグを撃沈し全ての元凶たるアウラを仕留めた。 戦いの後はミレニアムに戻ったムウに抱き付き、熱い抱擁とキスで迎えるのだった。こいつらロマンティクス…もうしてたわ。 総じて本作の彼女は女傑の一言。 特に最後の艦隊戦における彼女の迫力は多くの視聴者を(良い意味で)震え上がらせている。声繋がりで「若干ミサトさんがインストールされている」とも。 後方に座して唯々偉ぶり、突撃して来るミレニアムに慌てふためいていたアウラとは行動も態度も真逆であり、おそらくは意図してそのように描かれたと思われる。 ムウ・ラ・フラガ CV 子安武人 アークエンジェル艦載機パイロット。階級は大佐。青服。 その飄々とした姿勢とそれに似合わない鋭い勘、卓越した操縦技能は今なお健在。何気に髪型は無印SEEDの頃と同じになっている。 シンからしてみれば2年前に敵対したネオ・ロアノークその人であるが、前日談であるドラマCDや今作でのやりとりを見るとわだかまりはなくなっているようだ(ムウの性格上正体を隠している可能性は低いため、どこかでカミングアウトしたのかもしれない)。 シンがシュラ・サーペンタインに剣術試合を挑まれたときは諌めるキラを制止し「…やらせてみろ」と言うが、シュラのサーベルがシンの喉元に突きつけられた時には、ムウは銃のホルスターに手をかけている。 本作ではムラサメ改を乗機としており(専用カラーの類も施されていない)、ネオ時代以来久し振り、ムウとしては実にスカイグラスパー以来の量産機乗りとなっている。 ネタバレ注意 ミケール大佐逮捕作戦の最中、ファウンデーションの陰謀工作を目撃したアークエンジェルを襲撃するブラックナイツに激昂して迎撃に向かうが、さしものムウも機体の性能差もありブラックナイツ相手では荷が重く撃墜されてしまう。 だが実際には墜落を装って逃げ延びており(とどめを刺される瞬間に腰部ミサイルの反動で直撃を逃れている。勿論、大破に近い状態でまだ変形できるムラサメ改のダメージコントロールの強さもあるのだろうが)、アークエンジェルから脱出しようとして力尽きかけていたマリューを救出し、共にオーブまで落ち延びる。 その後は、カガリから密命とともにアカツキを受領し、キラ達に先んじて(*20)宇宙に上がってレクイエムに先行。 発射直前に射線へ割込み、第一中継点を新装備ゼウスシルエットで破壊、直後にレクイエムの光に飲み込まれて行く。 ……がこれをシールドとヤタノカガミ、そして気合いで反射、レクイエムの一部とステーション曳航船を破損させ、大幅な時間稼ぎに成功する。直後ミレニアムの艦橋からは「フラガ大佐ステキー!」などと黄色い歓声が上がっていた。 観客からは「『エンデュミオンの鷹』でも焼き鳥になりかねないのによく引き受けたな」「これはオーブの歴史の教科書に『ムウ・ラ・フラガ』の名が刻まれる」と言われるレベルの偉業を成し遂げてしまった。 流石に機体のダメージが大きく戦闘続行は不可能になったのか戦線から離脱していたようだが、決戦終盤にはシンからまたしてもおっさん呼ばわりされ、シンにアカツキで使用していた新装備を渡し、レクイエムの完全破壊を促した。 戦いの後はミレニアムの艦橋に行き、マリューとキスを交わした。 アーノルド・ノイマン CV 千葉一伸 ダリダ・ローラハ・チャンドラII世 CV 鳥海勝美 コジロー・マードック CV 田中美央(*21) お馴染みアークエンジェル操舵手&オペレーター&メカニック。階級はノイマンは大尉、チャンドラは中尉。 ガンダムシリーズ最高峰と名高いノイマンの超絶操艦は本作でも健在。 ファウンデーション入国時に着水するときに発生する水しぶきの量がミレニアムとアークエンジェルだとかなり違うなど、技量の違いはこう言った細かい描写からも窺える(*22)。 ネタバレ注意 アークエンジェル大破時にマリューに先んじて脱出、経緯は不明だがアスランのズゴックに回収されキャバリアーに乗り込み脱出に成功した。 因みに艦橋を破壊されたアークエンジェルにミサイルが降り注ぐシーンの画面右下をよく見るとアークエンジェルから離れて行くロケット噴射炎が一瞬描かれている。おそらくこれがアークエンジェルクルーを乗せて離脱するズゴックと思われる。 マリューらと共にミレニアムに合流後はノイマンは再び操舵手に、チャンドラは地上でルージュのキャバリアーのオペレーターとしてファウンデーションとの決戦に参加する。 操舵席にノイマンが座った瞬間、それまでシートベルトをしていなかったミレニアムクルーがこぞってシートベルトを付け始めるあたり、ノイマンの評価が透けて見える。 出港早々にオーブを狙ったレクイエムの狙いを引き付けるべく、ミレニアムはアウラを挑発し自身を撃たせるが、ノイマンはこれをプガチョフ・コブラで回避、無事にミレニアムを宇宙に上げた。 ……冗談でも誇張でもない。 アークエンジェルと同等の大型艦であるミレニアムで、高等飛行テクニックであるコブラ機動を実現したのである。 いくらミレニアムの性能が高いとはいえ、アークエンジェル程乗り慣れているわけでもないのに二重のぶっつけ本番で行っている。 ……「全長420mの巨体を大気圏内でバレルロールさせる」「センサーが麻痺している中、山間で目の前に突然現れたミネルバとその砲撃を船体を90度倒して回避」に次ぐ新たなノイマン伝説誕生の瞬間である。 その後も宇宙空間でドリフト機動する、グルヴェイグの砲撃を避けつつ突撃し正確なラムアタックを決めるなどの巧みな操艦を見せ、コンパスの勝利に貢献した。 そりゃみんなシートベルトつけるよ…。(*23) 巷ではノイマンのミレニアムへの移乗は「遂にノイマンにも乗り換えイベントが起きた」「実質ノイマンの新たなる剣」「ノイマン専用MA」などとネタにされた。 ついでに大気圏内でレクイエムを避けてみせたノイマンをして回避不能と言わしめる砲撃を一人で繰り出したアズラエルの株まで上がった。 なお彼自身の台詞は非常に少なく、千葉氏も後半の台詞が少なかったと自嘲していたほど。 だが台詞の少なさに対してその活躍は大活躍どころの騒ぎではなく、まさに不言実行のプロといったところか。 余談だがキラとアスランの殴り合いの際にも居合わせていながら一言もしゃべっていないが、よっぽどひどくなったら仲裁しようと思ってなのか軽く構えてだけはいた。 ヒメコ・ユリー CV 白石晴香 ミリアリアに代わる新たなアークエンジェルのオペレーターの黒髪の女性。 なおヒメコ含め以下のアークエンジェルとミレニアムの新規クルーは公式サイトやパンフレットですら紹介されていない。 ユウ・キリシマ アークエンジェルの副操縦士の赤毛の男性。 何気にレアな役職に就いている(*24)。 ヒカル・ハヤテ マーカス・マクダネル ドロシー・ブリストル ジム・ライアー オリビア・ラスカル ミレニアムクルー。 上から順に、くすんだブロンドっぽい髪色の男性、茶髪の男性、黒人の女性、黒人の男性、栗毛の女性。 名前でインターネット検索しても『SEED FREEDOM』のキャラが全くヒットしないくらい作中での扱いは地味。 ジェミー・トンプソン ミレニアムのオペレーター。金髪ショートの女性。 宇宙での戦闘開始直後に「超高速対艦ミサイル」の接近を報告したり、ラストシーンで感極まって飛び跳ねていたりなど、新ブリッジクルー勢の中では一際目立っている。 ヴィーノ・デュプレ CV (台詞無し) オレンジの差し色ヘアーのミレニアムの整備士。 元ミネルバクルーで、シンやルナマリアの同期。 本作ではアグネスの取り巻きになっていた模様。全国行脚にもシンと共に登場している。 なお本作ではヨウランは居ません。やはり彼は…。 リオ・マオ CV 鎌倉有那 ラクスの秘書官。女性。すっげぇ紛らわしいがスパロボの主人公ではない 前半は別段目立った活躍は無い。 ネタバレ注意 後半、ファウンデーション首都への核ミサイル接近を受けてラクスと共に脱出シャトルに乗った描写はあったが、出番自体はこれが最後となっており、それ以降の去就は不明であった。 そのため一時は「特に用のない彼女は始末されてしまったのでは」との憶測も立っていたが、後に舞台挨拶にてラクスと一緒に救出されていると語られた。 ファウンデーション的には彼女はラクスに勝手について来たオマケであるため、適当に放っておかれていたのかもしれない……。 一方、ファウンデーションの司令部からの脱出時、よく見るとユーラシア連邦軍の高官2人はラクスらとは別方向に案内されている(ラクスらの乗ったシャトルにも姿は無い)が、 同舞台挨拶によると彼らは結局脱出シャトルに乗れず核ミサイルで死亡した事が示唆されている。 オーブ連合首長国 カガリ・ユラ・アスハ CV 森なな子 オーブ代表首長。本作ではあくまで一国の指導者として裏方に回り、方々との調整に徹している。 コンパス設立の主導者であり、またいずれ後任となるべきトーヤの育成も行うなど、こちらも日々忙しくしている。 主要登場人物としては唯一担当声優が変更されているが、その理由については詳しい説明が無く、視聴者目線でもコジローやアビーとは違い変更する理由が特に見当たらないため詳細不明。 ネタバレ注意 ファウンデーションの陰謀により作られた「キラの突然の暴走が巡り巡ってユーラシア連邦が核を発射した」という構図と「そのキラもミケール大佐も行方不明で、誰一人立証も反証もできない」という状況を前に、 大西洋連邦代表とプラント代表との間で議論が紛糾、キラの人となりを知るが故に必要以上に強気に出てしまったのが災いして却って双方へのコンパスの信用を失墜させてしまい、事態へのそれ以上の手出しができなくなってしまう。 しかしファウンデーションのオーブへのレクイエム発射という緊急事態に際しては一国の指導者として即刻打てる手を打てる内に打てるだけ打ち、 オーブ国民の迅速な避難やレクイエム対策、そして自身もキャバリア―アイフリッドを装備したルージュで陣頭指揮を執るなど、オーブの指導者として逞しく成長した姿を見せる。 しかもいつレクイエムを撃たれても良いように、事前に対策を講じつつ対外的には「まだ何もしていない」とシラを切り通したり、乗っ取りに遭った体でこっそりミレニアムを出港させたり、その際もオーブ軍を出撃させるが、わざと攻撃を外させて偽装するなど、 序盤で本人も述べているような「物事には裏と表がある」を自ら実践し、「中立を維持する為には清濁併せ吞み、できる事は何でもやる」というウズミの後継者に相応しいお家芸腹芸まで身に着けた事を示している。 月面での最終決戦でも、オーブ上空へ飛び立った上で∞ジャスティス弐式の遠隔操作でアスランの戦闘をサポート、彼の勝利に貢献した。 しかしアスランが思い浮かべた「破廉恥な妄想」の内容を察して軽くキレる場面も。 後の福田監督の情報蔵出しによりアルテミス要塞内でのズゴックの大暴れもカガリの遠隔操縦だった事が明かされている。 戦いの後は地球に降りて来たアスランに、彼から貰った指輪を、未だ指には嵌められていないものの大切に持っている事を示し、互いに笑みを見せるのだった。 この後キラとラクスが表に出られるように各国との交渉を行うとの事。カガリ頑張れ超頑張れ。 アスラン・ザラ CV 石田彰 『SEED』、『DESTINY』ともう一人の主人公的な役割を張り続けてきたキラの親友にして元ザフト特務隊員、現オーブ軍一佐。 現在はキラ達とは別行動しており、オーブから秘密情報組織ターミナルに出向中で、メイリンと共に諜報活動を担っている。 初めて姿を現したのはファウンデーション王国郊外で、デモが鎮圧されるスラム街の様子を窺っている姿が見られたが……。 PVで見せた親父そっくりの異様に機嫌の悪そうな顔、というかアスランという存在そのものから、情報公開直後から本作では何を見せてくれるのか、また裏切るのかと主にネタ方向に期待が膨らんでいたが、 視聴者を待ち受けていたのは誰一人として予想だにしなかっただろう、あまりに驚きに満ちたものだった……。 本作の空気感は彼の登場を境に大きく変化する事となる。 ネタバレ注意 ミケール大佐逮捕作戦の最中、ファウンデーションがその本性を現した事で行動を開始、脱出したアークエンジェルクルー達を回収した後、窮地に追い込まれていたキラをズゴックで助け出した。 この時のBGM「援軍」は明らかに「颯爽たるシャア」のオマージュであり、その後の「ゆらりとした動き」もジムの腹を貫いた後に立ち上がるシャアズゴックの姿そのものであった。 そのままシュラと互角に渡り合うと、キラと共にファウンデーションを脱出、密かにオーブの地下秘密ドックまで送り届けた。 FREEDOMのMVを見てもらえばわかるがシュラとの初戦では、 足サーベルをリフターの右翼サーベルで受ける 返しのビームマントを左翼サーベルで防御 空中で死に体になった所をブレードで狙い撃ちされるが、スラスターで地上方向に加速して回避 という神業を披露。わずか二秒でこれ等をアスランはパイロットスーツなしでこなしたのだ。 こんだけやって逆に息切れだけで済んでるのおかしくないか? 自身の調べ上げたファウンデーションとアコード達の正体について皆に報告し、これからの行動について話し合っている中、 キラはショッキングな出来事が重なり過ぎて完全に弱気になってしまうが、アスランは拳で喝破、 「キラが全てを背負わねばならない訳ではない」「ラクスもそれができないくらいで愛想を尽かすような人間ではない」「どうしても不安なら直接会って話せば良い」と諭し、彼を奮起させた。 この時、キラも殴られっ放しではいられず逆にアスランに殴り返しているが全て避けられており、喧嘩というより一方的に殴り飛ばしていた。 軍人として正規の教育を受けているどころか主席卒業したアスランともなれば、全く訓練を受けていないキラをいなす事など容易いのだろう(*25)。 因みに、あまりに一方的な殴打の嵐を見かねてシンは止めに入ったが、流れ弾か狙ったのかシンにも一発直撃した。ついでにキラにも「邪魔だ」とばかりに顎に入れられた。 またアスランとラクスの関係を知らなかったのか知った上でか、アスランがラクスについて語った所で一同からぎょっとした目で見られるという一幕も。 ラクス救出の為のアルテミス潜入に当たり、キラがストライクフリーダム弐式で敵の目を引き付けている内にミラージュコロイドで姿を消したズゴックで密かに侵入……したと見せかけて彼こそがフリーダムに搭乗、 アコード達の目を欺くと共に、キラにしか使いこなせない筈のスーパードラグーンを操りシュラを足止めし、ラクス救出を成功に導く。 ラクスと潜入メンバーをミレニアムに届けた後はキラに加勢、フリーダムに浴びせられようとしたニードル弾を庇い、ズゴックの装甲が破壊されて行った事で遂にその真の姿∞ジャスティス弐式が中から姿を現す。 シュラと対峙したアスランは、彼の読心に合わせてキスを迫る一糸纏わぬ姿のカガリを思い浮かべるというまさかの手段で彼の心を乱し、更に今度こそ機動を見切られてしまうもカガリの遠隔操作によってこれも回避したついでに反撃、 古典的といえばあまりに古典的な読心対策で2回も凌がれたシュラをアスランは「本当に使えないな」と挑発、遂にシュラを本気で怒らせ、その猛攻を前にジャスティスの片腕を失うも、 「強さは力じゃない! 生きる意志だ!」というアスランの信念と共に放たれた頭部隠しビームサーベルでシヴァを一刀両断、撃破した。 この戦闘では最後の最後になるまでSEEDを発動しておらず、多彩な手段を用意したり相手の注意を逸らして奇襲を決めやすくしたりとこれまで以上に分かりやすいレベルで器用な立ち回りが目立っている。 本気を出さず舐めプで戦っていたというより、有利に立ち回るための策を幾重にも用意していたものだろう。 DESTINYの頃からアスランは一気に勝負を決めるとき以外はSEEDを発動しない傾向がある。 戦いの後は地上で警戒飛行を続けていたカガリの元に降り、互いに送り合ったハウメアの守り石と指輪を見せ合い微笑み合うのだった。 総合すると「あまりに意外過ぎる搭乗機で参戦」「しかもそれでキラが(多分に状況不利だったとはいえ)勝てなかった相手に善戦」「キラを一方的に殴り飛ばす」「やたら敵を煽りまくる」「キラ前提の設計であるはずのストフリを使いこなし時間稼ぎを成功させる」「『ズゴック、出る!』した後、更にズゴックの中からジャスティスで出る」「読心をエロ妄想で撃退」「ドヒキョー隠しビームサーベル」……という活躍の数々は、 そのやりたい放題振りを「公式が最も上手くアスランを玩具にできる」「ある意味一番FREEDOMだった奴」などとネタにされる事となった。 当然、 迷いを抱えたまま戦った結果、事態をいたずらに悪化させる→終始確固たる信念で戦い、事件解決に大きく貢献 シンに抽象的な表現で叱責した事で必要以上の反発を買う→乱暴ながらも何が良くないのか、どうすれば良いのかを丁寧に説明。また「舌戦で敵を挑発」という方向にも応用 かつてカガリに説かれた「死ぬよりも生きる方が戦い」という言葉が未だに根付いている といったネタ抜きに良い変化も見られ、前作から本作までの時間の流れでアスランも成長している事が窺える描写となっている。同時に本編で迷いまくっていたのは『アスランが迷ってなかったら最強すぎて話が速攻で終わってしまう』という評価も。 諜報活動という形で事態を傍観することにより迷わされる要因から離れ、冷静な判断を下せたという部分も大きいが、 そもそもファウンデーションがアスランの地雷を悉く踏み抜いていたので迷う必要がないほどマジギレさせてしまったという視聴者からの意見もある。(*26) 因みに使えないなと言っていた一方、特典小説の二人の逃避行でカガリには使える奴だったな(大意)と言われていたのでのろけの可能性もある。 なお、ネタにされ続けていた裏切りはやらなかったもののカガリへの感情が重すぎる事が判明したため、「仮にカガリが変に殺されたらマジで逆襲のアスランをやりかねない」と視聴者からは慄かれた。 同時にパトリックのレノアへの激重感情はきっとこんな感じだったんだろうと評された。それだけなら親子共々解像度が深まっただけだが、息子が恋人をエロ妄想したせいで「パトリックも嫁のエロ妄想してたんじゃ…」などと言うとんだ風評被害も喰らった。 メイリン・ホーク CV 折笠富美子 同じく元ザフト、現ターミナル出向中のオーブ軍三尉。 髪型が大きく変化しており、前作のツインテールから一転、オールバックになっている。 優れた情報処理能力は相変わらずで、キラやアスランの活動を後方から支える。 前作のラストではアスランと一緒に居た事、今作でもアスランとセットで紹介された事から、アスランとカガリの関係はどうなったのかと一部のファンはやきもきさせられていたが、 本作にて他ならぬメイリンこそアスカガを最前列で楽しん……もとい見守っているという所に落ち着いた。 ネタバレ注意 ファウンデーション国内にてアスランと共に潜入調査をしていたが、彼らの陰謀劇の開始に伴い行動を開始、アスランのズゴックのキャバリアーアイフリッドで活動を支援する。 オーブに到着後はファウンデーションの進路を予測し、その根城が宇宙要塞アルテミスである事を割り出した。 尚ファウンデーションらのリアクションを見るに、アルテミスを拠点としている事がバレるとは露ほど思っていなかった模様である。 ミレニアムが宇宙に上がるとズゴックに乗ってアルテミス要塞に突入、キャバリアーアイフリッドの武装と彼女の本来の能力「ハッキング」を駆使してアルテミス要塞を物理的にも電子的にもボコボコにし、キラによるラクス救出の支援を行った。 ハッキング中のズゴックは誰が操縦していたのか明確にはされていない(カガリも一応遠隔操作可能だったと考えられるため)が、万が一メイリンだとしたらハッキング片手にキャバリアーの火器で要塞をボコボコにしていた事になる。 誰が呼んだか「SEED本編で1番ヤバい女」「CE世界で1番面白い男を特等席で楽しむ女」。 なお彼女のハッキングセンスは本作で突如生えてきたわけではなく、『DESTINY』時代から明確に描写はされていた(「雑誌を読む感覚で軍の機密にハッキングしていた」など)。 とは言え当時そこまでそのヤバさが知れ渡っていたわけではなく、20年越しの再評価といったところか。 余談ながら、再評価によって『DESTINY』でのアスラン脱走時に彼女を逃がすまいとしたレイの薄情者疑惑も間接的に払底される事となった。 レイや議長の判断はメイリンの「軍のホストコンピュータへのハッキング記録」「自らアスランの手を取りグフに乗り込んだ映像記録」「アスランの人質にされた訳ではなく自らミネルバを裏切った」等からもともと筋が通ってはいたのだが、 今回の手腕のヤバさに磨きがかかった結果、自軍のホストコンピュータへのハッキングを行える=あのヤベー手腕かつ機密満載の可能性が極めて高い人員がザフトから脱走したらとんでもない事になるというのが現実味を帯びてしまったのである。 実際本映画で相手の本拠地をハッキングして全隔壁を強制閉鎖して閉じ込めた上でバイオアタックてそれもうラスボスがやりそうな活躍なんよ。 トーヤ・マシマ CV 佐倉綾音 カガリの秘書。いずれ国政を担う者として今は見習いの身である。 14歳という年齢ながら中々賢い少年。 監督曰く「トーヤが独り立ちできるようになれば、アスランとカガリの仲がより進む」とのこと。 エリカ・シモンズ CV 柳沢三千代 お馴染み地下に隠しているヤバいものを掘り起こしてくる事に定評のあるモルゲンレーテのエンジニア。 今回もやらかしてくれた。 ネタバレ注意 本作でもまたもやオーブの地下秘密ドックでストライクフリーダム、デスティニー、インパルスを新技術のテストベッドとして保管していたことが判明、 ファウンデーションでの敗戦により戦えるMSをほぼ失ってしまっていたキラ達の為に戦う力を提供した。 彼女の見解としては、単純な性能では上記3機はブラックナイツとの戦いには心もとないということだったが……。 そして……※更なるネタバレ注意 本作のサプライズ枠たち ミリアリア・ハウ CV 豊口めぐみ サイ・アーガイル CV (台詞無し) カズイ・バスカーク CV (台詞無し) 本作のサプライズゲスト。 ミリアリアとサイはオーブ行政府で働いており、カガリを支えている模様。 カズイも一般市民としてオーブ国民が集まっているシーンで描かれている。 小説版ではカズイの内面描写が3ページに渡って描かれているが、凡人からの視点として興味深いものとなっている。 アマギ CV 千葉進歩 かつてタケミカヅチやクサナギで副長を務めていたオーブ軍人。階級は変わらず一尉。 本作は宇宙に居り、オーブ宇宙軍の旗艦クサナギの艦長に就任。オーブに攻撃を行ったファウンデーションに対し防衛行動として宇宙艦隊を率いて立ち向かった。 レドニル・キサカ CV 千葉一伸 お馴染みのオーブ軍一佐。 ラクス救出作戦に参加しており、彼女が監禁されている部屋に突入するキラを支援した。 なお、ラクスを人質にしたイングリットを制圧する際に、アコードであるイングリッドに早撃ちで勝つという離れ技をやってのけた。 イケヤ/ニシザワ/ゴウ 前作でムラサメに乗り、連携プレーでカオスを撃墜した三人組。 今回は目立った活躍は無いもののカメオ出演的に登場しており、ラクス救出作戦にメンバーとして参加している。 なお、キラとキサカに同行して潜入したのが二人だけだったことから、当初は状況的におそらく残った一人はズゴックを動かして破壊活動をしていたのでは?とも考察されていた。 同行した二人はキラ達がラクスの部屋に突入した時にはいなかったが、どうやらリオを助けていた模様。 ファウンデーション王国 女王アウラ・マハ・ハイバルが治める独立国家。 関連する登場人物や兵器群は関連項目を参照。 プラント イザーク・ジュール CV 関智一 ザフト参謀本部に勤務する、いわゆる情報将校。階級は中佐。 ネタバレ注意 あくまでザフトとして活動しているため序盤は出番が無かったが、ジャガンナートの動きを知るや迅速に行動を起こしてラメント議長を脱出させ、自身はラクスが万が一の時にレジスタンスの為にボアズ跡地に隠しておいたデュエルブリッツを受け取り、ジャガンナートが率いる艦隊と対決、情報将校として説得を試みる。 しかしコーディネイター至上主義に凝り固まった彼は耳を貸さず、クーデターが既に失敗しているにも関わらず、コーディネイター優越論とナチュラル蔑視を叫びながらミレニアムに特攻を仕掛ける。 その姿を前に、兵の命を無駄遣いし、あまつさえ巨悪を討とうと向かっているミレニアムの足を引っ張ろうとするジャガンナートが「変わる事ができない愚か者」である事を残念に思いながら、彼の乗るナスカ級の艦橋にランサーダートを放ち引導を渡した。 ディアッカ・エルスマン CV 笹沼晃 相変わらずイザークの相棒的存在。階級は大尉。制服も変わらず黒服。 ネタバレ注意 一早くクーデター派の動きを察知しイザークに状況を報告、彼と共にラメント議長を脱出させると、ラクスが用意していたライトニングバスターを受け取り、クーデター鎮圧に貢献した。 小説版ではバスターを気に入っていると言っていたが、本作でも今や骨董品と化したバスターを未だ気に入っていると話している。 ジャガンナートの怨嗟に対し彼とイザークが放った一言は必聴。 終盤にはルナマリアにミーティアを渡し、事件解決に協力した。 シホ・ハーネンフース CV 大本眞基子 本作でもイザークの部下を務めている。 台詞は「……っ!」のような声にならない一言のみだが、その一言の為に大本氏が呼ばれている。 番外編で主役を務めた事すらあるSEEDファンには馴染み深い名物モブだが、日の浅い女性イザークファンからは「ぽっと出の女がイザークのお隣に!」とざわつかれる事態に。 ワルター・ド・ラメント CV 藤真秀 プラント最高評議会議長。比較的穏健派寄り。 温和な壮年男性で、キラという人物の本質の一端を理解している面もある。 一方でジャガンナート中佐のような過激派の心情にも一定の理解と共感を示していた。 しかし中盤では……。 ネタバレ注意 ファウンデーションの陰謀により、コンパスのせいでユーラシアがファウンデーションに核攻撃した事になってしまった際は大西洋連邦から非難を浴び、 カガリもキラが暴走したという話を否定、攻撃した証拠も陰謀である証拠も誰も提示できない状況に嫌気がさした大西洋連邦側はコンパスから手を引くと宣言、 彼もまた「痛くもない腹を探られるくらいなら」と会談を打ち切る。 しかしその直後にジャガンナートのクーデターに遭い、ジュール隊の手引きによって脱出、鎮圧に伴いエターナルから声明を発表した。 ハリ・ジャガンナート CV 江頭宏哉 プラント国防委員長。ザフト軍中佐の地位を持つ。 二度の大戦を経ながらかなりの過激派で、コンパス総裁としてのラクスに対しても高圧的に接する。 序盤、シュラと極秘で面会している場面があるが、案の定クロである事が後に判明する。 ネタバレ注意 ファウンデーションのレクイエムによる報復攻撃に呼応する形でクーデターを起こし、最高評議会を制圧してラメント議長以外の議員達を拘束。 艦隊を率いてファウンデーション艦隊と合流し、レクイエムの防衛に回った。 しかし結局クーデターは鎮圧され、ラクスからのファウンデーション不支持の声明も出されて後がなくなり、イザークによる降伏・原隊への復帰命令を無視して戦い続け、最期はミレニアムへの突撃を敢行したところでイザークとディアッカに自艦のナスカ級を撃沈されて戦死した。 また、小説版ではレクイエムの修復にも関わっていた事が判明している。 エザリア・ジュール CV 三石琴乃 イザークの母。 『SEED』の頃はザラ派青服議員だったが、本作では紫服になっている(出世・降格した訳ではない)。 以前はナチュラルに徹底抗戦を叫ぶ過激派だったが本作では穏健派寄りになっている様子。 イザーク(もしくはその隣のシホ?)を見つめ、イザークも見つめ返すという意味深な場面があるが、その真意は視聴者の想像に委ねられている。 福田監督によれば「息子もそろそろ結婚してほしいのだけど、もしかしてこの方が…?」という視線で、 イザークは「同僚にそういう視線を向けるな失礼だろう」という返しだったそうな。 定期的に発生するクーデターよりも、同性愛者疑惑を持たれている息子が良さそうな子連れてきてる方が母親的には重要なのだろう。 何気に特筆すべきはその手腕で、SEED終盤のクライン派によるクーデターで失脚したにもかかわらず議員内外に高い影響力を持っており(*27)、 本劇中ではジャガンナートの突然のクーデターにありながら、冷静に、余裕をもってスムーズにプラント最高評議会議長を退避させており、 その上でのイザークとシホへのコレである。同時進行で仕事(?)をこなす様はクーデターされ慣れているまさに影の女傑。 そして…… 本作のサプライズゲスト枠 アンドリュー・バルトフェルド CV (台詞無し) ターミナル所属の元「砂漠の虎」。 プラント議会の反乱の鎮圧を指揮していた。 尚、衣装はザフトで砂漠の虎をしていた頃の「黄色の軍服と紺のコート」姿である。復隊したのだろうか? 鎮圧部隊の中には副官であるマーチン・ダコスタの姿もあった。 劇場版では台詞無しだったが、小説版ではダコスタ共々台詞が用意されている。 アイリーン・カナーバ CV (台詞無し) ザフト議員の一人。エザリアは紫服になっていたが、こちらはかつてと同じく青服のままである。 後ろ姿と右腕しか画面に映っていないが、エザリアと共にラメント議長をエターナルで迎え、共に逃亡を手助けしている。 第1次大戦の頃はクーデターを仕掛けた穏健派と、仕掛けられ拘束された過激派という関係だったカナーバとエザリアが、 今は共に穏健派として現議長を手助けしているのは中々に感慨深いと言える。 因みにCVは前作までのカガリと同じ進藤氏。台詞が無かったのはある意味仕方ない事である。 ノイ・カザエフスキー CV (台詞無し) 『SEED DESTINY』時のプラント評議会メンバーの一人。 クーデター鎮圧時に彼女らしき人物がダコスタに救助されている様子が描かれている。 地球連合 フォスター CV 日野由利加 C.E.75年時における大西洋連邦の大統領を務める女性。 ブルーコスモス ミケール大佐 今や地球連合軍ですらなくなり、完全にテロ組織に堕した地球軍内ブルーコスモス過激派のリーダー。 その場に居らずとも名前を出すだけでザフト兵士を釣り出させ、味方兵士達にもスーサイドアタック同然のテロを起こさせるなどカリスマ性は高いことが窺える。 その危険性から国際指名手配を受けており、コンパスは彼の逮捕を目下の目標としている。 ネタバレ注意 公式サイトで紹介されておらず、スタッフロールにも名前が無い事から察せられるかもしれないが、実のところ彼は直接的には物語にほとんど関わって来ない。 その名前で各地のテロ組織が動き、コンパスも逮捕に動き、ファウンデーションも陰謀に利用し……と間接的には深く関わっている人物ではあるものの本人の出番らしい出番はほとんどなく、 最終的に脱出しようと輸送機に乗り込もうとした所にファウンデーションが発射させた核に巻き込まれ、何が起きたのか理解する間もないまま蒸発するという呆気ない最期を迎える事になる。 自らは姿を現さずに潜伏し自爆テロを扇動し続けるというあまりに都合の良すぎる存在であることから、視聴者からはブルーコスモスがプロパガンダとしてでっち上げた架空の人物であると疑う向きもあったが、小説版にて実在の人物であることが示された。 一方、一介の軍人がアズラエルやジブリールのように潤沢な資金やコネ、戦力を持てる理由は不明瞭なので、そもそもミケールの蜂起自体がファウンデーションによる仕込みであった可能性も高い。実際、小説版においてファウンデーションがブルーコスモスの暴発を誘うために何らかの工作員を送り込んだことが明言されている。 過去の人物 ギルバート・デュランダル CV:池田秀一 かつてのプラント最高評議会議長で、デスティニープランの提唱者。 直接的な登場はないが、冒頭のナレーションは彼の語りから始まる。 デュランダルの提唱したデスティニープランを否定したキラであったが、彼の言葉は今でもキラの脳裏に蘇り、戦争が続く現状と共にキラの心身を追い詰める存在となっている。 また、本作で起こった事件の遠因にもなっている。 人材獲得や人心掌握については今作の人物がアレすぎるのもあって彼の手腕が再評価されることに。 なお冒頭で彼の死亡により「彼の」デスティニープランの野望は潰えた旨が語られているが、タリア・グラディスとの心中事件が世間からどう思われているかは一切語られていない。 メサイアでキラと対峙した際の台詞は池田氏による再録が行われている。 残された謎? 過去(ラクスやオルフェ誕生の頃からなら当時13,4歳!)にアウラやラクスの母と共にアコードの誕生に関わっていたらしく、デスティニープランの構想も当時からある程度持っていた模様(*28)。 詳しい過去や真意は予想するしかないが、かつて彼がミーアという代役を立てたりラクス暗殺を試みたこと、アウラたちがデスティニープラン表明に伴う戦いに参加せず今回もほとんど言及しないことから、どこかで袂を分かったことがうかがえる。 なお彼が見出したシンとデスティニーガンダムは対アコード戦におけるとんでもない相性の良さを示しているが、議長がプラン施行にあたってアコード達と戦う前提であったのかは不明である。 ネタバレ ステラ・ルーシェ CV:桑島法子 ブラックナイツに意識を乗っ取られそうになったシンの深層意識に登場。 なんと、意識内に侵入してきたブラックナイツたちを悪霊化して襲い掛かることで圧倒し、「こいつの闇は深すぎる!」と恐れおののかせた。 明らかにシンがステラに抱くイメージではないため、視聴者からも「妄想の類でなくまぎれもないステラ本人」と恐れられる。 その他、死亡シーンのフラッシュバックにも登場。 ラウ・ル・クルーゼ キラの「闇」のイメージとして登場。キラにとって根深いトラウマになっていることがうかがえる。 ……しかしイメージの中にはデスクの引き出しに並ぶ予備の仮面という謎の映像(これを見たのは本人とフレイぐらい)も流れていた。 おそらくはその横に置かれていた薬のケースを取っていたのだろうが。 ニコル・アマルフィ やはりというか、ファンの予想通りというか、死亡シーンがフラッシュバックで登場。しかも2回も。これにより、めでたく?本編中で流れた死亡シーンが総計34回流れたことになった。誰が言ったか「34ニコル」 しかし今回はそれだけではなく、キラたちが要塞アルテミスに侵入する作戦でミラージュコロイドを使用する際、 アスランはこれを「ニコルの戦術だな……」と亡き戦友を懐かしむような発言をしている他、 クーデター軍鎮圧の為にイザークが乗り込んだデュエルがブリッツの特徴を組み込んだデュエルブリッツであったりと、彼の魂が後世に受け継がれている事が窺える描写も盛り込まれている。 外見から分かるあのランサーダート、グレイプニールを装備したその姿はファンには感慨深いものがあるはず。 ナタル・バジルール 回想シーンのほか、彼女がドミニオンに搭乗した際に対アークエンジェル戦で使用したミサイルの戦術が、マリューによって「戦術バジルール」の名前で登場した。 フレイ・アルスター 回想シーンやキラの所持していた写真の中に後ろ姿で登場。 トダカ キラ達を乗せたミレニアムを、オーブは表向き「賊に乗っ取られた」事になっている為放置する訳にも行かず、 実際には全ての事情を把握していながらも出港したミレニアムの静止の為にオーブ艦隊が出動する事を余儀なくされるオーブ軍が彼らに砲撃を向ける際に、軍人達が「百発百外しはトダカ海将仕込みです!」という台詞で彼の名前が出た。SEEDの時点で「第二護衛艦軍の砲手は優秀だ(=絶対に当てないから気にせず突っ込め)」というキサカの言葉もあり、百発百外しは専守防衛を国是とするオーブ海軍の伝統とも言えよう。 トダカ海将と言っていることから一佐から死後特進していることも確認できる。 トール・ケーニヒ ムルタ・アズラエル ミーア・キャンベル レイ・ザ・バレル タリア・グラディス 回想シーンにのみ登場。 トールは未だキラのトラウマに根深く存在しているようで、ある程度やれてしまった良い奴ほど死ぬ→シン達も前線に出したくない→「君たちが弱いから!」に繋がる流れからもよくわかる。 キラ達がファウンデーションに来た際に、街頭テレビにラクスの映像が流れているシーンではその映像の中に交じってミーアが映っている。 小説版では、ミーアの様な悲劇をまた生まないために「ラクス・クライン」の座を空席にしてはならないという責任感もラクスはコンパスの総裁を務める事を決めた理由の一つ(*29)としている心情が書かれている。 物語の最終版にて、オルフェ・ラム・タオがキラとラクスに敗れる直前に「何度も過ちを繰り返す人間の愚かさ」をなじる幾つかのイメージシーンにて、タリアがレイを抱きしめてデュランダルと共に心中する事を選ぶシーンが大写しになる。 『運命に定められた女性』に拒絶されたオルフェにとって、その母なる愛を実の子ではなくレイに向けたタリアの行動は唾棄すべきものだったのだろうか…? 【用語】 舞台関連 コズミック・イラ(C.E.) 『SEEDシリーズ』の世界で使われている年号。 西暦の21世紀末に起こった再構築戦争を経て移行した。 『SEED』から本作までの舞台となるC.E.70年代にはプラントと地球連合による大戦が2度起こっている。 本作は前作から2年後のC.E.75が舞台となる。 コーディネイター 遺伝子操作によって優れた能力を付与され生まれた人類の総称。 逆に遺伝子操作を受けていない人類は「ナチュラル」と呼ばれる。 C.E.の歴史の中で両者は衝突と混乱を繰り返しており、本作の時点でも未だその火種は燻っている。 国家関連 プラント L5宙域に建設された天秤型スペースコロニー群によって構成されている国家。首都はアプリリウス1。 コーディネイターを中心とし、高い技術力と工業力を持つ。 嘗ては「ナチュラル滅ぶべし」のような過激派がトップにいた時期もあったが、 2度に渡る地球連合との大戦を経て、現在の最高評議会は中立・穏健派が主流となり、コンパスの設立で大西洋連邦やオーブと足並みを揃えるなど地球との協調路線に向かっている。 しかし、事実上の国軍であるザフト軍部内では戦後も度重なるブルーコスモスによる攻撃などで被害を受けていることなどから急進派の不満が高まっている。 オーブ連合首長国 地球の国家。南太平洋に位置し、首都はオロファト。 公にナチュラル・コーディネイターを問わず受け入れており、その技術力や大戦中の活動もあって小国ながら地球国家の中でも強い存在感を放っている。 前作までは中立という立場ながら何かと姿勢が中途半端な感が否めなかったが、本作では過去2度の大戦で蓄積されたノウハウを解放してトンデモメカを次々と繰り出し、いよいよ武装中立国としての本気度が発揮され始めている。オーブ驚異のメカニズム。 現在はコンパス、ターミナルの活動を支援している。 大西洋連邦 地球の国家。北アメリカ大陸を中心とし、首都はワシントン。 地球連合の中心的な存在としてプラントとの2度の大戦を繰り広げた末に停戦。 大戦を主導していたブルーコスモス≒軍産複合体ロゴスも排斥されており、現在はプラントやオーブとの協調路線でコンパスの支援を行いブルーコスモス勢力への対処を委ねている。ただし、プラントやオーブと違いMSや人員の提供はできておらず、コンパス内での存在感は薄め。 ユーラシア連邦 地球の国家。ユーラシア大陸北側からヨーロッパ地域で構成される。現在の首都はモスクワ(*30)。 地球連合に参加したが2度の大戦で国土に被害を受け、国力は疲弊。 更にファウンデーション王国の独立宣言をきっかけに領土内の他地域でも独立に向けた動きが活発になる「ファウンデーション・ショック」もあり苦しい状況に置かれている。 またコンパスには参加しておらず、その活動にも非協力的。 それも無理からぬ事で、元々親プラントだった時代がある他、サイクロプスでの捨て駒やデストロイによる大虐殺など大西洋連邦に対して深い怨恨があり、 ブルーコスモスのせいだから~と今頃になってプラントやオーブと仲良くする大西洋連邦とその協力者はユーラシア連邦からすれば気持ち悪さが尋常ではない。 ……だが、その結果毎作とばっちりを受けてきたユーラシア連邦にとって誇張抜きで最大級の被害を受けることとなってしまう…………。 ちなみにユーラシア連邦が深く関与する物語前半の脚本は両澤氏が生前書き上げたものであり、現実世界の公開年度である2024年で起こっているあれやこれやは無関係なはずである。 ファウンデーション王国 ユーラシア連邦から最近独立し、目覚ましい発展を遂げている新興国家。女王の声のせいで通称「ゆかり王国」。 国際的にはまだ認められておらず、ユーラシア連邦とも休戦状態と表立って喧嘩はしていないが、ファウンデーションに起因して各地で独立運動が頻発する「ファウンデーション・ショック」の対応に追われているため良くもない関係。 コンパスに対し、コンパス参加とそれによる国家としての国際的な承認を求めてミケール大佐の逮捕に協力を申し出たため、ミレニアムとアークエンジェルがかの地に降り立った事で物語は動き出す。 人種も年齢もナチュラルもコーディネイターも関係無く、優秀な人間を登用する方針を国策として取り入れており、短期間で国が豊かになったのもこのため。 女王アウラや宰相オルフェは「誰もが相応しい役割を果たせる、万人に平等で幸福な理想国家」の様に言っているが、一方で首都の近郊にはスラム街もあり、人心の荒んだ様子やそれを乱暴に鎮圧するなどキナ臭い一面も。 その実情については個別記事を参照。 組織・勢力 世界平和監視機構コンパス Compulsory Observational Making Peace Service. エンブレムにも描かれている通り、「世界を平和に導く方位磁針(コンパス)」という事なのだろう。 カガリ主導の下、大西洋連邦とプラントとオーブの三国共同で設立され、スカンジナビア王国もオブザーバーとして参加する国際組織。 初代総裁はラクス・クライン。本部はプラントのアプリリウスに置かれている。 参加国から提供された最新鋭兵器を持ち階級制も敷かれている軍事組織であり、テロ事件発生に際してはすぐさま現地に駆け付け、テロ鎮圧と市民の守護の為に行動するいわゆる対テロ特殊部隊の類。 あるいは21世紀のロンド・べル、または国連公認のソレスタルビーイングといったところか。 以前にベルリンを襲ったデストロイにアークエンジェルが義勇兵として立ち向かったのを合法的に行えるようにした組織とも言える。 ただしあくまでコンパス批准国の同意によって活動が許された存在なので、コンパスに参加していない国家への無断の出動や活動は禁止されている。 こんな胡散臭そうな名前の組織が全然腐敗していないどころか、世界に無くてはならない存在な辺りにコズミック・イラ世界の荒み具合が分かるとの声も。 主要メンバーはかつての三隻同盟とミネルバのクルーを始めとした各国の軍人で構成されており、他にも志願して参加する事もできる模様。 制服はザフトのものに似たデザインで、指揮官クラスは白、ザフトの赤服だった者は紅(ザフトレッドより更に深い色味)、一般メンバーは青と制服の色による区分も引き継がれている。 また指揮官クラス(ムウも着用しているので正確には佐官?)は白の軍帽、一般兵士は青のベレー帽を着用する(赤服メンバーも青ベレー帽である)。 構成員と保有兵器はオーブとザフトのものが目立っており、画面に登場したものに限っても大西洋連邦から供出されたと見られる兵器は確認できない(*31)。 ユーラシア連邦がコンパスを認めていないため、大西洋連邦だけでは「地球連合軍」の兵器を外部に提供できなかったのだろうか。 Z.A.F.T Zodiac Alliance of Freedom Treaty 『自由条約黄道同盟』の略称。 プラントで一党独裁を敷く政権与党にして事実上の国軍に類する役割を担う組織。事実上の国軍ではあるものの、メンバーは基本的に志願兵で構成されるので、あくまでも義勇軍の体を取っている。 シン、ルナマリア、アグネス、メイリン、アスラン、アーサーらが所属していた。 なお、従来階級が存在しなかったが、コンパスへの参加に際して階級制度が取り入れられている(*32)。 例外を除いてコーディネイターで構成されており、その能力からくる技術力は地球側と比べても抜きん出ており、作中で最も早くMSを実戦投入した組織。 オマージュ元のジオン軍よろしく開発した機体は実弾が主体のモノアイ型が占めていたが、終盤からはGATシリーズの活躍に肖って積極的にガンダムタイプも開発し始めた。 地球連合軍 大西洋連邦やユーラシア連邦を主軸として結成された集団安全保障機構「地球連合」が擁する常備軍。『SEED』における地球連邦軍に相当する(*33)。 一部除いてナチュラルで構成され、個人能力や技術面はザフトには劣るが、地球全土の勢力に等しい故に余りある物量や資源、そしてバックのロゴス等の勢力による豊富な資金援助により、戦いは数ということを如実に示している。 キラ、ムウ、マリュー、アークエンジェルクルーらが所属していたが、諸事情あってオーブへと鞍替えしている。 成り立ち自体がザフト憎しで集まった呉越同舟的な集まりだったためか、嘗てはブルーコスモスの過激思想が浸透しており、「コーディネイター滅ぶべし」のような中々に極端な差別意識を持った兵士や将校が多く、軍属ではないブルーコスモスの盟主が軍内で強力な発言力を持つほどであった。 時にはコーディネイターよりもアウトな肉体改造を施した強化人間で構成された特殊部隊を運用した経歴もある。 映画本編では二度の戦争でこれら過激派が軒並み追い出されたことにより穏健寄りとなり、ザフトとの協調路線を取っている。 兵器面では『SEED』序盤までは殆ど戦闘機に等しい小型MA『メビウス』くらいしか保有しておらず、シリーズ序盤はザフトに良いようにボコられ、折角開発したガンダムもパクられと散々だったが、何とかジムに相当するダガー・ストライクダガー系列の開発に成功、拮抗情態にまで持ち込んだ。 『DESTINY』期は大型MS/MAの開発・運用も目立つようになっている。 ターミナル 各国の情報伝達を行う隠密組織。 マルキオ導師や亡きシーゲル・クライン、ウズミ・ナラ・アスハらの活動から生まれたという。 オーブを中心にプラントやスカンジナビア王国などにネットワークを持ち、かつてクライン派の秘密拠点となっていたファクトリーも元々はここに属している。 過去二度の大戦で三隻同盟を陰で支え続けたが一応三隻同盟とは別の組織であり、MSパイロットが慢性的に不足しているため情報やMSを提供する見返りにキラ達MSパイロットを借りている関係。 本作ではコンパスから数名が「出向」という形で所属しており、主にファウンデーションに関する潜入調査を行っている。 ブルーコスモス 元々は環境保護団体だったのが次第に極端な反コーディネイター思想を掲げる過激派団体と化した集団、或いは掲げる思想そのもの。 第1次大戦の頃の盟主アズラエル、その後継のジブリール、そしてブルーコスモスの支持母体であるロゴスの尽くが滅んだ事で一時は地球連合軍を自らの手先にする程の権勢を誇ったが今ではユーラシア連邦や最大の支持母体であった大西洋連邦からも完全に見捨てられ、「ブルーコスモス残存勢力」と称される程に弱体化している。 それでも未だにこの時代に於いても未だ活動は続いており、ミケール大佐率いる完全にテロ集団と化した元地球連合軍部隊が未だに各地で自殺的なテロを、本作冒頭までに少なくとも3回は起こしており、作中冒頭の戦いで出た428名の死者をもってミケール大佐時代のブルーコスモスのテロによる犠牲者は5000名を超えた。 連合とコンパスの足並みが揃わないこともあって、本作における「地球連合軍」の兵器はほとんどテロ組織の彼らに使われている始末。 元が巨大かつ根強い思想なだけに、C.E.73年当時の最新鋭機であるウィンダムに、果ては巨大MSデストロイまで持っており、テロ組織としては破格の規模を有している。 しかし流石にかつてと比較すると弱体化しつつあるようで、ウィンダムを保有してはいるものの105ダガーなどの旧型機も多く、損傷されたデストロイを修復することもできず簡易的な補修を行ったのみで投入するシーンも見られた。 技術・兵器関連 モビルスーツ(MS) ザフトが開発し、C.E.70に勃発した第一次大戦を経て各国に普及した人型機動兵器。 二度の大戦を経て急速過ぎる進化を遂げており、本作の時点でも次々に新技術が投入されている。 その技術進歩の早さは、特定の個人用超ウルトラハイエンド機クラスが約1年後には旧式扱いされるほど。 一方で技術が進んでいるとはいえ現場では未だ旧型機も数多く投入されており、ファンには懐かしのあの機体やあんな機体も出てくる。 C.E.の量産機は基本的にバッテリーで稼働しているのが特徴。これはMSサイズに搭載できるほどの核融合炉の開発がなされていないことと、核分裂を阻害する「ニュートロンジャマー(Nジャマー)」の動作環境下でも活動できるようにするため。 また一部高級機は高火力と高機動を両立する等の理由で、Nジャマーの効果を打ち消す「ニュートロンジャマーキャンセラー」も併せて搭載することでNジャマー環境下でも使用可能となった核分裂炉を搭載、潤沢なエネルギーとパワーを持つ機体も存在する。 1度目の大戦初期と違いバッテリーの性能が飛躍的に向上しているらしく、それもあってか本作では動力源の違いがそれほど意識されておらずバッテリーなのか核動力なのか不明なMSも多い (とある2機はバッテリーと核動力の違いによる影響が明確に表現されてはいる)。 VPS装甲 『ヴァリアブルフェイズシフト装甲』の略称。 前々作の『SEED』で実用化された【フェイズシフト装甲(PS装甲)】の発展型。 PS装甲は電気を流すと強度が変化し、ミサイルや刀剣などの実体兵器に対して高い剛性を発揮、オプション無しで単独での大気圏突入すらも可能になる特殊装甲。 それを発展させた【VPS装甲】は、各部に配分する電圧を装備や状況に応じて調整・最適化することで、PS装甲の欠点の一つだったエネルギー消費量を抑える事が可能。 通電時に装甲色が色付くのが特徴で、冒頭でフリーダムやジャスティスが発進時に表面がグレーからカラフルに変化するのはこのため。 インパルスはVPS装甲の特性を活用して装備ごとに電圧配分を調整しているため、バックパックを換装する度に色が変わる。 通電していない灰色の状態は「ディアクティブモード」、起動中のPS装甲がエネルギー切れなどでディアクティブモードになることを「フェイズシフトダウン」と言い、この状態では実弾でもダメージが通る状態となる。 強力な反面コストが高く、常時装甲に電力を割くのでエネルギー消費が激しい為、所謂『ガンダムタイプ』のようなエース向けのハイエンド機にしか搭載されず、ゲルググやギャンのような量産機への搭載は見送られている。 また、実体弾についても無敵というわけではなく、被弾すればエネルギー消費は加速し、関節や武装、装甲の隙間などPS装甲でカバーできない部分に攻撃を喰らうと貫通してしまう。 ヴォワチュール・リュミエール 劇中後半で一部の機体が背中から発生させている光の翼のようなエフェクト。 単なる演出ではなく、エネルギーを変換して生み出した光圧を加速に利用するスラスターの一種。 通常の推進システムを凌駕する圧倒的な加速力を発揮するが、莫大なエネルギー消費量がネックであり、核動力機でないと常用は出来ない。 元々は惑星間探査用の長距離航行システムで、光の翼は応用発展系の技術にあたる。 ドラグーン・システム 機体から分離された小型端末を遠隔操作する無線誘導兵器で、ガンダムシリーズ恒例であるファンネル系のオールレンジ攻撃端末。 劇中で機体の背中から展開して鋭敏な動きで飛び回って色んな方向からビームが飛んでいたら十中八九コレ。 死角から矢継ぎ早にビームを浴びせ、時にバリアを展開したりと非常に強力な兵器だが、無線誘導の為の量子通信に相当な電力消費を強いられる上、特殊な空間認識能力が無いと使えないものもあり、搭載する機体は限られる。 この手の遠隔兵器祭りは演出的にも単調になりがちというのは古くから(それこそ40年近く前から)指摘されており、本作ではそれについても色々工夫が講じられていることがうかがえる。 ちなみにSEEDシリーズと言えばMSがビームブーメランを投げることでも有名(?)で、本作でもイモータルジャスティスなどがブーメランを使う。 これについては『DESTINY』以降の機体では簡易ドラグーンという、ドラグーン・システムを応用・改良した制御システムが用いられており、それによって正確な軌道を実現させているという設定がある。 ミラージュコロイド C.E.71の大戦中、地球連合が実用化した特殊装備。 コロイド状粒子を装甲表面に定着させることでMSや戦艦サイズの物体を光学的・電子的にほぼ完璧に隠蔽可能なステルス機能。 分かりやすく言えば透明になる機能・技術。 C.E.71の大戦で使用され、戦後のユニウス条約で軍事利用が禁止されるもC.E.73には条約を無視して使用された挙句、再び起きた大戦でユニウス条約が事実上形骸化した。 その為か今作では関連技術含め敵味方陣営関係なく使われまくっている。(*34) ちなみにコロイド定着技術はビームサーベルの刀身の収束にも使われていた。 その他 デスティニープラン C.E.73~74年のプラント議長、ギルバート・デュランダルが「唯一の人類救済策」と題して発表した政策。 「人類を全て遺伝子的な適性を基準によって管理する」というもので、「誰もが自分の力を役立てる事ができ、誰もが失敗しない世界」「戦争が起こる事は最早無くなる」と喧伝していた。 しかし、それは個々人の意思も何もない、唯々冷たい管理社会であり、あくまで傷付きながらも自由に進む事を望んだキラ達によって阻止され頓挫、中止された。 本作ではもし歪んだ意思を持った者がデスティニープランを実行・管理すればディストピアでさえない恐ろしい世界になりかねない事が描かれ(*35)、視聴者間でもデスティニープランというものに対する認識が大きく変化することに。 フリーダム強奪事件 本編序盤でカガリが言及した事件。 『SEED』で起こったラクスとキラによるフリーダムガンダムの強奪事件ではなく、本作の半年前に起こったという事件。 詳細は不明だが小説版も踏まえると「アークエンジェルに引き渡されるはずのストライクフリーダムがテロリストに奪取され、地上の施設を破壊して回るが、その鎮圧にファウンデーションのブラックナイツが協力した」という顛末らしい(*36)。 しかしブラックナイツの介入のタイミングがあまりにも良すぎることから、カガリとラクスは(一応事件の解決に感謝しつつも)ファウンデーションの自作自演ではないかと疑い、警戒心を募らせている。 一方この事件で損傷したストライクフリーダムはオーブに回収され、キラの様子を見るとその後どうなったかは不明だったらしいのだが…。 福田監督曰く、元々『DESTINY』と映画を繋ぐためのエピソードとしてOVA化が予定されていたが、ただでさえ遅れまくっていた映画本編の完成を優先させるため製作が凍結され、設定だけが残ったとのこと。なお「映画の興行収入次第では映像化したい」とちゃっかり願望を述べている。 ただ元々テレビは00、それ以外はSEEDでOVA→映画の2面作戦を予定されていたため物語中盤で絶筆となった映画と異なり脚本自体は完成している。 興行収入からOVA再始動の可能性はあり得るため、もし脚本変更がなく日の目を見ることになればこの作品が両澤千晶氏の遺作になる可能性が高い。 「ケルピー」の噂を聞いたシンが「ブラックナイツに切り付けられるストライクフリーダムの姿」を回想するシーンもこの事件のエピソードである様子。 SEED 一部のキャラクターが保有している覚醒能力。 Superior Evolutionary Element Destined-factor 「優れた種への進化の要素であることを運命付けられた因子」の頭文字の略称。 遺伝子的な因子によるものなので、素質があれば人種問わず発動する。 発動時に深層意識内でキャラクターごとに対応した色の種が弾け、瞳のハイライトが消失するのが特徴。これにより『種割れ』とも称される。 発動した際は平時以上に判断力、反射神経等が研ぎ澄まされ、モビルスーツの操縦技術が劇的に向上するなどの現象が見られる。 【登場兵器】 世界平和監視機構コンパス STTS-909 ライジングフリーダム 「昇り行くフリーダム」の名を持つコンパスの最新鋭機。ストライクフリーダムの運用データとムラサメの変形機構の技術が盛り込まれている。(*37) 変形は「気を付け」の姿勢で背部の機首で頭部を覆うシンプルなもの。コンパスの任務上地球と宇宙を頻繁に行き来する必要があるためか、MA形態には大気圏突入能力が与えられている。底面にシールドと剝き出しのビームライフルを装着するのも、突入時の熱から本体を守るためか。 ならそのビームライフル懸架位置はまずいのでは? またコクピットの構造にはそれまでのコズミック・イラ世界のMSとは一線を画す「全天周モニター」が採用されている。 翼部に挟まれる形式での背部2門超高インパルス砲に腰部の2門レールガン、ライフル1挺に実体シールドと、フリーダム系列らしく砲撃戦主体の機体構成。ストライクフリーダムのデータを基にしたという設定の割に武装及びシルエットは初代フリーダムに回帰している。 一方で、変形時の機首が背面にある都合かメインスラスターの配置が「2基縦列」ではなく「機首ブロックを挟んで左右1基ずつ」だったり、頭部マスクの「への字スリット」が無かったり、機体メインカラーが青だったりと、本機独自のデザインも多い。一部特徴はΖガンダムに通ずるところがあるが「ちゃんと見比べるとそんなに似てない」という声も少なくない。 因みに、起動画面を見るとOSはストライクを始めとしたGAT-Xシリーズ等と同じ系列のG.U.N.D.A.M。 また、ライジングフリーダムは以前までのフリーダムとは異なり、試作機ではなくコンパスの制式採用機である。これは下記イモータルジャスティスも同様。 動力源については24年4月時点では一切言及がなく不明。 作中で辿った経緯や機体・所属組織の立ち位置から、フリーダム系列では初の非核エンジン機であることが考察されている(*38)一方、モニターの計器表示がストライクフリーダムと同様で核動力機とも取れる。 なかには、とある場面でエリカ・シモンズがMSの話題で「新型融合炉」というワードを言及するため、「小型化に成功した核融合炉とかでは?」などの意見も。 序盤の戦いではフリーダムの頃からお馴染みのフルバーストに加え、ビーム刃を展開しながら自律飛行するシールドといった手数の多さを駆使し、 ブルーコスモスのMS部隊を次々に、しかしキラの焦りを象徴するかのように必要以上に突出しながら無力化する様子が描かれている。 少なくとも序盤の戦いにおいてはエネルギー切れを想起する展開は一切ない。 お馴染み頭部アンテナ基部の刻印も受け継がれており、「AUMENTO 909」の文字がある。 「AUMENTO」は「増大・上昇」という意味のイタリア語であり、今回は型番ではなく機体名に掛かっている。 ネタバレ注意 ミケール大佐逮捕作戦ではキラが精神汚染の影響を受けてしまった事で単独行動を開始、ユーラシア連邦に侵入してしまった事で周囲を全て敵に回してしまい総攻撃を受ける。 キラと言えども精神的な動揺著しい状況とブラックナイツの能力の前では苦戦し、次々に武装を失った所にシヴァのニードル弾を浴びた事でVPS装甲がダウン、キラも負傷してしまう。 最後は裏切ったアグネスのギャンによって破壊され、キラの脱出後はそのまま放棄され核の炎に飲み込まれ消滅した。それ以降は話題にすら上がらない。 終わってみると「作品の表向きの顔」「リ・ガズィや粒子貯蔵タンク型ダブルオーライザーの枠」という立ち位置であるが、よく動く前半の戦闘シーンで一際輝く活躍っぷりを見せつけ、苦戦する場面でも何だかんだ持ちこたえていた(後述するもう1機のフリーダムも、途中までは大苦戦を強いられている)。 そんな訳で機体自体の人気は高く、公開と同時に発売された本機のガンプラは映画を見た(=ライジングフリーダムの末路を見た)後の観客が悉く買っていくという構図が各地で見られた。 また、スーパードラグーンがない、重量がストライクフリーダムよりもかなり重い、核動力ではないかもしれないといった理由からストライクフリーダムを何らかの理由で使えないが故のデチューン機ではないかという指摘も当初はあったが、 スーパードラグーンはコンパスの主要な紛争介入区域である重力下では使えないし宇宙でも決め手とはならなかった。何ならシールドであるフラッシュエッジG-3がドラグーン替わりと言わんばかりの大活躍をしている。 重量が重い(87.90t)のは誤植であり、正確な重量である67.90tはストフリは勿論初代フリーダムよりも軽い。 動力については不明ながら、新型動力の存在が仄めかされている。仮にバッテリーとしてもその性能は非常に高く、追い詰められるまでエネルギー切れを起こしていない ストライクフリーダムはブラックナイツから「旧式」呼ばわりされておりその真意に気づくまでは舐めプまでされたが、こちらについては機体そのものについての貶しはなく最初から全力で襲われている。 小説版においては兄弟機のイモータルジャスティスが火力(出力を指している可能性も?)についてはあのデスティニーガンダム以上であるとされている。つまり俗に言うサードステージを超えるポテンシャルが当機にも備わっていると考えるのが自然。 同じく小説版およびとある機体のHG解説ではでは、後述するとある装備について元々ライジングフリーダムに搭載する想定で調整していたとされている(劇中の描写でも示唆はされている)。 など、単なるデチューン機ではなく純粋に最新鋭機体だったが相手と状況が悪すぎただけという見方が有力視されている。 フリーダム時代には苦戦を強いられていたデストロイガンダムを、単騎で瞬殺してしまう辺りからもそれがうかがえるもの。 STTS-808 イモータルジャスティス 「不滅のジャスティス」の名を持つコンパスの最新鋭機。ライジングフリーダムとはフレームを共通する兄弟機であり、同様の変形機構と独立機動するシールドを持つ。やっぱりビームライフルが剥き出しのまま大気圏突入する。 その名の通り全体的にジャスティス系に近いシルエットを持つが、色合いはピンク寄りの従来機に対しセイバーに近い朱色寄りとなっている。 ビームブーメランに脚部ビームサーベルに大推力のバックパックと、こちらもジャスティスの系譜である事が見て取れる。ただし以前までのジャスティスとは異なりバックパックの分離は不可。 本編では滅多に使用されなかったビームブーメランを手に持ったままビームサーベルとして使用する場面もある。 脚部ビームブレイドも搭載されているが、特異さ故に扱い慣れていないようで、蹴りが少々ぎこちないという細かい描写が見られる。 ジャスティスという事でパイロットもアスランであると誰もが思っていたが、実際にはシンの乗機というまさかのチョイスであった。 これはキラの推薦によるものらしいが、それを認められないアグネスは自分に譲るように持ち掛けている。 こちらも額には「IMMORTALE 808」と刻印されている。やはり意味はイタリア語で「不滅の」である。 ネタバレ注意 ファウンデーションの陰謀が発動すると同時にこちらもダニエルとその僚機の集中攻撃を浴びてしまう。 シンも奮戦するが、アークエンジェル轟沈に気を取られた隙を突かれ胴体を両断され機能停止。 墜落する寸前にシンはコクピットから脱出するも追撃して来たルドラに握り潰されかけたが、 駆け付けたヒルダのギャンがミサイルでジャスティス諸共ルドラを吹き飛ばした事でその場で爆散した。 ブラックナイツには手も足も出ず、最後は味方に落とされるという結末を迎えた事になるが、ジャスティスが最後に爆発四散し目眩まししたからこそシンとヒルダは逃げ延び、後の反撃に繋がっている。 後にデスティニーに乗り換えたシンは「この間はジャスティスだから負けたんだ!」と言い放っており、小説版では「あのアスランが乗った機体の後継機」に乗るのは複雑な心境だったとされている。昨年ジャスティスに撃墜されたばかりなんだから無理もない。 キラとしてはシンの実力を信頼して任せているのだが、多分キラが天然ボケ気質なのでシンの男の子的な感性にはあと一歩届かなかったのだろう。 なおシンとしてはジャスティスに乗る事自体は(少なくとも乗っている間は)愚痴ってはいない。成長を感じさせる。 ただ、実の所ビーム兵器に強い耐性を持ち耐弾性も低くないブラックナイツに対して、ビームサーベルか急所狙いのブーメランしか有効な武器が無いイモータルジャスティスは非常に相性が悪く、あながち気合の問題や負け惜しみとも言い切れない。 格闘戦に持ち込めさえすれば多数のビームサーベルを持つジャスティスは決して分が悪いとも言い切れないが、隔絶した加速力や絶大な威力のビーム砲、決め手となった幻惑能力を持つデスティニーの方が多数のルドラを一度に相手取るには有利だったのは間違いない。 そしてキラにしてもそうだがブラックナイツは少なくとも最初は味方であり、突然の裏切り行為に誰しもが困惑しているという状況の問題もあるだろう。 余談だがライジングフリーダム同様、巡行形態での戦闘は全く行っていない。 あくまで長距離移動専用形態という扱いであるのだろう。 ZGMF-2025/F ゲルググメナース 遂に登場したコズミック・イラ世界のゲルググ。 ザクの後継機に位置付けられる、コンパス向け(*39)に開発したザフトの最新鋭機。「メナース」とは「脅威」「威嚇」「危険なもの」といった意味。組織の活動内容に対して名前が物騒過ぎる。 なお、劇場公開時点ではまだ明かされていないが、設定担当の森田氏によるとゲルググとギャンもザク等と同様に正式名称はアクロニムだそうである。 やはりゲルググをオマージュした形状であるが、ジン系特有の大型ウイングやトサカ状センサーが復活しており、ザク系と比べて「ザフト系MSらしさ」がより強く出ている。 コックピットはザク系と共通。ジン→ザク→ゲルググというザフトのMSの進化が分かりやすい。 武装としてビームライフルとビームナギナタ、折り畳み機構を持つビームシールド、バックパックにはバビかアッシュと同系列と思われるミサイルランチャーを備える。 バックパックはウィザードシステムと同規格の「ボレロ」を採用し、部品や製造工程の共通化によって低コストを実現した。 ジャスティス系列に似た空力重視のウィングと多数のエンジンを用いた地上用の「ボレロA」、 ジン系列に回帰したようなスラスターを持つ宇宙用の「ボレロS」の2種類が存在し、活動場所に応じてそれぞれ選択して装備する。 ルナマリアとマーズ、ヘルベルトが搭乗しており、一般機は青系、ルナマリア機はザクウォーリア時代と同様の赤系のカラーリングが施されている。 またルナマリア機のみ左側のランチャーに代わってリニアガンが装備されている。 後半の戦いではレールガン(ハンドレールガンとも表現できる手持ち式のレールガン)を装備しておりガンプラでも再現されている……のだが、このレールガンは劇中後半でコンパス陣営が装備する全てのMSが装備しておりながら、 当該ガンプラには一切付属しておらず、劇中再現するには(HGとしてはやや高額な部類に入る)ゲルググを大人買いするか、バンダイ公式の部品通販や中古ホビーを扱うショップでのパーツのばら売り等に頼る必要がある。 全体的な品薄が続く2024年現在のガンプラ界隈においては中々に厳しい。 しかもプラモ開発サイドがこの事実を知らされていなかったからなのかレールガンはやたらデカく、HGフリーダムなどに持たせるのはかなりキツイ(1/100ならちょうどいいという報告もある)。 ZGMF-2027/A ギャンシュトローム ゲルググが居るならギャンも居る。原典では実現しなかった、ゲルググとギャンが共に制式採用機として並び立つ姿が現実となったのは感慨深いかもしれない。 同じくコンパス向けの最新鋭機で、こちらはグフの後継機に当たる。「シュトローム」とは「(気体や液体の)流れ・奔流」といった意味。 こちらもバックパックを活動場所によって変更する仕様となっており、バックパック自体はゲルググと共通である。 ギャンのオマージュ……というにはかなりシルエットが変わっており、ぱっと見の印象では武装構成と、頭部と爪先が尖っている程度にしかギャンの名残りは無い。 かなり細身なギャンに対してこちらはマッシブなスタイルであり、どちらかと言えばギャン・クリーガーに近いかもしれない。 武装はビームライフルに、ギャンだけあってかなり大振りなビームサーベルにビームアックス、グフ系だけあってヒートロッド、そしてギャンと同形状のシールドに外周にビーム刃を展開しながら丸鋸の様に高速回転する機構を備えた、さながらビームバズソーとも言うべき非常に攻撃的な兵装を持つ。(*40) また胸部には仕込みビームバルカンが備わっており、格闘戦に振り切ったグフイグナイテッドや元祖ギャンと比べて射撃戦も十分考慮された設計である。 武装構成にはグフ以前のスラッシュウィザードの影響も窺える。 アグネスとヒルダが搭乗しており、アグネス機はイザーク専用グフに似た白系のパーソナルカラー、ヒルダ機は青系の量産機カラーとなっている。 またアグネス機の頭部は彼女のメイクに似た赤色の差し色が入っている。実際に設定上は元イザーク機で、彼女が譲り受けた際に色を足したらしい。 序盤の戦闘ではイモータルジャスティスやゲルググメナースよりも目立っているが、それ自体が伏線だったりする。 STTS/F-400 ムラサメ改 オーブ軍の可変MSの改修型。 一部の装甲が角ばった形状に変更されており、変形状態も前進翼だった以前とは異なり後退翼となった。 ムウを始めとしたアークエンジェル艦載機はムラサメ改が中心である。 半壊状態でも変形飛行が出来る程に可変機としては意外に堅牢。 設定画では肩アーマーがかなり小さいが、本編用CGやガンプラではむしろムラサメから少し大きくなっているように見える。 LHM-BB03S スーパーミネルバ級MS惑星強襲揚陸艦ミレニアム ザフトがコンパスに提供した新造艦。ナンバリングは「SCC-1 02」。 その名の通り、全体的なシルエットや武装、艦橋を装甲区画に収納できる構造などにはミネルバの名残が見て取れるが、背負い式配置の主砲や艦首下部がバルバス・バウを延長し、尖らせたような張り出した形状などは前ド級戦艦をSF的にアレンジしたようにも見える。またシルエットとしては宇宙世紀世界のムサイ級軽巡洋艦にも近い。 MSカタパルトはコズミック・イラ世界では初となる露天式で、MS発進時はカタパルトレールの両側面に肋骨の様にパーツが展開されリニアフィールドを形成する。 武装については基本的にミネルバのものを踏襲しているが、火薬式だった副砲はリニア砲となり、艦首に装備されている陽電子砲タンホイザーは構造が大きく変化し四方向に同時に射撃できるようになっている。 また、足自慢と謳われたミネルバの後継に相応しく運動性も非常に高く、もはや巨大な戦闘機かMAといって差し支えないほど。 普段は宇宙に配備されているが(*41)、ポジトロニック・インターフェアランス(*42)による単独での大気圏離脱能力を備え、ミネルバにはなかった潜水性能も搭載と、アークエンジェルと同等の多用途性を獲得している。 総じて「超ミネルバ級」の名に恥じない高性能艦であり、コンパスの任務の特殊性と相まって重要な戦力となっている。 因みに、メカニックの中には元ミネルバクルーであるヴィーノやマッドの姿もある(*43)。 ネタバレ注意 ミケール大佐捕獲作戦ではファウンデーション首都にて待機していたが、核ミサイル発射に際してルナマリア機に狙撃用装備を取り付けて迎撃に当たらせるも、 二発目の核ミサイルまでは防げずルナマリアのゲルググと共に水中に避難、難を逃れた後はオーブに入港するもコンパス自体の活動が凍結させられた事で行動不能になってしまう。 しかし、行方不明になっていたマリューらの生存を信じ、生存していた場合に取るであろう行動を予見していたコノエとハインラインらによって出撃準備が整えられており、 実際にアークエンジェル組と合流した後はマリューを艦長に、ノイマンを操舵手に迎え、オーブ軍の形ばかりの警告射撃に見送られながら出港、 更にはオーブを狙ったレクイエムの照準を自らに向けさせる事でオーブの被害を回避しつつ、自身もコブラ機動めいた動きでレクイエムを回避、そのまま宇宙に上がった。 なおこの時一部のクルーが艦を降りており、残ったのはコノエ達一部の志願者とアークエンジェルの乗組員となった。 宇宙に上がった後はキラ達の母艦として後方に控えるかと思いきや、護衛としてシン達を引き連れつつガンガン前方に出てファウンデーション艦隊をほぼ単独で引き受け、船体からは大型ガンバレルを展開して二次創作垂涎のオールレンジ攻撃を披露し、 グルヴェイグの12連陽電子砲はこんなこともあろうかとハインラインが用意した新作「耐熱耐衝撃結晶装甲」(*44)で、ミサイル攻撃はドリフト機動で凌ぎ切り、 終いにはマリューの「ぶつけてでも墜とす!!」の宣言通り、艦首ヒートラム『轟天』による体当たりと至近距離からの一斉砲撃でグルヴェイグを撃沈する大活躍を果たし、 歴代ガンダムシリーズ最強戦艦候補に文句なく入り込む戦果を残したのだった。 この獅子奮迅の大活躍から誰が言ったか、一部で付いた渾名は「ノイマン専用大型MA」、「ガンダム界の宇宙戦艦ヤマト」(*45)。 無論、Gジェネやスパロボに参戦したらば最強戦艦として活躍するのは間違いない。 なおミネルバ級の後継ではあるが、量産化が凍結されているインパルスの運用は前提としていない事がうかがえるシーンがある。 アークエンジェル 地球連合軍時代からマリュー達の母艦として二度の大戦を戦い抜いて来た歴戦の艦。ナンバリングは「SCC-1 01」。 CGが作り直されディティールが細かくなっている以外、外観面にこれといった変化は無い。 初報PVにて、闇に落ちたキラに大破させられるかのような描写があったが……。 ネタバレ注意 ミケール大佐確保作戦に参加すべくファウンデーション入りするが、作戦の最中にブラックナイツのジャミング工作と敵対行為に遭遇、撤退のため信号弾を発射しキラを始めとしたパイロットとMSの回収に向かう。 しかしその矢先にブラックナイツが不自然な位置に居る事と核ミサイルの発射を目撃してしまう。ブラックナイツが見られた事に気付くと口封じの為に襲撃され、マーズ、ヘルベルトが迎撃に挑むも敵わず敗北。船体各部にも重度の損傷を受け全ての武装が使用不能となり、弾薬庫に迫る火災から誘爆防止のためエンジンをも切り離して不時着するがブラックナイツはなおも追撃。 ブリッジクルーが先行して脱出し、マリューも緊急脱出したものの艦橋はビームライフルの直撃を受け舞い降りない剣、さらに船体全体に大量のミサイル爆撃を受け大被。 クルーはメイリンに拾われ(よく見るとミサイル爆撃される直前に脱出ポッドのようなものが射出されている描写がある。)、負傷し身動きが取れなくなっていたマリューも撃墜を装っていたムウに救出されるが、 最終的に大破状態で擱座した船体は三発目の核ミサイルによって完全に崩壊、「不沈艦」と謳われ二度の大戦を生き抜いたアークエンジェルも遂に沈んだのだった。 なお、あまりにもアークエンジェルに不利な条件が揃っていたため、「これぐらい徹底して追い詰めないと沈みそうになかった」とこの状況下でギムリー・グライダーを決めたノイマン共々ネタにされる事に。 乗り換えた先のミレニアムが前述の通りの大立ち回りだったせいで「ノイマンの操舵に追いつけなくなった(から沈められた)」とか「ノイマンの乗り換えイベント」とまで言われる始末。 しかし、アークエンジェルが守り抜いたクルー達は脱出に成功し密かにオーブへと渡り、その意思と魂はミレニアムに引き継がれて行く。 二度に渡って地球の危機を救ったアークエンジェルは、その身が尽きる最後の瞬間さえ、世界の希望を次代に託したのである。 小説版においては本艦の存在自体もキラを無意識のうちに縛る枷となっていたことが示唆されている。 地球連合軍/ブルーコスモス残党 前の大戦で主要な出資者であるロゴスを失った上に主要軍事拠点を落とされたこと、本作でキラ達が対峙する「地球連合軍」は軍とは名ばかりのテロリスト集団であることからか、 コンパス、ザフト、オーブと違い唯一新型MSや新兵器が全く出てこない。 連合主要国のユーラシア連邦がコンパスに非協力的な姿勢を出しているのも大きい。 GFAS-X1 デストロイガンダム 第2次大戦後半に地球連合軍が投入した巨大MS。 操縦には専用の調整を施した生体CPUが必要になるという劣悪な運用性をしているが、ブルーコスモス系テロ組織と化した地球軍部隊が未だ装備しており、オルドリン市への侵攻ではその火力と防御力で市民と現地ザフト部隊を圧倒した。 中盤には整備が追い付かなくなったか破損したものを応急修理したものか、バックパックと左腕を失い、胸部の3連スキュラも右胸の1門が使用不能な半壊状態のデストロイも現れている。 過去の戦闘の経験から対処法を知り尽くされており、一機目はシールドで頭部破壊と同時にフルバーストで正面砲口とバックパックの(装甲が比較的薄い)ホバーユニット噴射口を撃ち抜かれて瞬殺され、二機目は接近戦に弱い点を突かれ、シンとキラによる急接近からの刺突でアッサリと処理されている。 とは言えこれはライジングフリーダムとイモータルジャスティスの高性能さの表れでもあるようで、キラは最初の戦闘ではデストロイを単騎で相手取っており、 半壊したデストロイについては確認するとすぐさま付近のムラサメ隊に緊急退避を命じ、シンも即座に加勢するなど総合的に見れば非常に脅威度の高い存在として未だに認識していることがわかる。 GAT-01A1 ダガー GAT-04 ウィンダム 地球連合軍の主力MS。 105ダガーの方はウィンダムの登場で幾分旧式化しているが、標準搭載されたビーム兵器はジンなどの旧式相手には明確なアドバンテージがあり、テロ組織と化した地球軍部隊やユーラシア連邦等では未だ現役。 特徴的なあの甲高い歩行音も健在。一方でビームライフルの発射音はこれに変わった。 前作ではインパルスやデスティニーにボトボト落とされるだけのやられ役だったが、本作ではオルドリン市のザフトMSを次々に落とす、頭部機関砲でジンを蜂の巣にした上に市民に迫るなど、その脅威が描かれた。 特にウィンダムの頭部機関砲であるトーデスシュレッケンはストライクなどのイーゲルシュテルンの1/6の口径しかなく(*46)設定上は威力が下がっているにもかかわらず、ジンの装甲(*47)を貫いて蜂の巣にするというのは異常としか言えない威力であり、何らかの強化改修が入っていた可能性がある(*48)。 なお、前作ではかなりの数が登場していたダガーLは何故か一機も登場していない。 ブルドッグ リニアガンタンク お馴染み地球連合軍のミサイル車両と戦車。 ブルーコスモス軍でも引き続き使用されている。 相変わらず可能な限り命を取らない戦法を心がけるキラは、リニアガンタンクに対してはシールドのビームサーベルで砲身を切り裂くという形で無力化させていた。 アガメムノン級宇宙戦艦 ネルソン級宇宙戦艦 ドレイク級宇宙護衛艦 お馴染み地球連合軍の宇宙用戦闘艦艇。 劇中に登場するのはいずれも『DESTINY』で初登場した、MS運用能力付与などの近代化改修を行った後期型。 『DESTINY』の時から2年が経ったC.E.75年では更なる改修が施されており、アガメムノン級は対空火器を増設、ネルソン級は主砲や対空砲などをアークエンジェルと同じものに換装(*49)した上でレーダー・センサー類を最新型に換装、ドレイク級に至ってはイーゲルシュテルンを廃止してリニア砲らしき単装砲を搭載した上で対空砲やアンテナを増設、ミサイルランチャーや魚雷発射管の形状変更などと多くの相違点がある。 アガメムノン級は「ベオウルフ」という固有艦名を有する艦が登場。中盤におけるファウンデーションの蜂起に際して連合軍宇宙艦隊を指揮し、プラントクーデター軍艦隊などと交戦するが、レクイエムの砲撃で他艦共々撃沈されてしまった。 それでもなお終盤の最終決戦では残存戦力が多数が登場し、オーブ軍と協同してクーデター軍艦隊並びにファウンデーション艦隊と交戦していた。 因みに月面から発進した宇宙艦隊の基地はエンデュミオン基地。 第1次大戦序盤に自爆したはずの基地であるが、プトレマイオス、アルザッヘル、ダイダロスと立て続けに月面基地を失った事を受けて再建したのだろうか。 ネタバレ GLCM Mk72 巡航戦術核ミサイル 予告編の時点で話題と注目を集めていた遂に75年振りに地上で使われてしまった核ミサイル。何だかんだ言って映像化されているSEEDシリーズにおいて地球上で核が炸裂したのはこれが初。 宇宙用のMk5とは異なり地上用なので、安定翼も備わった巡航ミサイルらしい姿をしている。 他作品なら最終目標になれる筈の核兵器が前座にしかならないというC.E.の魔境振りが窺える兵器。 ファウンデーションの外道っぷりを強調する兵器だが、こんなやべーもんを少ない護衛で最前線に近いところに置いているユーラシア連邦も大概である。 前線指揮官の「誤射!? 誤射で済まされるか! 核だぞ! 一体どこの間抜けが!」という台詞があるように、使えばシャレにならない代物という意識はある模様。 恐らくは国家としての発展著しいファウンデーションに対して、本来の意味での抑止力として配備していたのだろう。 なお、発射パスワードは0214だったとされる事が多いが、実際の画面では特にそのようには見えない。 ザフト ZGMF-1017 ジン AMF-101 ディン TFA-2 ザウート 今や旧式化し更新が進められているザフトの制式採用MS。 プラントの特別経済区であるオルドリン市では警備に配置されている他、ジンは本国でも未だ運用されている。 目立った活躍は無いが、反攻に出たジンの一機がダガーを重斬刀で滅多切りにするという、本編では専ら一太刀で真っ二つにしていた中で珍しい運用法を見る事ができる。 ブルーコスモスへの怒りがよく表れた、ダイナミックながらも少し恐ろしさも感じる一幕である。 また20年近い歳月を経てハイクオリティのCGで映像化されることに感慨を抱くファンも多い……かもしれない。 ZGMF-1000 ザクウォーリア ZGMF-1001 ザクファントム ザフトの現行主力機とその上位機種であり、ジャガンナート率いるプラントクーデター軍の主力MS。 最終決戦ではファウンデーションに加勢した。 ナスカ級高速戦闘艦 ローラシア級MS搭載艦 お馴染みザフトの宇宙用戦闘艦艇。 ジャガンナート率いるプラントクーデター軍の主力艦隊として登場し、ファウンデーションに加勢してオーブ軍や連合軍、ジュール隊、ミレニアムなどと交戦した。 なお、艦隊のうち1隻のナスカ級ブルクハルトにはジャガンナートが座乗して指揮を行っている。 ローラシア級は売却されたと思しきものがファウンデーションでも運用されている。 ネタバレ 本作のサプライズ枠 TMF/A-802 バクゥ ZGMF-515 シグー プラント評議会のクーデター軍を鎮圧したレジスタンス部隊のMS。いずれも3Dモデルではなく作画で描かれている。 指揮したのはもちろん砂漠の虎である。 コロニー内でバクゥがたむろする様子はなかなかシュールである。 ちなみに当初はグフイグナイテッドも登場する予定だったそうだが、残念ながら見送られた。 オーブ MBF-M1 M1アストレイ オーブの量産型MS。こちらも作画のみ。 本作ではオーブが戦場にはならなかったため、直接の戦闘シーンはなかったが、市民の避難誘導や迎撃に備えて多数の機体が出撃している。 なお、避難誘導に当たっていた一部の機体は自動車を運搬したり子供を掌に乗せて飛行しているシーンも。 そして…… ※ネタバレ注意 本作のサプライズ枠たち ZGMF-MM07 ズゴック ゲルググとギャンが登場したならこれも登場するだろうと思ったファンの予想通りになったのはまさかまさかのC.E.版ズゴック。しかもパイロットはアスラン。 型番は明らかに元祖ズゴックの「MSM-07」を意識している。 型番が示す通りザフト系と思われるが、名称は「ズゴック」で、ザクなどとは違い後ろには何も付けられていない。 そして「ZGMF」とある通り全領域対応型なので宇宙でも活動可能。 先行するザクやグフはC.E.らしいアレンジが為されているが、こちらのデザインは頭部に一本のツノが飛び出ている以外はほぼ元のまんまである。というか見た目が思いっきりシャア専用。 前腕側面にシールドが取り付けられている事もあり、見た目の印象はどちらかと言えばラムズゴックに近いかもしれない。 他にはミラージュコロイドまで装備しており、非常に高い隠密性を持っている。 第2次大戦以降の(推定)ザフトMSというだけあってバックパックの換装機構も持ち、キャバリアーや大推力のウイングパーツといった追加装備も装備可能。 あの世界にハロを爆誕させたのはアスランなので、このズゴックの外装もアスランが自作した可能性がある。 武装はヒートクロー、ミサイル、そしてメガ粒子砲。 C.E.世界にも粒子ビーム兵器は存在する(特にC.E.のビームライフルは多くが荷電粒子砲とされる)ので、「メガ粒子の砲」ではなくメガキャノンのような「メガな粒子砲」なのだろう。 映画の4週目特典であるスタンドにはキラとシンとアスランがそれぞれ乗機のイラストと共に描かれているのだが、アスランはズゴックと共に描かれている。しかもこいつだけ書き下ろしではなく設定画のまま。 ファンからはズゴック&アスランが「アタリ」だと言われたのは言うまでもない。 GAT-X303 イージスガンダム 嘗てザフトに強奪され、最初のアスランの機体となった第一期GAT-Xシリーズの一機。 『SEED』でのストライクガンダムとの激戦の末、道連れに自爆。その後は足や頭などの残骸が残るのみとなったが、今作では頭の残骸が登場。 四年以上も放置されていることが判明したイージスガンダムだが、カガリの意向であえてそのままにしてある模様。 当然戦闘シーンは無かったが、数年も放置されてる本機を見て懐かしさを感じるファンも多かった模様。 軌道間全方位戦略砲レクイエム 元々は地球連合軍の、後にザフトが接収した戦略巨大ビーム砲。 月の裏面のダイダロス基地に設置されており、複数の中継器によってビームの軌道を自在に曲げ、地球を含む射程内のどこでも砲撃する事ができる。 第2次大戦の後に動力炉の再利用が検討されていたらしいが、ファウンデーションが秘密裏に接収・修復し、デスティニープランを実行させるべく地球国家をこれで脅迫した。 差し当たり、ファウンデーションへの「核攻撃」に対する報復と称してユーラシア連邦首都モスクワを砲撃、無数の罪のない一般市民を一瞬で炭化させた。 その後はレクイエムを攻撃しようとした地球軍艦隊にも砲撃し艦隊を全滅させ、次は抵抗の意思を見せたオーブにも未遂含め3発を放った。 前作では実質2発しか放たれていないが、今作ではレクイエム祭りと言わんばかりに撃ちまくる。 中継ステーションは、前作までは巨大な廃棄コロニーを使用していたのに対して今回はリング状になっている。しかも発射直前以外はミラージュコロイドで姿を消すことができるようになっており、隠密性が大きく向上している。 その代わりに自航できなくなり、移動させる際は別の宇宙艦で曳航する必要が出た他、大幅に小型化した分強度も落ちている。 エターナル 第1次大戦中にザフトがジャスティス&フリーダムの専用運用艦として建造され、ラクスが座乗艦として運用した宇宙戦艦。 今作ではターミナルの所属となっており、プラントでのクーデターの際にイザークらがラメント議長らを保護しプラントを脱出する際に使用された。 そのため、ラクスは今回は乗艦していない。 劇中の表示と公式サイトの説明に齟齬が生じており、劇中ではターミナル所属とあったが公式サイトでは「ザフトに復帰」とある。 アスランらのように「大戦後にザフトに復帰し、現在はエターナルに出向中」なら矛盾は無い事になるが公式からの説明は特に無い。 ZGMF/A-42S2 デスティニーSpecII まさかの復活参戦。 全体的にカラーリングの彩度が落ちており、水色だった部分も白っぽい色味になっている。 この事から「レジェンドの色合いになった」との声もあるが、実際にはレジェンドのカラーリングは更に濃いグレーと紺に近い青であるため、実際には近付いてはいるもののレジェンドの色になったと言えるような色味ではない。 また、スタッフの射尾卓弥氏によると色が変わったように見えるのは印象でしかなく、そもそも色は変わっていない(最初からグレーがかった白基調の機体)とのこと。 実の所公式サイトの画像を見比べた範囲では色味は間違いなく変わっているのだが、「色味」とはその場の明るさや光の色によって感じ方が変わるものなのと、20年近い空白による描き方の違いを加味すれば「設定上は同一色」もあり得ない事ではない。 巷で言われるような「血涙」が無くなったというのも『SEED DESTINY』時代と同様に設定画だとそう見えるというだけである。 ただしアンテナは間違いなく黄色からグレーに変化している。 後述のインパルスSpecIIやストライクフリーダム弐式と同様、オーブの地下ドックにて新技術のテストベッドとして密かに使用されていた機体。 動力炉の改良やコクピット・ソフトウェアは最新にアップデートされているものの、駆動系や武装など機体そのものはかつてからほぼ変わっておらず、 シモンズはアコードとの全面対決に使うには「旧式機のマイナーチェンジ機」に過ぎないデスティニーSpecIIでは心許ないのではと心配したが、シンは「デスティニーさえあれば百人力」と言わんばかりにかつての愛機を頼もしく見上げていた。 凄くわっるい笑顔を浮かべていたし、それを隣で見ていたアスランも笑っていた。シンのことはお前が一番理解してるよ。 この十数分後、多くの視聴者はシンの技量とデスティニーというMSに対する認識を大きく改める必要に迫られる事になる……。 ZGMF-56E2 インパルスSpecII 同じくインパルスの改修機。こちらは当初から情報が公開されていたが便宜上ここに記載。 こちらも同じくバッテリーを最新のものに換装した関係で色合いが変化。 フォース形態ではデスティニー同様水色部分が白っぽい色になっていた程度だが、ソードおよびブラスト装備時は機体全体が赤ないし緑に変化するようになった。 ブラストとソードは印象と呼ぶには明らかに色が変わっており、新型バッテリーの影響がうかがえる。 なお、今回は本体の合体・分離の概念は描かれておらず、最初から(発進時から)1機のMSとして登場している。 相変わらず手持ちレールガンは後腰部にマウントしているがブラストシルエット分離時のみ明らかに位置が下にズレている 当初はデスティニーの情報は秘匿されていた事もあって誰が乗るのか議論になっていたが、実際にはルナマリアが決戦に際してゲルググに代わって搭乗した。 コンパスのマーキングがないのも、元々コンパスで運用していない機体だったためというオチであった。 余談だが当初はデスティニーシルエットの投入、つまりデスティニーインパルスとして登場する予定もあったらしい。 だがデスティニーと戦闘方法が丸かぶりしてしまうので、見栄えのことを考えてこちらはシルエットを目まぐるしく換装するという戦い方を見せる方向になったのだそうな。 ZGMF/A-262B ストライクフリーダム弐式 MDE262S プラウドディフェンダー ZGMF/A-262PD-P マイティーストライクフリーダム 同じくストライクフリーダムの改修機。およびその支援ユニットと派生機。 先の強奪事件の後に修復・改修されていた。 腕部と肩部の形状が変更されている他、クスィフィアス3の基部がフリーダムに近いものに差し戻され、ビームサーベルラックも基部の上部に変更されている。 詳細はストライクフリーダムガンダムの項目を参照。 なお、公式サイトでは腹部のビーム砲を「アグニ」と紹介されている(本来は「カリドゥス」)。 本機に限らず、公式サイトでは大出力ビーム砲が大体「アグニ砲」表記。日本語字幕版だとデストロイの胸部ビームもアグニ扱い これらは公開後しばらく理由の説明がされていなかったがマイティーストライクフリーダムのHGキットの武装一覧紹介により弐式への改修でビームライフル以外の武装が一新されていることが判明している。 デスティニー共々劇中においてはあくまで新装備や新機能の実証試験用に修復保管されていた機体なので旧型機である(もちろんその基礎ポテンシャルは決して下がったわけではない)と明言されている。 これは両澤氏の「新型機に乗り換えて勝つというのではなく、あえて旧型機でリベンジした方がいい」(意訳)という発案に福田監督が乗ったためとのこと。 この、旧型機で云々というのはデスティニーとフリーダムに限らず、本作後半の展開において様々な場面で見ることができる。 MBF-02 ストライクルージュ お馴染みカガリ専用機。 前作ではエターナルの危機を救うためにキラが借り受け、左腕と両足が損傷した状態(*50)でエターナルに収容された所で出番を終えていたが、どうやら地上に戻され修復された模様。 本作では警戒・管制ユニット「キャバリアーアイフリッド-2」を装備した状態で運用され、ファウンデーションとの交戦に備えて厳戒態勢を敷く中でカガリが搭乗、 軍の陣頭指揮を担った他、アスランとシュラの対決を支援するといった形で活躍した。 また飛行中は護衛機としてムラサメ改が3機随伴していたが、EDでアスランがカガリと合流するシーンではオオトリストライカーがルージュの後ろを飛行しているところが描かれており、事と次第によっては直接戦闘を行うつもりもあったと考えられる。 監督のツイートによるとキャバリアーは「オーブの行政府と軍司令室の機能を統合したエアフォース・ワンです。アカツキ以上の超極秘兵器。」とのこと。 このツイートが指し示す通り、キャバリアー内には数人が詰める管制室が作られており、劇中でも行政官としてサイが、AWACS要員としてミリアリアと、ミレニアムの管制はアビー達に任せ地上に残ったチャンドラが担当している。 また、ズゴックが背負っていた方にはメイリンが詰めている。 地球から月のモビルスーツをラグなくコントロール出来る管制・通信能力、そしてキャバリアーを中継地点にしてMSのリモート操作が可能……と、悪用しようと思えばテロすら簡単にできる凶悪兵器である。 ズゴックがオーブ内ですらミラコロを使用していたのも納得である。 なお、キャバリアーアイフリッドの元ネタはドラグナー1型のキャバリアー0で、許可をもらって出したらしい。 これを装備した形態を「アメイジングストライクルージュ」と称している。なのでキャバリアーアイフリッド装備形態のズゴックはアメイジングズゴックということになる(小説版にて言及あり)。 ORB-01 アカツキ お馴染みオーブの象徴たる黄金のMS。 オーブ艦隊ともにマスドライバーで密かに打ち上げられ、現地に先行していたムウが使用。 ミラージュコロイド搭載のコンテナで発射直前のレクイエムに接近し、偽装を解いて新装備のゼウスシルエットでレクイエムの偏向リングとリング曳航艦を破壊。 直後に自身に直撃したレクイエムのビームをヤタノカガミで反射して、逆にレクイエムの一部システムと砲の周辺にいた防衛艦隊に甚大な被害を与えるというある意味今回の裏MVPとも言える活躍を見せた。 誰が呼んだか、サプライズアカツキ理論。 なお、流石にレクイエム程のエネルギーを反射するのは無理があったのか、シールドで防ぎ切れなかった部分は赤熱化しており、計器類もアラートが鳴りまくっている。逆に言えばその程度で済んでいる。(*51) この活躍にはヤタノカガミだけで量産機20機分以上という莫大なコストですら安いと言わざるを得ない。もしこの活躍をオーブ国民が知ったら怒るどころか自分の血税が世界を救ったと万歳三唱するだろう。 ZGMF-1027M デュエルブリッツ ZGMF-103HD ライトニングバスター イザークとディアッカのかつての愛機を秘密裏に改修した上で、ラクスがレジスタンスの為に要塞ボアズの残骸の中に秘匿していたもの。完全にザフトでの運用が前提なためか型番はGAT-XからZGMFになっている。 以前の設定では、デュエルとバスターは地球軍に返還され博物館入りしたとの事だったが、この辺りは設定が変更された、或いは正式にザフトに讓渡されたと思われる。 核動力化やコクピットがザクのものに変更されている他、全身各部にも改修が施されているため、以前とは出で立ちが若干様変わりしている。 核動力化した事もあってミーティアが使用可能となっており、その圧倒的パワーによりクーデター軍の鎮圧に活躍した。 デュエルはその名の通り、ブリッツとよく似た兵装が追加されており、外観や武装もブリッツに近い鋭角的なものになった。 あくまでブリッツではなくデュエルの改修機であるが名前は「ブリッツデュエル」ではなく「デュエルブリッツ」。語呂の問題だろうか。 プラモデルでは外装はアサルトシュラウド同様パージ可能で脱ぐと完全に無印デュエルガンダムになるのだが劇中では最初から最後まで外装を付けたまま。まぁこれは「HGCEデュエルガンダム」を出したかったということなのだろう。 バスターは更なる重武装化が施されているがビーム系兵器の追加が主で、レールガンとエネルギー補給能力が特徴の「ライトニングストライカー」を意識した訳ではなさそうである。 「ライトニング=電光・稲妻」でブリッツ(稲妻)と合わせたネーミングだろうか。 イザークは改修されたとはいえ古い機体を未だに保管していた事に半ば呆れていたが、ディアッカは小説版でも言及していた(*52)通り未だにバスターを気に入っている事を明かしている。 ZGMF-X191M2 インフィニットジャスティス弐式 上述したズゴックの真の姿。 ズゴックの内部に格納される形で本当に隠者していた秘匿されていたが、シヴァのニードル弾からフリーダムを庇い、外装をパージしたことで中からその姿を現した。 デスティニーSpecIIなどと同様、∞ジャスティスの改修機。詳細は項目を参照。 因みに、ズゴックは元々は「いかにも∞ジャスティスにズゴックっぽい外装を取り付けた風」なデザインだったものを福田監督がリテイクさせた結果あのデザインになったという。 ズゴックの頭部からはみ出ている角は、デザインした大河原氏の最後の抵抗だったそうである。 【余談】 事前に公開されたPVや予告を見たファンの反応は長らく待ち続けた新作に対する期待、そしてそれ以上の不安であった。 以前からのネタ予想であった「アスランがまた裏切ってネオザフトを結成して反乱を起こすそしてネオザフトに疑問を感じ裏切ってキラと共に立ち向かう『逆襲のアスラン』」ならぬ『逆襲のキラ』の可能性が浮上してしまい、 この数年でキラが実際には深い闇を抱えたまま戦っていた事が視聴者間に周知されつつあった事もあって、キラがどうなってしまうのかは非常に心配されていた。 シンが懸念した通りまたしても吹き飛ばされる花、自分が何も守れていない事に落ち込み、遂には声を荒げながら赤色に変色した目で無数の敵をロックオンするキラ、それを必死に諫めるムウとマリュー、火を噴くアークエンジェルや撃墜されるムウ、悲痛な面持ちでキラを止めるよう訴えるラクス、そのような事態を裏付けるような「闇に落ちろ、キラ・ヤマト」との言葉、遂に地上で炸裂してしまった核、エンディングテーマの題名が「去り際のロマンティクス」……と、公開を楽しみにしつつも世界の敵となってしまった末に残酷な最期を迎えるキラを看取る事になる可能性を覚悟で観に行くつもりだった(*53)というファンも散見される。 実際にどうだったかは……実際に映画を見た方にはご存じの通りである。 公開時点では具体的な作中時系列の設定はまだ無いが、3月29日が誕生日のディアッカと5月18日が誕生日のキラの年齢(*54)から逆算するに、おそらくはC.E.75年4月上旬~5月中旬の出来事と推測できる。 劇中でも丁度桜の花が見頃になっている様子があるので4月上旬のようでもあるが気候の調整自由自在&日本の関東地方基準とは限らないプラントの中なので日付の根拠にしては弱いか。 なおヤマト隊を拾ったミレニアムからプラントまでの移動に(推定)3日、中盤のユーラシアからオーブへの移動に4日、オーブから最終決戦までに(推定)3日かかっているので冒頭から決着までの劇中経過時間はおよそ二週間弱といったところ。 約18年振りの新作という事で、本作には前作、前々作のセルフオマージュ的な要素が多数仕込まれている。 以下はその一例である。 ネタバレ注意 『舞い降りる剣』のフリーダム登場直前のシーンとほぼ同一の構図でアークエンジェルのブリッジに迫るブラックナイツ オーブから宇宙に向けて出港するミレニアムに対して「制止の為に攻撃はした」というポーズをするためのトダカ海将仕込みの百発百外しこの攻撃を行ったのが砲手が優秀なことに定評のある第二護衛艦隊 『SEED』終盤に核攻撃で崩壊して以来全く出番が無かった宇宙要塞ボアズの残骸のまさか過ぎる活用 ファウンデーションが根城とする宇宙要塞アルテミスとそこにミラージュコロイドで潜入するニコルの戦術 以前にメンデルでの戦いで用いられた、一定パターンにセットしたミサイルを予め発射しておき、知らずにそこに誘い込まれた敵艦に「置きミサイル」攻撃を見舞う戦術バジルール 「おっさん!」「おっさんじゃないッ!」 フリーダムのマルチロックオンと同じ構図で敵軍を殲滅するブラストインパルス 見覚えのある構図で咆哮するシン アロンダイトを正面に構えてVLを展開し、一呼吸置いて突撃するバンクをCGではなく敢えて手書き作画で再現。ブラックナイツを粉砕した後、HDリマスター版『SEED DESTINY』のキービジュアルと同一の構図で残心するデスティニー フリーダムシリーズ伝統の光を放ちながら突撃するマイティーストライクフリーダム また、一部の展開などに『スーパーロボット大戦シリーズ』などゲーム作品の要素を逆輸入したとも思える描写も見られている。 ネタバレ注意 運命を守る力から、歪んだ運命を断ち切る力として生まれ変わるデスティニー(『スーパーロボット大戦Z』『スーパーロボット大戦L』) デュランダル亡き後に主人公側が治安維持組織を結成(『スーパーロボット大戦K』) 密かにザフトに引き渡されていたデュエルとバスターを戦力として再利用(『スーパーロボット大戦L』) 「ちゃんとラクスに好きとか愛しているとか言っているのか」とシンに指摘されるキラと、それに対して「シンはルナマリアにそういう事言ってるの?」と聞かれてしまうシン。なお、ルナマリアからシンはそんな事言わない事を暴露され、キラはそれを受けて「それでうまくいってるなら問題ないよね」と言ってない事を認めた上で開き直った(『第2次スーパーロボット大戦Z再世篇』) デュランダル亡き後に外部からの要因でプラントの主戦派がまたしても暴走するが最終的に制圧される。(『第3次スーパーロボット大戦Z』) 読心能力を持つ敵と対峙するマークデスティニー。そして読心能力にSEEDで対抗するシン(『スーパーロボット大戦UX』)スフィンクス型「そんな寝惚けた読心がマークデスティニーに通用するか!読心はこうやるんだ!!(読心Lv4)」 また、そのシンと対峙した敵はメンバー間で精神をリンクしていた。そして、一人の脱落者も出さずに戦い抜いたあちらとは違い、一人欠けたために総崩れになった(『スーパーロボット大戦K』『スーパーロボット大戦UX』) 型落ち機とされるMSで暴れ回るシン。なお「型落ちしていようとパイロットがシン」である時点で危険と判断出来たかどうかで綺麗に敵対側の結末が変わっている(『スーパーロボット大戦UX』) 修復された上で使用されるレクイエム。ただし使用用途が真逆(『スーパーロボット大戦UX』) 極端な思想の元で施行されたデスティニー・プラン(『スーパーロボット大戦V』) また、デスティニーSpecIIが装備するゼウスシルエットの名前で『スーパーロボット大戦Z』を連想したファンも見られている(当作品での自軍部隊の名前が「ZEUTH」であるため)。 あと、さすがに偶然の一致と思いたいが、スパロボだと分身攻撃の本家本元のガンダムが本体と明らかに別の動きをしながら攻撃してくる分身を繰り出した事がある。 これらはあくまでファンの推察ではあるが、福田監督自体はスパロボについてちょいちょい言及しており(*55)、あながち的外れとも言い難いのが面白いところ。 公開後に福田監督が明かした話によると、中盤にラクスが作っていた大量の料理は実に一人3人前という大ボリュームである。 これは忙し過ぎてほっとかれ気味なラクスがキラに仕掛けたちょっとした意趣返しとの事(*56)。 尤も、嫌がらせ100%ではなく、宇宙船勤務で食の楽しみが無いキラの為に半ビュッフェスタイルで食事して貰えればというつもりでもあるらしい。 ネタバレ注意 結局キラが夜中に帰宅するまでにラクスは寝落ちしてしまったが、よく見るとテーブルにはコーヒーが置かれている。 あくまでキラと一緒に食べたくて手を付けずに待ち続け、いろいろ頑張ったものの結局力尽きてしまったことが窺える。 この時のメニューは全てキラの好物とのことでありその内訳は以下の通り。 きのこのオニオンスープ ゴマ風味の海鮮サラダ ヤマト家直伝だし巻き玉子 黒まめ ローストビーフわさびソース かぼちゃレンコンの煮物 ロールキャベツ 100%ビーフのグリルハンバーグきのこソース(右側) コロッケ(やまもり) えびフライ ポテトフライ ……到底2人で食べるボリュームではない。あと揚げ物が多い。 「ヤマト家直伝だし巻き玉子」と「ロールキャベツ」が含まれている(*57)、ちょこちょこキノコが入っている(*58)のも色々な想像を働かせてくれる。 尚、翌日のピクニックのお弁当は、この時の食べ切れなかった残りを流用したものだそうである。 しかも少し前のジャガンナートの高圧的な態度を夕飯に何を作るか考えてスルーしていた事も同時に判明、 これらの設定開示のお陰で嫌な事があるとキラに凄まじい量の揚げ物を食わせるラクス(*59)、そのお陰で胃もたれを起こしたりシンや周囲の人にお裾分けするキラ、喜んで食いまくるシンという新たなネタが生まれる事となった。 公開後はプロモーションの一環として、『水星の魔女』でもあった全国各地を巡る『日本全国SEEDFREEDOM行きます』が行われた。 やはり真面目にやっているだけなのに変な面白さが滲み出るアスラン、「視察」という名目のはずなのに完全に沖縄旅行を満喫しているイザーク&ディアッカ、クラーク像の前で同じポーズを取っているアウラと手元の資料にある「INVOKE-インヴォーク-」でアスランがしていたポーズを見比べるオルフェ、「それアリなの!?」と思わずにはいられない秋田編、スパロボUXプレイヤーをニヤリとさせる広島編、令和にディアミリを公式供給した長崎編など、 (おそらくは)本編とは別時空なのを良いことにかなりのやりたい放題空間となっている。 『SEED』の最初の特集を組んだ時、『SEED』映画化決定を報じた時、そして『SEED FREEDOM』公開直後の24年3月号、 月刊ニュータイプのそれぞれの表紙は全て同じ構図になっている。心憎い演出である。 本作のプロモーションとして、無印及びDESTINYの内容をそれぞれ30分程度にまとめた「スペシャルダイジェスト」動画が配信されている。ナレーターはSEEDシリーズの功労者である西川貴教氏である。 SEEDシリーズの要点はしっかりまとめられているものの、前例に違わずネタ要素も満載。 特に自分の演じたキャラが散っていく様子をノリノリで実況したり、キラとフレイの情事でしどろもどろになったりする兄貴は必見である。 さらに、アニメ本編だけでは分かり辛い世界観設定の補足動画も上げられているが、こちらは「信じるか信じないかは『あなた"SEEDaい"です』」と銘打ち、 「やりすぎ都市伝説」でお馴染みの関暁夫がC.E.世界の怪しい噂を聞かせる体裁となっている。特にキラの過去を掘り下げた第3回に至っては、サムネをよくある解説動画のそれに似せてくる徹底ぶりである。 お祝いミニムービーといいSEEDFREEDOM行きますといい、公式がフリーダムすぎる。 ちなみに第1回の動画は2023年末にYouTubeのガンダムチャンネルで生配信された「ガンチャンNEW YEAR'S EVE 2023」内で先行配信され、加えて一緒に配信された「ガンダムシリーズ ゆく年くる年2023」では「水星の魔女」のスレッタ・マーキュリーとミオリネ・レンブランがキラと共演を果たしている。 さらにさらに、映画公開後には冒頭6分(丁度『FREEDOM』が使われている部分)のYoutubeでの無料公開も行われた。 本作における様々な設定の開示、特にTVシリーズと比べてチートがかった強さのメカ描写(特に終盤に出てくるあの機体)もあり、「どこかであのジャンク屋が関わっているのでは?」と考察するファンも見られており、結果として「言われるほどやりたい放題でも無かったのかもしれない」と『ASTRAY』シリーズへの再評価意見も見られるようになっている。 もっとも、映像の演出という面では20年の歳月を経てガンダムシリーズでも着実にチートロボ化……もとい演出のインフレーションが進んでおり、特にそういう印象の強い後半部分は比較的近年になって製作されているため単純に時代の流れによるものとも考えられなくはない。 本作以前に『SEED DESTINY』後のコズミック・イラを描いた作品として『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY 天空の皇女』が存在するが、上述の本作の制作経緯もあってか舞台がC.E.何年か、すなわち本作の前・後どちらの時系列かは明言されていない。プラントに展示されているエヴィデンス01がレプリカであり、あちらで描写された研究機関への貸与の設定は生きていると思しきこと、アルテミスの扱いやロードアストレイの存在から『天空の皇女』の方が後と予想できるが、公式からは未発表。後だとすればフェアネスの度胸も大したものである。 上記の通り本作の制作を誰よりも心待ちにしていたであろう西川氏だが、スケジュールの都合か前2作とは異なり、残念ながら今作で声優として参加することは叶わなかった。その分スペシャルダイジェストではっちゃけてるので、みんなで見よう。 本作のテーマが「愛」な事は生前の両澤氏が残したプロットの時点で決まっていた事だが、本作の後半の脚本を担当した後藤氏が手掛けたノベル版『SEED』4巻(劇場版製作決定の3年前!)でフリーダムで帰還したキラとサイが本音をぶつけ合った場面にて、 人の価値など付けようがない。誰が死んでも誰かが悲しむし、それは美しいからでも頭がいいからでもなく、その人がその人だから。(要約)との一節がある。 これは本作の終盤でキラとラクスが語った話とほぼ同じであり、何等かの繋がりかセルフオマージュな可能性が考えられる。 追記・修正が必要だから愛するのではありません! 愛しているから追記・修正が必要なのです! 僕は自分の手で、追記・修正を選ぶ! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ コメントのログ化を提案します。 -- 名無しさん (2024-04-22 09 45 11) コメントをログ化しました。 -- (名無しさん) 2024-04-30 13 41 36 スパロボの影響に言及した箇所で一つだけ触れられてないのも寂しい シンとルナマリアが戦後平和維持組織に転職して戦ってるのはSC2要素というわけにはいかないかい -- (名無しさん) 2024-05-03 12 27 05 小説はそこそこよかったがルナがアグネスを迎えに来るシーンが省略されたのはいただけんかな・・・ -- (名無しさん) 2024-05-08 21 15 05 アコードもデスティニー主義の連中からしたら生体CPUと変わらんのだろうね -- (名無しさん) 2024-05-11 19 05 32 アウラとオルフェが乗ってたあの航宙戦艦の艦長席の椅子が二つあるやろ?つまりそういう事やで -- (名無しさん) 2024-05-12 21 41 28 2024/05/11 (土) 20 57 42と2024/05/12 (日) 21 39 30のコメントを荒らし報告ページに報告しました -- (名無しさん) 2024-05-12 21 57 33 報告後24時間以上経過したので報告したコメントを削除しました。 -- (名無しさん) 2024-05-14 18 15 40 ライジングフリーダムの項目を作りたいのですが、この項目から分割する形の方がいいのでしょうか。 -- (名無しさん) 2024-05-22 23 35 30 6/8よりNetflixとAmazonPrimeVideoにて配信開始するようです。 -- (名無しさん) 2024-05-24 12 37 24 それまで多かったアンチの何割か(それも多め)を黙らせた恐ろしい映画 -- (名無しさん) 2024-05-27 17 56 28 監督のインタビューじゃ、元々(両澤さん)のテーマは「資格と価値」で「愛」は後から付け足したって言ってたけど…… -- (名無しさん) 2024-05-29 23 44 57 wikiの本文、アンチに偏り過ぎているので修正しました。 -- (名無しさん) 2024-05-31 07 36 38 ↑アンチというか消したのネタとか豆知識とかそういう風に見えたけど… -- (名無しさん) 2024-05-31 10 33 30 特にアンチに偏り過ぎとは考えにくい箇所ばかりなため差し戻しました -- (名無しさん) 2024-05-31 20 18 44 キラが闇落ちして死ぬかもな…と覚悟して観に行ったの俺だけじゃなかったんだな。 -- (名無しさん) 2024-05-31 23 15 59 本作をもって色々荒れがちだったSEED周りが平和になったんだなって よかったよかった -- (名無しさん) 2024-06-05 11 40 51 細かいところは気になりつつも尺の都合でカットせざるを得なかったと解釈した上で、エンタメとして大正解の映画だった。(正直なところ予告の時点で分作とかバッドエンドを覚悟してた) -- (名無しさん) 2024-06-05 11 48 33 アルテミス内で打ちまくってたズゴックはカガリのリモート操縦だった模様(福田監督のXでの投稿) -- (名無しさん) 2024-06-09 19 26 50 配信されてじっくり確認できる様になって判明した事だけど、クライン夫妻とラクス、ヤマト夫妻とカガリとキラ、アウラとオルフェ、知らない人とイングリッドとシュラが、赤ん坊の頃にメンデルにいたのか。終わってみればメンデルの内輪揉めみたいな話って一面もあったけどメンデルとは無関係なのに全てを滅茶苦茶にできるアスランは何なんだろう… -- (名無しさん) 2024-06-10 08 48 31 ↑1 A.ガンダムSEEDシリーズで1番FREEDOMな人間だからさ!! -- (名無しさん) 2024-06-10 15 53 39 視聴者「アスランとかいうネタキャラw」 公式「そんな寝ぼけたアスランが通用するかァ!アスランは、こう遊ぶんだ!」 視聴者「知らないよォこんなアスラン!」 -- (名無しさん) 2024-06-10 17 35 08 結局最後まで影薄いまんまだった地球連合、アズラエル・サザーランド・ハルバートンとネームドが目立ってたSEED時代が一番の黄金期だなぁ、ブルコスとロゴスのパシり時代があるので今更有能な連合出身のキャラ出されても扱いに困るが -- (名無しさん) 2024-06-10 18 05 03 昔流れてた劇場版の噂に比べたらめちゃくちゃマシな内容だった。 昔流れてたのはキラとラクスが暗殺されて、それにオーブが関わっててアスランがオーブを離反、シンはオーブ製の新型フリーダムに搭乗してアスランと戦って撃墜って話やったし。 -- (名無しさん) 2024-06-11 19 21 22 キラがシンを殴ったのが故意か偶然か小説でもわからなかったけど、監督のX見たら流れ弾被弾って言ってるから偶然当たっちゃったって事でいいのかな -- (名無しさん) 2024-06-13 19 03 57 ↑2 偽情報の多さに定評のあるSEEDだし、それもどっかのアンチが適当に流布したやつなんやろなぁ… -- (名無しさん) 2024-06-13 19 19 24 正直逆襲のシャアのSEED版っていうか、主人公たちの死をもって終わるガンダム神話の終幕…みたいなものを見に行くつもりだったんで、実際見たら笑いあり涙ありの最高のエンタメ映画!ハッピーエンド!な映画なのは不意突かれたけど無茶苦茶よかった…葬式に行ったと思ったらしっかり元気な姿を見られた感 -- (名無しさん) 2024-06-15 22 33 34 水星でも思ったけどガンダムシリーズの良い所って新作が出る度に過去作の評価がアップデートされることだよな -- (名無しさん) 2024-06-18 12 20 53 キラシンアスランが3人だけで映ってる初めてのカットが仲裁しようとしたシンがキラとアスランに巻き添えで殴られた場面って聞いたんだが本当なのかい? -- (名無しさん) 2024-06-18 12 22 33 ゆかりん王国艦隊の士官たちからしたら宇宙怪獣と戦わされてる気分だろうな…対コンパス戦 -- (名無しさん) 2024-06-21 10 39 00 名前 コメント すべてのコメントを見る